

薔薇を育てるには定期的な消毒がつきもの。ちょっと手を緩めるといろいろな害虫がすぐ寄ってくる。薔薇の木は棘があって強そうに見えるが、見た目ほどでない。次から次にいろいろな害虫が襲ってくる。ウドンコ病、根頭がんしゅ病、サビ病、黒点病、べト病など上げればきりがない。だから定期的な消毒は絶対欠かせないし、同じ薬をやっていても駄目。だから何時どんな薬をやったかをきちんと記録して作戦を練る。
さらに折角消毒しても雨が降ってしまったりしたら、もともこもない。晴れていること、風がないこと、消毒してから2時間は雨が降らないなど日にちを選ぶのも大騒ぎ。
ヨットに乗っているときにもお天気は神経質にチェックしていたが、とてもよく似ている。我が家は田舎だからお隣の家とかなりの距離がある。それでも風向によってはお隣の家に消毒で散布した薬が風に乗って飛散する恐れがある。ちっぽけだけれど池があって、その中に金魚、メダカ、ザリガニも住んでいるから、ここにも飛ばないようにしないとならない。
今日アップしたピエール ド ロンサールのすぐ横にはプラムの木があり、そこにプラムがなっているから、出来れば消毒液が飛ばないような工夫もいる。だから消毒日の選定は天気予報とにらめっこになる。今回もどうにかいろいろな条件をクリアして予定通り完了した。