やっちゃんの珈琲たいむ

2020年03月

春の院展久我通世作福田笙子作
3月も今日で終わり。
新型コロナウイルスの猛威はとどまるところを知らず、感染ルートが判明しない人たちに感染し出した。東京都知事の会見で爆発的感染拡大(オーバーシュート)の重大局面だと述べた。今まで聞いたこともない怖そうな横文字がいろいろな場面で使われている。東京都の周辺県の県知事も週末は不要不急の外出を遠慮して欲しいと懇願するほどの事態になった。今まで経験したことがないウイルスとの戦いの日々になってきた。
情けないことだが、今月は食料ほかの買い出しと病院以外にはほとんど出かけない毎日だった。そんな中、知り合いの方々から展覧会の案内をいただいた。それもコロナウイルス騒ぎが始まるず~と前だから気楽な感じで頂戴していた。会期がほぼ一緒だから、展覧会のハシゴかな?などと悠長な受け止めだったが、とんでもない事態になった。もちろん行こうと思えば行く時間はあるのだが、新型コロナウイルスに感染しても、感染させてもいけない。
ましてや、循環器の弱い高齢者となると二の足を踏む。ご案内をいただいた方々には大変申し訳なかったが、すべてをパスして家に引きこもることに。
「春の院展」は日本画家田淵俊夫先生のお知り合いからいただいた。真ん中の版画展はヨットでお世話になった「ひなの」の奥様の作品展。僕の大好きな銀座伊東屋さんで開催される。右側はヨットの先輩「第一花丸」の奥様の作品展。やはり銀座の新井画廊で開催される。

3月末の雪
天気予報では一週間の前半が初夏のように暖かく、週末は冬のように寒くなると予想されていた。確かに前半は暖かい日が続き予報通りなった。しかし、週末の冬のように寒いという予報に関しては疑心暗鬼。まさか・・・とおもっていたが、日曜の昼前から雪がちらつきだし、一時はまるで吹雪のよう。しかし、1時間ぐらい降った後、
雪がやんだ。最近の天気予報の精度には感心してしまう。
随分前になるが、4月になって雪が降ったことがあったが、ほぼそれに匹敵するくらい遅い雪だった。これだけ寒暖差があると植物は大変だ。それでも寒さに耐えて春に向ってまっしぐらに前進しているから雪はこのへんで勘弁して欲しいところ。

ヤマヤブソテツ
ヤマヤブソテツヤマヤブソテツヤマヤブソテツ
庭の側溝の上にある石垣にいつの間にか羊歯が定着した。石が整然と並んでいるよりグリーンがあると何となくソフトに感じるのでなすがままにしておいた。自分で植えた訳でもなく、自然発生的に増えたもの。それにしても羊歯という漢字は実に不思議な名前だ。色々な植物図鑑は持っているが、羊歯類は全く参考資料を持っていない。だから、今まで調べたこともなかった。池の金魚に餌をあげていて、ふと石の上を見たら、何と不思議な姿だろう。回りをまるで柔らかなたてがみのようなふさふさがカバーしている。カバーしているのは複雑に丸まった羊歯の子ども。一体どのように折畳まれているのだろうかと興味があったが、分解してしまったら気の毒なのでただ眺めるだけにした。図鑑がないので、ネットで調べたら、多分、「ヤマヤブソテツ」という名前らしい。蘇鉄とあるが、一般に見る蘇鉄とは全く関係がないらしい。れっきとした羊歯植物。ゼンマイみたいに先端がくるりと渦を作っているのも可愛らしい。アップして見れば見るほどライオンの顔に見える。大人になった姿は下段右。子ども時代と大人になった姿にギャップがありすぎ。

つつじ山
つつじ山つつじ山つつじ山
町のクリーンセンターに処分してもらう物が出て来てしまったので久しぶりに出かけた。手数料を払って処分は無事完了。
その帰り道にツツジ山に寄った。葉山町では4月になるとツツジの名所として賑わう場所がある。それが、葉山町役場横の山。町役場の横の山が全山ツツジのカラフルな色に染まる。毎年、最盛期に行ってみたいと思うのだが、ただならぬ大混雑。1度だけ最盛期に訪ねたことがあるが、余りの混雑で花の鑑賞どころではなかったので、それ以来行ったことがない。シーズンになると、国道を通過しながらツツジ山を横目で見ていた。今年は新型コロナウイルス禍で余り混まないかもしれない。未だ、花は咲いていないから勿論、ツツジ山を見ている人はいなかったが、ちょっと早すぎるツツジ見物。今年は最盛期に是非、訪れたいところ。

桃の花
山桜下山川に燕飛来
運動不足を解消するにはやっぱり散歩が手っ取り早い。久しぶりに普段コースにないルートを歩いてみた。万歩計でも5000歩コース。桜もチラチラと咲いてきているが、畑の桃の花が満開だった。長閑な田舎の風景にはぴったり。更に先を行ったら、山桜だろうと思うが真っ白な桜がこれまた満開!山桜は花と葉が適度に混ざって、これもなかなか素敵なカラーコーディネートだった。
そして、最後はいつも通る下山川の横道。ちょっと歩いては小川の水の流れを見ていたら、どこかで聞いたような鳴き声。辺りを見回したら、ツバメが川の上を猛スピードで飛び回っているのを発見。暫くツバメを撮るために川の淵に立って5枚ほど写真を撮った。写真の中にツバメが入っている筈だったが、帰宅してパソコンに写真を取りこんでツバメを探したがどれも発見できず。写っていたら、ブログの一番上にアップするつもりだったが、遠慮して下段に・・・。写真には写っていないが、ツバメはコロナウイルスなど知らないから外国から検疫なしで到着。これから8月初旬まで子育てに専念する。

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