やっちゃんの珈琲たいむ

2020年05月

紫色の耳
新型コロナウイルス禍でイレギュラーな生活を強いられ、今日で5月が終わる。時の過ぎるのが早いのかスローだったのかも分からない。
数年前に物干しの周りをいろいろなハーブで埋め尽くした。その理由は夏場になると蚊が出てくるので蚊を防御するための策だった。たまたま園芸売り場に売っていた蚊連草なる植物をみつけた。蚊連草に付けられたPOPを見たら蚊が嫌いな草だと書いてあったので、シメタ・・・とばかりいくつか買ってきて植えた。この時、園芸売り場のスタッフさんからこの他にもハーブ系は匂いが強いので蚊が寄りにくいと説明してくれたのでペパーミントやアップル、グレープフルーツなどの片っ端から植えてみた。お陰で物干し場の矩形の周囲は総てハーブで囲まれるようになった。
ところがハーブでも強いハーブと遠慮しがちなハーブがあり、初めはスペースを均等にしていたのに、強いハーブがどんどん自分のスペースを広げているように思う。
今お気に入りのハーブはこの紫色の長いウサギの耳がついているハーブ。ネームプレートを見ると3年前に植えた「ストエカスラベンダー」とある。
ハーブを埋め尽くしたことで蚊に刺されなくなったような気がするが、蚊は実にしつっこいからハーブからちょっと離れるとそこにはちゃんと蚊が待機しているから動くときには蚊取り線香とか、スプレーだとかの道具は使わないわけにはいかない。



ブラシの木
ブラシの木に赤い蕾が出来たと思ったら、何と早いこと。ご覧のような派手な赤いブラシがいきなり登場した。この他にも、それぞれの枝の先に真っ赤な蕾が見えるから、これから次々にブラシ状の花が咲く。長い間待っていたので、喜び勇んで花の側に近づいて見ていたら、手の甲を蚊に刺された。今年初めての蚊。油断も隙もない。
赤いブラシの花はご覧のようにとても複雑な形をしている。どこが花でどこが雌蕊でどこが雄蕊だかも分からない。ブラシの赤い先端には黄色の花粉のようなものが付着している。それが鮮やかな赤色をバックに陽が射すと金色にみえるから不思議だ。

次亜塩素酸水
次亜塩素酸水をスプレーに入れて
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解かれた翌日、以前から予告がされていた次亜塩素酸水が町内会館で配られた。といっても全世帯ではなく、希望者だけ。一家に500mlという制限付きでボトルを持って行くとその中に500ml入れてくれるというもの。消毒液も底をついてくる時期なので家内が500mlもらってきて、スプレーの容器に入れた。
よくよく考えてみると、町からは初めてのアクションだ。新型コロナ禍で大騒ぎをしている最中、テレビは朝から晩まで年中コロナに感染した人の数を発表していたから、地域の情報を得たような気になっていたが、家の周りの情報は全く入っていなかった。
国→県→市→町の連係プレーがどう取れていたのか考えると甚だお粗末。未だに国が配布すると言っていたマスクも届かないし、勿論、10万円もこない。
コロナウイルス禍はまだまだ終息した訳ではなく、これからも第二波、三波が来るといわれているから、マスクも消毒剤も必要な材料だと思うが、総てがスローペースなのがありがたみを半減以下にしている。



無花果
無花果の木カミキリ虫が住みだしたカミキリムシ退治
テレビ電話で昔の仕事仲間と話していたら、最近マンションのベランダで鉢植えの無花果を育てている話がでてきた。2鉢育てていて、毎日の観察が実に楽しそう。素晴らしいことだと思う。友人には夢が壊れないようカミキリ虫の話をした。
僕も庭に何年か前に2本の違う種類の無花果を植えた。ところが2年もしないうちに1本は枯れてしまった。かろうじて生き延びた1本が今は元気に育っている。その枯れてしまった原因はカミキリ虫。無花果の木が大好きなのだ。
そういえば最近気にしていないな~と思って、さっそく無花果の木をチェックしたら、案の定、枝の下側に湿ったおが屑のような塊が落ちていた。
またカミキリ虫がやってきたのだ。無花果の木は中が柔らかいらしく、カミキリ虫が入ると中を掘ってしまい、空洞になってしまう。ただ、湿ったおが屑は必ずカミキリ虫が住む真下に落ちているから、おが屑の上を見ると枝に穴が開いていて、穴の周りにオレンジ色のおが屑が付着している。ここを見つけたら後は消毒しかない。カミキリ虫の幼虫専用の薬がスプレースタイルで売っていて、我が家の定番品。
早速、枝の穴を見つけて、中に注入した。まだ、初めの段階だからどうにか防御できる筈だ。友人の無花果が被害に遭わないように願うばかりだ。

ブラシの木
白いブラシ似白いブラシ似白いブラシ似
昨年手に入れた「ブラシの木」が少しずつ変化してきて、赤いブラシが出てくる準備段階に入ったように見える。普通、花は木の先端にあるものだが、ブラシの木は花の先に葉が出ているから何となく間の抜けたパイナップルのように見える。今まで赤い色が全くなかったが、赤色の蕾が並ぶようになった。早く赤いブラシが鈴なりにならないか今か今かと待っている。
本物のブラシの木の他に我が家には白いブラシのような花を咲かせる木がある。手に入れた時には小さな鉢植えだったのであまり気が付かなかったが、地植えにしたら成長が早く、あっという間に人間の背丈ほどになってきた。何という名前の木かと足元のプレートを探したがいくら探しても見つからない。かまわないでおいたら、そのプレートがどこかに行ってしまったようだ。別口に記録をしておけばよかったのだが、そこまで丁寧にはやっていない。いつかは正式な名前がわかるだろうが、名前がわかるまで仮称「白いブラシの木」とでもしておこう。


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