やっちゃんの珈琲たいむ

2022年01月

素敵な花が咲く
椿を移植ヒガンバナの白
寒くてなかなか花がない時期なのに椿の花は咲いている。
大事にしている「玉の浦」は花びらの周りが白くなり、まるで縁取りされているような可愛い花が咲く。でも今年はあまり機嫌がよくない。原因は不明。要観察中。
テーブルの上に載せて撮ったこの塊はお隣の家の畑に植えてあった椿の花。咲いていた蕾が地面に落ちていたものをいただいた。我が家にある玉の浦とは違うが、真っ赤な花の中に白が冴える。
以前にも書いたことがあるがお隣のご主人が難病にかかり、目下、入院中だ。コロナ禍で家族でもお見舞いに行ける状態ではないので、時々打診をしているのだが、未だに僕もお見舞いに行っていない。
入院前にご主人が家の前の敷地を借りて畑を作っていた。しかし、今は畑の作業が出来なくなってしまったので、契約を断念した。その畑の一角にポツンと立っていたのがこの赤い花を咲かせる椿。奥様からの提案もあり、僕が引き継ぐことになった。一緒に、以前いただいたことがある白いヒガンバナの球根も改めていただいてきた。ちょっと悲しい引継ぎだが、頑張らねば。下段の2枚の写真は左が植え替えた椿。右は白いヒガンバナ。

ホワイトベルが咲き終わりました。
花びらを集めて
12月から今まで寒さの中で咲いていたシャコバサボテン・ホワイトベルがついに花の時期がほぼ終わりに近づいた。毎年12月から1月にかけて咲いてくれるホワイトベル。咲くまでは外で暮らしていたが、霜の降りる前に家の中に取り込み、さらに2階の比較的日あたりのよい出窓に陣取っていたから、寒さの中ではあったがかなり快適な暮らしぶりだったと思う。ホワイトベルは咲いているうちは良いのだが、そろそろ散り始めると花の先からゆだれが垂れてきて鉢の周りが汚れてしまう。初めから分かっていたので、鉢の周辺はいつ垂れても大丈夫なように新聞紙を敷いて準備しておいたから今年は全く問題なし。
大寒を跨いて咲いてくれる花はとても貴重だ。少し暖かくなったら栄養のある土に変えて今年の年末に向けて休養を取ってもらう。

霜柱
霜柱霜柱
霜柱は芸術品だといつも思う。我が家の土は粘土質なのでどちらかというと霜柱ができにくい土地だが、何年に一度かに土を入れるから粘土質のその上に積んだ赤土に出来やすい。
普通、氷はツララがそうであるように、上から水が垂れ下がってそれが凍って出来るが、霜柱は地面の中の水分が土の粒子の隙間を通って上昇。それが凍って真っすぐでまるで大根のつまのような氷の柱ができあがる。
だからツララと逆で下のほうから凍り、少しずつ上に向かって氷になっていく。それも地中が0度以下でさらに地表も0度以下でないと凍らないから寒さの証明をしているようなものだ。空気中の水蒸気が凍ったものと異なるのが面白い。
あれだけの芸術品でも陽があたるとすぐ溶けてしまうから、ほんの一時の芸術品だ。

ブラシの木
斜めになったブラシの木
数年前、薔薇が咲く時期に横浜保土ヶ谷区にある英連邦戦死者墓地を訪ねた。そこで見たのがブラシの木。真っ赤なブラシ状の花が数え切れないほど咲いていた。昔から面白い形だと思っていたのだが、その後、園芸売り場で苗を見つけ、植えてみた。毎年花が咲いてくれるが僕がイメージする数はまだ咲かない。
毎年少しずつ大きくなってきてはいるが未だ茎も細く、ちょっと頼りない。傾斜地に植えてあるので斜めに伸びていた。それが不自然とは思わなかったのだが、よくよく見たら、根が浅く、強風が吹いたらいまにも倒れそう。折角ここまで大きくなってきたのに倒れてしまったら悲しい。取りあえず支え棒で補強して姿勢をよくしてみた。更に足元に土を集めて固めたが、どうも栄養不足も否めない。栄養補給と足元の整備に力を注ぐ羽目に。

コデマリの足元にタンポポ
1月20日(木)が大寒。二十四節気の一つでとっても寒い日をいうが、「たいかん」とは言わず「だいかん」というところに力が入る。「たいかん」とも読めそうだが、「たいかん」と辞書で引くと「耐寒」などの字がでてくる。寒さに耐えなさいのように見えるから面白い。寒さを強調する意味ではダイカンは力強い。20日の朝は本当に寒かった。
そんな寒さの中、コデマリの足元にタンポポ第一号が咲いた。背丈がちっぽけなのだが、霜にあたりながら黄色い舌状花と呼ばれる小さい花が円盤状に集まって、いかにも一つの花のように見える。黄色く見えているのは沢山の花が集合している姿なのだそうだ。
タンポポは図鑑を見ると多くの種類が掲載されている。しかし、その殆どがセイヨウタンポポと言われている。
確認する方法は総苞の外片がつぼみの時から反り返っているのが特徴だ。本来は3月から9月に咲くと言われているのに、1月の寒い時期に咲くというのはちょっと慌て者だ。

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