やっちゃんの珈琲たいむ

2020年04月

ヤエヤマブキの花
ヤエヤマブキの花ヤエヤマブキの花ヤエヤマブキの花
家の入口にいつの間にかヤエヤマブキの黄色い花が咲くようになった。この花をみると馬鹿の一つ覚えのように、かの有名な太田道灌の話を思いだす。
太田道灌は室町中期の武将・歌人で有名で、江戸城を築くなど、築城や兵法にたけ、学問を好んだ。最期は上杉定正に謀殺されるという悲運の人だ。みなさまもよく知っておられると思うが、花に因んだ素敵な話なのでちょっと、そのさわりを書いておく。
ある時、城外に出ていた道灌は急な雨に見舞われる。そこで、雨具である蓑を借りようと一軒の農家を訪れる。「蓑を貸してくれ」と軒先で告げると、奥から少女が申し訳なさそうに山吹の花を道潅の前にそっと差し出して、何も言わずに引っ込んでしまった。道灌はその意味が分からず、また腹立たしくもあり、雨に打たれながら城に帰り、この話を家臣にした。するとこの家臣は「それは『七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞかなしき』という有名な和歌にかけて申し訳ありませんが家が貧しくてミノ(実の)一つさえ持ちあわせていませんということを暗に申し上げたのでしょう」と答えた。これを聞いた道灌はあの少女が言わんとしたことを理解できずに腹を立てた自分の未熟さを大いに恥じ、以来、和歌の勉強を一層励んだということだそうです。見習わねば。
ヤマブキには普通のヤマブキ、シロヤマブキそしてヤエヤマブキがあるが、この和歌に出てくるヤマブキはヤエヤマブキをうたっています。

お出かけの三つ道具
全国に緊急事態宣言が出され、新型コロナウイルスはいよいよ長期戦の構えになってきた。可能な限り自宅で待機して外出を自粛している。まさに理想のモデルのよう。外出は家の周りの散歩と庭いじりだけにしているのだが、どうしても買い物をに出かけなければならない事態もたまに出てくる。食料の一部は生協のデリバリーでお願いしているが、これとてすべてを網羅できる訳ではない。だから不足分は当然出てくる。
4月21日に近くのスーパーに出かけた話をブログにアップして、コメントを下さるおじゃま虫さんにしっかり忠告された。ごもっともなアドバイスで深く反省している。自分だけはかからないみたいな過信があったのかも。
スーパーは僕の地域だけではなく、全国的な傾向らしく、今になってスーパーのことが大きな問題になっている。ここだけは治外法権みたいに皆、堂々と買い物に来る。もともと自己責任だから外出は感染予防にますます拍車がかかる。僕は4月の初めからお出かけセットを作って出かけている。それが、この写真。車から出たら、マスクをして、手袋をして買い物に行く。車に戻る前に手袋を裏返しし、マスクの外側を中に折り畳み、ビニール袋に入れてドアーを開ける。車においてある除菌シートでまず手をきれいに拭いてハンドルを握るようにしている。家に帰ってきたら、玄関の前でホコリを払い、玄関に置いてあるアルコールで手を消毒して、次に丁寧に手洗い。外で使った手袋とマスクをしばらくお湯につけてから消毒して手洗いをして干すまでが一連の作業。これでも、新型コロナウイルスが付着する機会はいくらでもあるから、一筋縄ではいかないが・・・。神経質すぎるくらいでちょうど良いのでは。

チューリップC
チューリップGチューリップFチューリップE
チューリップDチューリップBチューリップA
今年は7種類のチューリップが咲いた。いつも咲いた後、どの花の球根か分からなくなってしまう。だから花が咲いている中に、目印をつけておくのがコツ。今年は今日のブログをカタログ代わりにして、記号をつけた。更にその記号と色をプラスティックの小さなプレートに書いてそれぞれのチューリップの足元に差した。プレートに油性の筆記具で書いたから、暫くは消えないでいてくれる筈。
これからハイポネックス原液を与えて葉が枯れるまで暫く球根に栄養を与えて、太らせる。葉が枯れたら今度は掘りおこして、球根を一つずつ分けて10月中旬まで球根を日陰で休んでもらうのだが、この時にチューリップの種類ごとにネットの袋に入れておくと次回、植える時に色の配列まで考えられる。
今まではホームセンターでアソートの球根を買い込んで植えていたが、人様にいただいた球根もあり、やはり色が分かっていた方が楽しいことが分かった。今年は球根を育てることにも挑戦してみる。


スズラン
スズランスズランスズラン
スノーフレークが咲くと花の形を見てすぐスズランを思いだす。スズランは数年前にヨット仲間からいただいて植えてから毎年咲いてくれている。苗をいただいた時、ものすごく増えるから、周りを囲って範囲を決めた方が良いとアドバイスをもらったが、特にスペースを決めている訳ではないが、理想通り薔薇の足元に収まっている。
つい先日までスズランの場所を見たら、ドクダミが占拠してしまっていて、スズランの芽が全く見えなかった。ドクダミは日を追うごとに元気になるので、一挙に除去しようと思ったが、ふと思い出して止めた。
ドクダミの芽とスズランの芽が地面から顔を出すとよく似ているのだ。だからドクダミを抜いたつもりがスズランだったりすることが以前良くあった。毎年、同じような状況になるのだが、ここは落ち着いて、ドクダミが気になっても暫く待つのがコツ。
スズランが芽を出したら、ゆっくりドクダミ退治をすれば良い。これを早まるとスズランの芽を皆摘んでしまうことにもなる。しかし、ドクダミの根は実に長い。根を全部抜けば良いのだが、なかなかそこまで丁寧にはできないから、上だけ摘まむとまたすぐ蘇るからドクダミは強い。花はきれいなのだが。





スパーの混雑ぶり
日曜日にノートのストックがないことに気がついて、近くのスーパーに出かけた。このスーパーの一角にダイソーではない100円ショップがあり、そこの100円ノートをよく買っている。気がついたのが遅かったこともあり、出かけたのが3時過ぎだった。駐車場に着いたら何か嫌な予感。スーパーの1階の駐車場の空きがない。やむなく2階の駐車場に向かった。ところがここもまた、ほぼ満車。
暫く待ってから空いた場所に駐車。店の案内を見ると120台駐車できるとある。店内に入ったら案の定、大変な混雑をしている。ノートを買って素早く出ようと思ったのだが、甘かった。
店内放送が流れているのを聞いたら、レジが混んでいて、お待たせすると言っている。更に付け加えて、少し間隔を開けて並んで欲しいとコロナ対策を意識したアナウスだった。余り大きなスーパーではないから、お客さまが陳列棚の間に行列を作ってしまい、その陳列棚の商品は明らかに買いにくい。5つのレジがあったがどの列も20人近くの行列・・・。並んでいる人たちはソーシャルディスタンスなど全く意識なし。平常時となんら変わらない。非常事態でも食材を売るスーパーは時間短縮はあるものの、殆ど平常時と変わらない。コロナにかかりたくなかったら、やはり空いている曜日と時間帯を選ばないと賢い買い方ではないと深く反省。自己防衛しか手立てはない。

このページのトップヘ