やっちゃんの珈琲たいむ

2021年01月

葉山ハートセンターから相模湾を見る
定期検診で行った翌日も同じ病院に予約が入っていた。2日目は行政から通知してくる後期高齢者健康診断。たまたま空いている日がこの日しかなかったので、即予約した。2日連続を一日にまとめてくれれば効率的なのだが、連携が取れている訳ではないので2日がかりになった。
2日になっても喜んで病院に行くのは健康にかかわることと、この病院のロケーションが素晴らしいからなのだ。何度行ってもお天気が良ければ気分が良い。珈琲でもゆっくり飲めたら更に素晴らしいのだが・・・。
今回は前日の夜は風が吹いたが、その後収まって、相模湾はご覧の様に静まりかえっていた。伊豆半島が向かい側に見え、富士山も少し雲がかかってはいるが良く見える。右手に江ノ島。病院の建物のすぐ前に見えるこんもりとした森は御用邸の森だ。実はこの景色は待合室から撮ったもの。定期的な換気で窓が開いたので「このチャンス!」とばかりシャッターを切った。

薬局のアクリル板
病院の診察が終わって、薬が処方されると調剤薬局に行くだが、普通は病院のそばの調剤薬局でもらう。しかし、僕が行っている葉山ハートセンターはすぐ側に薬局がないので、家の側の薬局に行っている。よほど特殊な薬でない限り、普通は調剤薬局で間に合うが、数が多かったりすると在庫がなかったりすることもある。
調剤薬局は大体、近くの病院を専門にしていて、病院の特性を良く理解して薬の品ぞろえをしているから、普通は問題ないのだが、薬局の近くでない病院の処方箋を持って行くと在庫がなかったりする。
いつも行く薬局に久しぶりに行ってみたら、待合室の座席にアクリル板が設置されていて、小さな電話ボックスに入っているように改良されていた。ちょうど顔の高さ辺りに板があり、下側上側は抜けている。まあ、こんなところで大声は出さないだろうからどこまで効果があるのか・・・とは思うが、少しでも飛沫感染させないように努力している姿は嬉しい。薬局に行って感染してしまったら洒落にもならない。

病院駐車場出庫待ち
出庫前のコーナー車到着
不要不急の外出自粛は後期高齢者の必須条件になってきた。それでも、時々病院には予約が入っているので出かけなければならない。今回は御用邸の近くにある葉山ハートセンター。定期健診の予約が入っていた。ここが我が家からは至極交通の便が悪い。しかし、今は車の運転をしているから10分で行ってしまうが、もし、バスを利用すると片道1時間はかかるだろう。
若いときは田舎暮らしが何とも快適だったが、年を取るとはたと考えてしまう。免許証返還をした同期の友達たちが少しづつ増えてきて、自分もいつかは真剣に考えなければならない時期が迫ってくる。
今回も車のありがたさを痛切に感じながら病院までの道を運転した。こうなると運転も初心にかえる。診察が終わって自分の車の出庫を待っ時も、寒さの中で駐車場管理をしているスタッフさんにも感謝の気持ちが自然にわく。

翻訳本発売開始
一部の方々には前宣伝の期間が長かったが、文春新書で発刊されている阿川佐和子さんと医師の大塚宣夫先生の対談集「看る力」がようやく韓国で1月15日から発売になった。発売日に合わせるように韓国から本が送られてきた。打ち合わせで途中の経過は知っていたが、思ったより丁寧に作られ、品位がある出版物になった。
日本の出版物を海外で発売するにはかなり面倒な手続きがいる。先ずはその国の言葉に翻訳することが一番大事なことであるけれど、出版してくれる出版社を見つけることも大変な仕事だ。やってくれそうな出版社が決まるとそれぞれがエージェントを立て、エージェントどうしが出版社の意向を組んで交渉する。今回も出版社はほぼ決まった時点で韓国側のエージェントも決まったのだが、余りに張り切りすぎて、日本側のエージェントとうまくかみあわず、韓国側のエージェントを替えるという面倒なことになってしまった。その後、新しいエージェントが引き継ぎ、やっと契約が成立した。
翻訳した原稿でも色々な関係者が現れて、喧々諤々。でも丁寧に対応することができた。原本は新書版で202頁あるが、韓国版は少し版型が大きいので192頁に収まった。韓国版では少しでも読みやすいようにとイラストを入れたり、活字の色を変えたりの工夫がされている。後は少しでも売れてくれると翻訳した甲斐があるのだが・・・。

おすそ分け
レストランを持ちだして
昨年は新型コロナで大混乱していたが、天候には恵まれていて、農作物の出来は良かったようだ。買ったミカン、頂いたミカンどれも外れがなくて、甘くておいしい。毎食後のデザートはミカンになっている。そろそろミカンも終盤だ。
ミカンの箱を開ける時は上から開けるのではなくて、下側から開けた方が下の方で圧力がかかっているミカンを早く食べられるから無駄がないというミカンの食べ方のノウハウがいろいろなところで流れて、我が家も素直に従ってはいるものの、傷んで来るスピードと食べるスピードのペースが合わないのか、頑張って食べていても無駄が出る時がある。
そのために、いくつかのミカンにカビが生えてしまった。そこで遅ればせながら、小鳥たちのレストランを倉庫から持ちだして、設置した。表面にカビが生えているが包丁で輪切りにすると立派なミカン。鶯やメジロに来て欲しのだが、目ざとく見つける一番手はヒヨドリ。レストラン開店後1時間でほぼ完食。

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