2022年06月
今年は赤い実がなるか
梅雨時に南天の花が満開になった。我が家には南天が2カ所に植えてある。1カ所は入り口の
POSTの隣そしてもう1カ所はお隣との境目だ。南天は自然のままにしておくとかなりの背丈になる。お隣との境目にある南天が高く伸びてしまうと高い塀になり、見通しも悪くなってしまうため、今まで適当な高さに調整していた。ところが南天の上の方を剪定してしまうと花の芽をカットしてしまうから花が咲かず、必然的に南天の赤い実がならなくなる。
境目に植える樹木としてはちょっと選び方が違うのかもしれないのだが、既に長い歴史があるから植え替えるようなことはない。南天は梅雨時の花より赤い実が何といっても素敵だ。植物本来の良さが出せない育て方はちょっと問題だと思いなおして、今年は南天の赤い実がなるよう手をかけないようにしてみた。赤い実がなってくれると南天本来の姿を見ることが出来る。
花束みたいだ
このところの猛暑続きで外出はままならない。家の中にいるともっと大変。どう対応したらよいのか分からなくなってしまう。と思ったら関東他、昨日、梅雨があけたという。早々に梅雨があけたのは良いが今度は台風が早めに来るなんてことが無いように願いたい。
殆どの薔薇が散ってしまい、我が家の薔薇のシーズンも終わりかけている。そんな中、ご覧のようなピンクの薔薇が最終版を飾っている。実はこの薔薇は今年の春にお隣の左官屋さんの庭から移動してきた。左官屋さんのご主人が病に倒れ、現在も入院中のため、面倒をみることが出来なくなった奥様から頂戴したもの。他の薔薇は殆どが終わりかけているのにこの薔薇はご覧のように今が盛り。
それもまるで花束のように花が密集して咲いた。このような咲き方をする種類なのか、それとも今年だけ偶然にこのような咲き方になったのか分からない。それが判別するのは来年。気の長い話だ。
いただいた薔薇の花を病室に届ける提案もしたのだが、病院は相変わらずコロナ対策で面会も不可能で、花の持ち込みも禁止されているということなので写真だけ記録した。
*今日はたった1枚の写真なので大きく載せたかったが、どういう訳か大きくするとピントがあまくなってしまうため、小さなままでアップ。
猛暑に山百合
梅雨の最中異常な猛暑が続いている。暑くなると山百合が反応する。咲き出す前の蕾の準備段階を写真に収めようと外に出たら、外気温30℃。外に出ただけで熱中症になりそう。山百合が咲く斜面を見たら、全ての蕾がいきなり大きくなっていた。それどころではない。昨日見た時には咲くとは思わなかった一輪がしっかり咲いていた。
今年は自然に咲く山百合を楽しもうと、雑草も刈らずそのままにして育てた。いかにも山百合という感じに咲いたのだが、どの百合も色々な蔓が巻き付きついているのでちょっとした風ではびくともしない格好になっていた。自然は持ちつ持たれつで素晴らしい共同作業だと喜んだのも束の間・・・。
今回咲いた山百合一号を支えている蔓はヤブカラシ。ぶどう科の実によく見る蔓だ。名前をよ~く見て欲しい。このネーミングは藪を根こそぎ枯らせてしまうところから名付けられた。繁殖力が強く、地下茎でどんどん増える。花が咲いたらヤブカラシ撲滅作戦に切り替えなければ。
3種類のアジサイがまるで1株のように
我が家のアジサイもそろそろフィナーレを迎える。元気に咲いている花をよそにそろそろ来年のために剪定作業やらなければならない。そんな中でも、やっぱり気になるのが家の入口に植えた変わり種だと思っている1株。鉢で育っていた時には我が家にないような種類に見えたのだが、地面に植えてからあまり変わって見えなくなってしまった。どうも初めの記憶も曖昧になってきた。
入り口に植えた時には隣り合わせで3本が並んでいたのだが今年はまるで1株の木のようにまとまってしまい不思議な様相を呈している。(下段左端)ブルーのガクアジサイとピンクのアジサイそれに下田のアジサイ祭りで手に入れたマジカル ハイランディアがひと塊になっている。
マジカル ハイランディアは株の右寄りに咲いているちょっと小ぶりなピンクの花だ。この株には2種類のピンクの花が咲いている。トップの写真と下段右との写真を比較してご覧下さい。同じように見えるけれど沢山の微妙な違いがある。