やっちゃんの珈琲たいむ

2020年04月

オオデマリ
オオデマリオオデマリオオデマリ
新型コロナウイルス禍で外出自粛を強いられた4月の30日間。日本人は勤勉な国民だから長期の休みを取るなんて言うことは未だかってなかったのでは?その昔、訪ねたフィンランドでは夏休みでほとんどの店が休み、街に人がいない白夜を体験したことがある。街の人々は皆、避暑に出かけていた。ライフスタイルが長期の休みを取るようになっていたのが今でも信じられない。
無理やり休まなければならなかった4月。僕はお陰で庭で遊ばせたもらったから、特にストレスはたまっていない。庭以外は10年以上前からテレビ電話のスカイプを使って、海外や国内の友だちたちと定期的にテレワークをやっているので、人が恋しいという事態にも陥らない。
昔から思っていることだが、高齢者ほどテレビ電話を活用すると孤独になることはないから是非、活用したらと思うのだが・・・なかなか活用されない。PCの操作も慣れてしまうと何の抵抗がないのだが、慣れないときにはとてもハードルが高く感じる。テレビ電話のスカイプだけでも取り出した簡単な機器ができれば相当テレワークの人口が増えるのではないかと思う。
長いような短いような4月だった。世の中本来ならGW。でも名前だけのGW。コロナ禍はまだまだ終息の兆しがない。
4月の最終日にコロナ禍など何も知らないまん丸になった真っ白なオオデマリの花をお贈りします。
新型コロナウイルスにはくれぐれも気をつけて!

ツルコザクラ似
丸い塊ツルコザクラ似の2株目ツルコザクラ
今の時期我が家にはピンクの小さな花が2種類咲いている。一つは昨年親友から種を沢山いただいて、咲いたツルコザクラ。昨年はかなり計画的に種を植えたのでツルコザクラのサークルが出来た。ところが咲いた後の種の収集に失敗して、今年は咲いたには咲いたのだが、あちこちに散乱してしまった。今年は種の採取を丁寧にやって来年に備えたいと今から意気込んでいる。
このツルコザクラの近くにちょっと見には似ているピンクの花がある。時期的にツルコザクラよりちょっと時期が後で咲くのだが、お隣の左官屋さんのご主人からいただいた。名前を聞いたら何だか分からないという。仕事に行ったお客様の家でいただいたものだという解説だった。
たまたまホワイトジンジャーの株を取りに来た親友が名前を教えてくれた。オキザリスというグループの植物で、このピンクの花はイモカタバミとうことが分かった。もともとは外来植物。
どうもこの植物は園芸種として喜ぶ人と繁殖の勢いが凄いので手におえず、駆除すのに躍起になっている人たちもいるらしい。そういえばお隣のこの花はあっという間に庭の周囲がピンクに染まった。いま育てている他の植物が駆逐されては可哀想なので作戦を考えねば。

ブラシの木
ブラシの木ブラシの木ブラシの木
昨年、第二次世界大戦中日本で命を落とした英連邦戦没者をともらう墓地を訪れた。名前は薄々知ってはいたが、訪ねたのは初めて。日本の墓地と違って、芝生が敷き詰められた広大な敷地には日本で命を落とした英国連邦の方々のお墓が並んでいた。そのお墓に彫られていた名前、職業そして年齢を見て戦争は絶対に起こしてはならないと改めて思った。
それぞれのお墓には手入れの行き届いたバラが植えられていて、きれいな花を咲かせている時期だったから遠い故国を思いながら亡くなっていった若者たちの姿を想像するととてもやりきれない気持ちになった。
たまたま墓地の端に植えられていたブラシの木には真っ赤な大きなブラシが咲いていて、とても印象に残った。以前から面白い植物だなとは思っていたが、その後、園芸売り場にあったブラシの木を見つけ、さっそく手に入れ、オオデマリの横に植えてみた。
まだまだ頼りない茎の太さだが、その先にこれからブラシになるらしい赤い蕾が沢山出来ている。英連邦墓地で見たブラシは20cmはありそうな大きな赤いブラシ。あんな大きなブラシにこれから成長するのだろうかちょと信じられない。花が咲くたびに思い出が甦る花が一つ増えそうだ。

クリスマスローズ
クリスマスローズクリスマスローズクリスマスローズ
クリスマスローズは実に寿命が長い。クリスマスの時期には開花期ではないが、我が家のクリスマスローズは2月になるとぽちぽち花が咲きだす。それからず~と咲いているから延べ日数にすると2か月は咲いているのではないかと思う。初めは花の位置が低くて、下を向いているから顔が見えない。遠慮しなくても・・・と思うのだが、これは前半だけ。そのうちに背丈が伸びて、しっかり花が前を向くようになる。この時が何と言っても一番幸せな時期だ。そして、今はご覧のように種ができる。種の付き方がクリスマスローズらしく花の真ん中にあるから面白い。ネットで育て方を調べるときちんとやっている人は1年中手入れをしている。
最低限の手いれはしないとならないからネットの記事の中でも信用性の高そうな記事を参考にしている。改めてクリスマスローズの性格をみたら、日陰に相当強い花だということが分かった。花は皆陽当たりが良くないと育たないと思っいたのだが、こんな協力的な植物もあるのだ。そしてもう一つ、クリスマスローズにも2種類あって、我が家に生えているクリスマスローズは何と常緑樹ということも判明。どうも葉がいつも緑色だと思った。肥料をあげる時期にはそれ相応の肥料をあげるが、殆ど手がかかっていないのにこれだけ育つから、絶対おすすめの花だ。

つつじ
つつじ新しい仲間新しい仲間
4月の後半になると各地のつつじの名所が満開になる。コロナウイルス騒ぎがなければ、沢山の人たちが訪れるのだろうが、今年はそうはいかない。我が家には昔から2種類のつつじが植えられているのだが、つつじの名所とはちょっと趣が違う。とても地味に見える。やはりつつじはいろいろな色が混ざって縞模様が出来るくらいあると見ごたえがあるのだろうが、かといって庭の花がつつじしかないとなると、一時期しか楽しめないことになるからちょっと寂しい。縞模様のつつじは名所で楽しみ、地味なつつじは家で楽しむことになる。
そんな中、2~3年前に沢山の種類があるのにたった2種類しかないのはちょっと寂しいと感じ、園芸売り場で白と赤のつつじを買ってきた。これで4種類に増えた。つつじも実に強い植物だ。殆ど面倒をみていないのに順調に育ち、今年も白と赤い花が綺麗に咲いた。年々少しずつだが株が大きくなってきた。白と赤のつつじを隣合わせに植えたのでそのうちに繋がる可能性もある。この新たな仲間はお隣との境目に植えたので、つつじの縞模様が境目に登場するかもしれない。





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