やっちゃんの珈琲たいむ

2022年03月

ビカクシダ
玄関横のビカクシダビカクシダ
日航の国際線パイロット、政府専用機のパイロット、テストパイロットなど重要な仕事をされ、その後パイロットの育成に力を注いだ先輩が亡くなられた。奥様からの連絡で知り、自宅にお焼香に行ってきた。先輩の家は我が家から車で15分ぐらいの閑静な住宅地。夏になると、芝生の敷き詰められている大きな庭でガーデンパーティーが開かれ、何度となくお招きをいただいた。同級生のハワイアンバンドも毎回出演してまるでハワイにでもいるかのような錯覚を起こすほどだった。僕が初めてお会いしたのは葉山マリーナに係留されていた名艇「JACKY」だった。一緒に長崎の対馬にも航海した思い出がある。いつも冷静沈着で品格があり恰好良く憧れの人だった。
その先輩から庭で育てていたビカクシダをいただいたことがある。一般的には寒さに弱いと言われているのだが先輩の家では1年中外に置かれていて生き生きとしていた。僕もいただいたシダを外の木にぶら下げていたのだが、ある冬に寒そうに思って倉庫に取り入れたら環境が変わったせいか一遍に枯らせてしまった。久しぶりにおじゃました玄関まわりには昔と変わらず、驚くほどの大きなビカクシダが並んでいた。何をやっても丁寧にやられる器用な先輩。もっともっと見習いたい人だった。

椿のフィナーレ
椿のフィナーレ椿のフィナーレ椿のフィナーレ
椿のフィナーレ椿のフィナーレ椿の
家の周りに育っている椿の花は今がピーク。
もっと早い時期に咲くものだと思っていたので、今まで花の付き方が悪いとばかり思っていたのは僕の一人よがりだった。白、ピンク、赤などの花が椿の足元に落ちて、初めはとてもきれいに見えるのだが、時間が経つと茶色に変化する。茶色のじゅうたんになるとちょと寂しく地味なのだが、足元の茶色のじゅうたんはそのままにして地面に戻すのが一番幸せに思うのでいつも放置したままだ。椿は毒蛾が卵を産むことがある。我が家が発生原因を作る訳にもいかないから毎年、椿の葉の裏側をチェックしている。しかし、椿の葉は密集していて数が多いからチェックも大変だ。もし見つけたら、卵のうちにカットして処分する。奇麗に見るためのマナーだと思うと力が入る。

木瓜の棘
木瓜の棘移植した木瓜木瓜の花
3月21日に雨上がりの木瓜の花をご覧いただいた。可愛らしくまん丸でソフトなカラーがなんとも言えない。美しい物には棘あるという諺があるが、この木瓜もちょっとやりすぎではないかと思われるほどの棘がある。成長した棘はまるで凶器だ。何故あんなに怖そうな棘があるのか木瓜に聞いてみたいくらいだ。奥の庭には木瓜を植えた一角があるのだが、この場所は特に人が行き来しないコーナーだから棘があまり脅威に思わないが、入り口のポストの近くに以前、植えた木瓜がすっかり成長して、我が家で一番早めに花が咲く。ここは家に入ってくる時に人が通る道の脇だから棘が剝き出しになっていると人様を傷つける恐れがある。かといって折角植えた木瓜を切ってしまうのも惜しいので、定期的に木瓜の爪切りをやっている。その結果、入り口の木瓜は棘がなくなった。人工的な品種改良のようだ。棘がなければ優しいやさしい花なのだが。

ホームドアー
ホームドアー
横浜に出かける用事があり、1時間に1本のバスで京急の汐入(しおいり)駅にでた。久々の外出だからこのところ1回ごと大変新鮮に思える。ホームに上がったら、ホームドアーの設置工事中だった。乗降客の多い駅では既に設置されているところが多いが、京急はまだその途上。
汐入駅は一番早い快速特急は通過駅になっている。たまたまホームで電車を待っていたら、快速特急が物凄い勢いで通過していった。
ホームドアーがあるのだが、まだ機能していないからドアーが閉まっていない。ドアーが格納されている戸袋のようなものだけが設置されているのだ。今まではホームの端がすべてオープンになっていたのだから、戸袋がついただけでもオープンスペースが少ないはずなのだが、ホームドアーが開いたままになっている所を電車が通過する光景はホームドアーがなかった時より怖く感じた。ドアーが機能するのは時間の問題だと思うが、早く稼働して安心させて欲しい。

ハイビスカスの転居
昨年1年間咲き続けたハイビスカスを秋になってコンパクトに切り揃えて、部屋の出窓に並べていた。霜には弱いので越冬のためだ。不思議なもので、部屋の中にあるのに、時期になるとちゃんとこのハイビスカスを見つける虫たちがいる。毎年、その虫たちが暗躍し始めたころに外に出すのだが、今年は先を見越して早めに外だしした。だからまだアブラムシの類が来ていない。外だしをしてハイビスカスにダメージを与えてしまってはいけないので比較的、陽当たりのよい場所に並べた。例年、同じ場所に移動しているから今年も夏場に向かって花を咲かせてくれる筈だ。
地面に直接植木鉢を置くとヤスデなどの虫が格好の棲み処にしてしまうので、100円ショップで手に入れた台の上にのせてちょっと地面と隙間を空けている。今年も5鉢がどんな色の花を見せてくれるか楽しみだ。

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