やっちゃんの珈琲たいむ

2022年10月

酔芙蓉の半酔い
夏場に最盛期を迎えた酔芙蓉。
今までは朝、真っ白な花が沢山咲いていたが、最近は大分少なくなった。いよいよ季節も終わりか。昼過ぎに花の付き具合を観察していたら、面白い色の変わり方をしている花を見つけた。午後になると少しづつ白い花びらがピンクに変わってくるのだが、殆どの花が平均的に色づく。ところが、この花はご覧のように1~2枚だけピンクに変わろうとしている。その変わり方が反時計回りに渦を巻いて、変わっていた。こんな種類の芙蓉があっても素敵だなと思いながら眺めていたが、夕方になったら他の花と同じように全体がピンク色になっていて特に変わり種ではなかった。
枝の位置、陽当たり、気温や水分の吸収の具合で色づくのだと思うが、夏場に人を楽しませてくれる酔芙蓉に感謝。

また始まった
敷石の下のトンネル
庭の植物が冬場に向かって態勢を整えだした。
と思った矢先、またまた庭の何カ所かにモグラ塚が登場。モグラが活発に動き出し、食事の場所探しに懸命だ。モグラの大好きなミミズや虫たちはどういう訳か地面の上に何かを置くとその下に隠れる習性があるらしい。それはモグラにとっては食事にありつける絶好の場所になる。だから、先ずは庭の敷石の下を丹念にトンネルを掘っていく。虫たちが沢山隠れているとその分トンネル工事が拡大していく。敷石を歩くとぐらつくくらいに石の下の土がなくなってしまうのだ。今のところ第一期工事らしく、敷石周辺だけにモグラ塚があるが段々寒くなっていくと範囲が広がっていく。
今年はモグラの嫌いなヒガンバナの咲いた位置をマークしておいた。本当にヒガンバナの球根がある周辺はトンネルが掘られないか観察する予定。

カリンが丸裸
カリンが2個カリンが2個葉の縁にギザギザがある
このところ急激に気温が下がった。いよいよ季節は秋から冬に足を踏み入れつつあるか?
庭のカリンの木の葉がすっかり落ちて、ひょろひょろとした木の枝の天辺に2つのカリンが丸裸状態になって見える。植えてから数年経つが実がなったのは初めて。「これがカリンか?」と眺めていたのだが、どうも僕がイメージしていたカリンと違う。もう少しパパイヤのように縦に長いと思っていたのだが、我が家の実は団子のように丸い。園芸店の表示は間違いなくカリンだった。
そこで改めて調べてみたら、カリンに似ている「マルメロ」というものがあるらしい。長野県では「マルメロ」もカリンと言われているそうだから全く違う訳でもなく、カリンの親戚というところだろうか。
その識別には花の色、葉の形が重要になる。カリンの花は紅色。しかし、我が家の花は白と紅色の混合だった。白と紅色の混合は明らかに「マルメロ」。更にカリンの葉は縁がギザギザしているという。ところが我が家の残り少ない葉を調べたら、周りが細かなギザギザになっている。花はマルメロ、葉はカリン?

シュトレン
早速いただいたこんな素敵なラベルで
その昔、ヨットのクルーがクリスマスの時期にシュトレンを持って来てくれたことがある。
田舎者の僕はそれまでシュトレンなる名前を知らなかった。クルーのお嬢さんがさる有名パンメーカーの企画を担当していて、お嬢さんの会社でテスト販売された商品をお父さんが持って来てくれたのだった。パン好きな僕はヨットの中で美味しくいただいた記憶がある。その時にシュトレンがドイツやオランダでは伝統的なクリスマスに食べる食品だということを知った。
最近は1年中売られているのだそうだが、クリスマスに売られるのはクリスマスシュトレンと言い、粉砂糖で覆われたドライフルーツとナッツがいっぱいの贅沢なお菓子であることは変わらない。そんなシュトレンにまたお目にかかった。
親友が最近シュトレン作りに凝っていて、一所懸命作った作品をプレゼントしてくれた。アルミ箔でラッピングし、更に素敵な帯までデザインされている。早速、食べ過ぎないよう薄切りにして味わった。懐かしい味に初めて食べた時のことを思いだした。


水ガマスのムニエル
水ガマスと黒むつ平ソウダガツヲ&へ鯛水ガマスを巻いて
コロナの状況が少し沈静化したように見えるが、神奈川県の発表を見ていると時々、感染者数が前週比を上回る時がある。しかし、かなり気楽に思えるようになった。そんな中で「あじの会」が開催された。今月は1回のみ。
最近は参加者がグループLINEで繋がっているから全員の参加表明もLINEで行えるようになった。そのため幹事さんも参加者数の把握がシンプルでなかなか良い。しかし、これとてスマホがないと通じないから高齢などと言っていられない。
今回のお魚は水カマス、黒ムツ、へ鯛そしてソウダガツヲ。教室に通っているからこのようなお魚を食べるが、通っていなかったらなかなか買うことはないだろう。
今回の目玉は水カマスを三枚に開き、それをロールにし、更に小麦粉をまぶしてムニエルにして食べた。下段、右端のロールがそれ。出来上がりはトップ写真の右端。一人2ずつだったけれど、お刺身など他のお皿の量が多く、食べきれなかった。大部分のお魚はさばいて、お土産に持ち帰り。

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