
この数年、米国のセキュリティーが厳しくなり、国際郵便物の送り方が相当変わった。現在のシステムが導入される移行期間は手書きの伝票でも送れたが、今はPCかスマホで作られた伝票でないと送ることができない。
PC、スマホが分からないからと言っていては送ることが出来ない時代になった。システム移行期間は分からない人のために、相談窓口があったようだが、最近はなくなった。だから、分からない時は郵便局の係員に尋ねるしかない。しかし、PC、スマホがらみになるから係員にも得手不得手の人がいて、窓口で埒があかないことがある。
その昔は船便、航空便などを意識して、安上がりに送るには時間がかかるけれど、船便で送ったりしていた。今でも船便で送る手段があるので、昨年試しにやってみたら、お隣韓国でも1ヵ月近くかかった。それでいて、極端に輸送費が安い訳でもない。大きな荷物や重い荷物だと差が出るのだろうけど、そうでなければ時間ばかりかかり、なかなか届かないから不安になる。「BY AIR MAILとかPAR AVION」などというシールを持っているが、今、手紙を航空便以外で送ることは先ずない。だから航空便のシールも使っていない。
小包を送る時には荷物のありかが追求できる国際EMSを主に利用している。早く届けられるし、荷物が到着すると即、詳細な報告がある。先日も韓国の先生に小包を送ったら、国内の宅配便と同様、受付の葉山郵便局から本人に渡るまで10か所の通過日時、時間の報告がPCで送られてきた。無事に小包が届き、詳細な報告に驚いた。
ITの波が我々の日常生活を急速に変えていく。高齢者は頑張らないと置いてけぼりになる。