2022年05月
とっておきの薔薇が
我が家の薔薇は偶然なのだがピンクとクリーム色のソフトカラーばかり。
園芸売り場を眺めたら我が家にない色の花が沢山ある。そこで少し違う傾向の色の花を育てようと思って新しい苗を買い込んだ。そして仲間入りしたのが「ブルグランド ’81」というえんじ色の薔薇。(上)まるでビロードのような柔らかな花が薔薇のコーナーのアクセントになり、喜んでいたのだが、昨年は天候のせいで咲く前に花が腐ってしまいお先真っ暗。今年は・・・と肥料と消毒で頑張ってきた。昨年よりは元気な花が咲いたのだが、3年前までには戻らず何故か頼りなさそう。それでも咲いてくれたので大いに感謝しているのだが、まだまだ本調子ではない。花の数も少ない。
もともと土はあまり良いところではないから以前何度か土をトラックで運んで継ぎ足したことがある。そろそろ時期がきたのかとも思うがまだまだやることがありそう。今年は諦めて来年のために面倒を見なければ・・・。
掌に注射!!
半年ぐらい前からいわゆるばね指になって、右手の薬指が自分の思う通りに動かなくなってしまった。何せ右手だから普段使っていないようにみえて薬指の活躍場面が沢山あることに気がついた。数年前にもなったことがあったが、暫くしてから元に戻った経験があり今回も放置しておいたら、いつまで経っても治ってくれない。決心して整形外科に出かけた。家の近くにあるヨットを趣味にしているお医者さん。とても人気がある病院だから患者さんでいつも混雑している。久しぶりにでかけたので初診の順番を待ったらラッキーなことに予想より短めに順番が回ってきた。
原因究明はなかなか出来なかったが、加齢と使いすぎ。考えてみれば最近書き物が多く、ウクレレの練習とのダブルパンチ。タンパク質の不足も指摘され何と掌に注射を打つことになった。
かなり痛いので細い針で打つと言われたのだが、打つ前に掌を保冷剤で10分位冷やして注射を打った。掌というだけで何だか痛そう。実際も言われる通り痛く、掌に針が突き抜けるような感覚だった。これでしばらく様子をみる。
見納め
毎日、庭の点検をしていると新しい発見もたまにある。育てている植物ではほぼ想定どおりのことが多いが、野草は違う。桔梗の側に見たことがない白い可憐な花を見つけた。風に揺れる花をやっとパチリ。今まで見たことが無かった。早速、周りに棒を立てて保護をした。
さて一体この植物は何か探したが図鑑では探せなかった。そこでネットで調べたらハタケニラだと判明した。可愛らしいので増えたら良いと思ったのも束の間。ハタケニラは明治の中期にアメリカから渡ってきた外来種。花の種からも増えるが地下茎に鱗茎を形成して繁殖は驚異的らしい。何と害草として扱われていた。畑をやっている人にとっては駆除するのに大変な苦労をしているとのこと。ウイルスもつきやすく繁殖力がすさまじいのでハタケニラが増えてしまうと他の植物がどんどん消えてしまうと分かった。そこまで言われてしまう植物を増やすのは危険。
そこで増えないうちに掘り返すことにして廃棄しようと思ったのだが、とりあえず鉢植えにしてみた。鉢に植えてあれば花から種がこぼれない限りコントロールが利きそう。暫く鉢植えで様子を見ることにした。こんなに嫌われる植物もある。
山百合の前に野アザミ
今年の山百合作戦で自然の大切さを実感している。いつもだと山百合を大事に育てるためにそれぞれに支え棒を立てていたのだが、自然さに欠け折角の山百合が園芸種のようになってしまう。その原因は雑草刈り作業。山百合の周りの雑草を刈ると山百合が丸裸で立つことになる。そのため、今年は百合の周りの雑草を刈らないようにした。雑草も伸び放題の無法地帯。だから雑草の中に山百合が16本生えている。今のところ大変順調だ。
その百合の間に今年はアザミが何本か大きくなった。いつもだったら雑草と一緒に刈られている運命。しかし、今年は生き生きと花を咲かせている。種類は何だか分からないが園芸種でもないから野アザミとしておこう。野アザミも近くによるとトゲトゲで近寄りがたいが、遠目で見る限りピンクの丸い花が可愛らしい。