

イカは今まで数え切れないほどさばいているので、かなり慣れてきた。
イカのさばき方を整理して簡単に順番を書いてみる。
① イカを裏返してまな板の上に置く。
② 耳の先っぽから胴の付け根に向かって上の肉だけ切り開く。(上の写真)
③ 開いたら、中に残る内臓を取り除き、背骨をとる。
④ ヤリイカは耳を持ち上げると皮がきれいにむける。
イカは毎回先生から素早く水分を取って、できるだけ空気に触れる面積を少なくするために丸めて保存しろとアドバイスを受ける。
あとは足の処理。下段の写真が胴から外した脚と内臓。内臓はまな板に置いてよく見るとわかるから、そこで内臓と脚を切り離す。脚は長いのが2本、短いのが6本ある。脚の上に目と烏口(丸い硬い口)があるので取り除けばよい。
今回イカを開いたら、胴の中に白いブツブツとしたものがいっぱい詰まっているのを発見。(上の写真)ちょっと見にくいかもしれないが実はこれは卵。卵があるということはメスのイカ。上の写真をよく見ると内臓の中に赤い部分が見える。オスにはこれがない。
イカめしという料理があるが、雌のイカの卵をヒントにしてできたものらしい。