

モミジの木の下はちょっと陽が当たりにくく、いつも日陰。日陰には日陰を好む植物がジャングルのように育つ。毎年、梅雨時の後半になると目立つのがウバユリ。漢字で書くと姥百合と書く。
百合のような派手さはないのだが、香りはよい。花もこれ以上は開かない。何故こんな名前がついているのか・・・気になる。
調べてみると日本人のジョークが垣間見える。ウバユリは花が咲くころになると茎の根元に生えていた葉がなくなるものが多い。葉がなくなる・・・「歯がなくなる」にかけたものらしい。歯医者さんにとっては優良な患者さんだ。
最近は医学の進歩で無くなった歯でもインプラントなどで仮の歯を作ることができるからウバユリという名前を付けた時代の人たちがそんな歯科の進歩を知ったら仰天する話題だろう。
写真に写っているウバユリを邪魔しているように見えるヤツデも増える増える。










