やっちゃんの珈琲たいむ

2022年08月

学習室で
生涯学習センターフロア案内5階から逸見町を見る市民プラザ
高校時代のクラスメイトからお誘いが来て歴史物語を拝聴してきた。
会場はJR横須賀駅の横にあるウエルシティー市民プラザの横須賀市生涯学習センターの一室。講師は郷土史を研究している弟君。テーマは『帝国ホテル・ライト館建設に参加した地元横須賀の土木建設請負業「長浜組」の子孫が語る建設秘話。』だった。
初代帝国ホテルの開業は明治23年(1890年)と大変歴史が古い。開業はしたものの順風満帆とは行かなかったようだ。フランク・ロイド・ライトが設計した作品は立て直しの切り札だった。そのフランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテル新館の工事にクラスメイトの先祖が携わっていた。今から1世紀以上前の話になる。
立て直しのために渋沢栄一、大倉喜八郎らの期待に応えて第7代目(日本人3人目)の支配人になったのが林愛作だった。林愛作は明治6年生まれ。10代で渡米。ウイスコンシン大学に学び、その後ニューヨーク山中商会に入社。その頃フランク・ロイドと知りあった。この林と結婚したのが長浜組(長浜佐一郎社長)の次女多嘉子。クラスメイトはこの長浜家の子孫にあたる。林は夫婦でアメリカに渡り、ロイドに新館の設計を依頼し、大正8年に建設が始まる。この時、林の奥様の実家が「長浜組」という土木建築請負業だったということもあり、新館建設に携わることになった。帝国ホテル新館建設に横須賀の会社が参画していたなどという話は聞いたことが無かったのでとても新鮮な感じがした。1世紀も前の物語を沢山の写真と資料で解説してくれた。現在、ロイドの設計した当時の帝国ホテルの建物の一部は国の登録有形文化財として愛知県の明治村に保存されている。

あっという間に草ぼうぼう
下草を刈る下草を刈るぶら下げるタイプの名札
夏場の雑草はちょっと手を抜けば、あっという間に30cm~40cmと伸びてしまう。雑草だと決めつけているのは僕だから、雑草だと言われている方から見ると心外かもしれない。例年だと薔薇が咲いている時期ではないのだが、今年は真夏の中で一所懸命咲いてくれた薔薇を少しでも奇麗に見せたいと、下草を刈りこんだ。ま~良く伸びること。伸ばしてしまうとボリュウムが大きくなるからやっぱり刈り込むのだったら少しでも小さいほうが作業量が少ない。
我が家の植物には時間の経過とともに何だったか種類や名前が分からなくなってしまうから名札を付けている。名札も色々つけてきたが、最近は100円ショップで買って来たプラスティックの名札がお気に入りだ。根元に差し込むタイプと枝にぶら下げるタイプがある。プラスティックの板に油性のペンで書くのだが、驚くなかれ5年経っても書いた字が消えないものもあるから素晴らしい。ペンが良いのか名札が良いのか分からないが両方とも良いとしておこう。最近気がついたのは足元に差し込むタイプはオーソドックスだと思っていたのだが、草刈りの時や風が吹くと飛んで行ってしまったりするからぶら下げるタイプを多用している。

アザミの葉の裏
夏の万両万両の葉の裏に万両の葉の裏に
8月11日のブログでセミの抜け殻が玄関の柱についていた話をアップした。
抜け殻の脚が柱の凹凸にしっかり食い込んでいて、簡単には取れないと高をくくっていたが、さすが風雨には弱かった。暫くシンボルマークのように付いていたが、台風通過の翌朝見たら、抜け殻がどこかに飛んでしまっていた。宅配便などで我が家を訪れる人たちの眼の保養になっていたのだが、残念。
どこか他にも抜け殻はあるだろうと思って周囲を探したら、いろいろな草花の葉の裏側で見つけた。こちらの方が脱皮する場所としては自然だろう。トップの写真はアザミの葉の裏側で脱皮した抜け殻。下段の写真左は万両の木。中、右はその万両の葉の裏側に2つあった抜け殻。こちらの方は相当長い間このままの状態をキープできそうだ。



夏の薔薇
夏の薔薇夏の薔薇
薔薇の咲く時期は1年で何回かあるが、指導してくださる先生のアドバイスで5月に集中して咲かせている。木を疲れさせない効果がある。それでも種類によってはタイミングが合わず、咲かない薔薇もある。今日アップした3種類の薔薇は5月に他の薔薇のようにうまく咲かなかった。花は咲くのだが、うまく開かずそのうちに枯れてしまったりした。特に病気になっている訳でもなかったので、やむなく、なすがままにしておいたら、今頃になって奇麗な花を咲かせた。
実はこの薔薇たちは我が家の1期生ではない。一番初めに植えた花々が同じようなカラーばかりだったので後から苗を買ってきて追加したものだ。もう植えてからかなり経つ。昨年までは同じ時期に咲いていた。種類による特性なのか気候の影響かは分からない。
花を楽しむ身としては多少咲く時期がずれてくれた方が、何度となく薔薇を楽しむことが出来るからこれはこれで良しとするか。

赤いオオデマリ
オオデマリがぽろぽろと咲くオオデマリ
もうとっくに花のシーズンが終わったのに、今頃、オオデマリに花がちらほら。
咲くタイミングを逸した花たちなのだろうか?気の毒な花たちだと思うと静かに見守るしかない。シーズン中のオオデマリは初めグリーンで段々と大きくなって白くなるのが醍醐味だった筈なのだが、今咲いている花はいきなり白い花が咲いたように思う。合計すると10個ぐらいが咲いている。
ところがその中の一つが何とピンク色なのだ。周りの葉まで猛暑続きなのにまるでしも焼けにでもなったかのようだ。
長年見続けているが、オオデマリのピンク色は初めてみた。どういう突然変異なのだろうか。既に剪定も終わっているから黙って成り行きを見るしかないか・・・。

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