やっちゃんの珈琲たいむ

2019年11月

タコとアジとイサキの刺身
今回のお刺身のお皿。一番上にあるのはイサキのお刺身。花づくりにしてある。花弁がちょっと傾いているから言われれば花に見えるというレベルか。きちんと立てるとまるでバラの花のようになる。切り身の色をきれいに見せるためにワカメと南天の葉を添えた。左端はアジのなめろう。細切りにしたアジとネギを混ぜる。これまたお刺身としては美味。右端はタコ。たまたま獲れたてのタコを先生がいただいてきたので付け合わせにした。タコの下に敷いてあるのはキュウリ。
料理屋さんだと、お皿の選択からはじまり、料理が少しでもきれいにそしておいしそうに見えるよう演出をして価値が上がるが、我々は福祉会館の備品をうまく使って演出をしている。それでも今お世話になっている横須賀の福祉会館の備品は実によく揃っているほうだと思う。

赤い大根で
立派なレモン自宅の庭木を持参
以前にもアップしたことがあるが、「あじの会」の参加者はそのほかにもいろいろ趣味を持っている人が多く、いろいろな場面で持ち味を発揮する。即、教室で役に立つのが、自宅で栽培した野菜や盛り付けの折に飾り物として飾る植物を持って来てくれる人が沢山いる。僕の家の庭にも沢山植物が育っているのだが、お料理のお皿を飾るようなものが少ない。
上のピンクのお皿はWさんが自宅で育てた大根。これに塩胡椒をして酢を混ぜて一皿作った。色がきれいで食感も良かったので大変な人気になった。
下段左端はやはりWさんが育てたレモン。今年は200個以上が成ったというから、お見事。下段右の写真はお皿を飾るいろいろな植物。笹の葉はお魚にはよくあうので使われる頻度が多い。
その他に四季折々の花をちょっとあしらうのも季節を感じて風情のあるものだ。ただ、食べたら毒があるというのもままあるから、軽く装飾として飾るだけの飾り物もある。

Sさん卒業制作

今回のお魚イシモチを開くテンプラ

小麦粉をつけ、さらに天ぷら粉を人参とパセリを180度の油で
お魚の料理教室「あじの会」の会員さんは結構遠方から通って来られる人が多い。一つにはお魚の開き方を丁寧に教えてくれる教室がないことがその大きな要因だ。地元の人が大部分なのだが、その他にも平塚、相模原、横浜、町田など来るのに2時間近くかけて来られる人もいる。その中の一人町田から通って来られたSさんが今回の教室を最後に止めることになった。(トップの写真のグリーンのシャツを着られた方)つい最近心臓の手術をされた、その後の健診がちょうど教室と重なってしまう。最後のご挨拶をして皆に惜しまれた。先生が「それではSさんには天ぷらを今日は作ってもらいましょう」ということになり、皆が天ぷら用に開いたいろいろな種類のお魚を揚げた。お魚の他、会員のWさんが自宅の畑で育てた人参とパセリも天ぷらにした。
Sさんの側にいて僕も出来るまでの過程をメモった。普段天ぷらを作る主婦にとっては常識なのだろうが何もやらない僕には新鮮情報に聞こえた。
①先ずは天ぷら用に尻尾を付けたお魚に薄力小麦粉を裏表に綺麗に付け、皮を上にして並べる。
②次に天ぷら粉を水で溶いてゆっくりかきまわす。ゆっくりやらないとグルテンが出て粘っこくなり、天ぷらに向かない。
③小麦粉を付けたお魚を今度は天ぷら粉をつけて皮を上にして180度ぐらいになった油に入れる。暫く経ってお魚を裏返す。最後に又、皮を上にしてちょっと揚げて取りだす。フライと違い茶色に焦がさないようにするのがコツ。
④野菜の方はボールで混ぜて一塊にして油に入れたら、お菜箸で上から野菜の塊を押して団子にならないように広げるのが綺麗にみせるコツ。
Sさんは卒業制作でしっかり天ぷらをマスターして引退した。

あおさぎ?
下山川危険を察知して立ちあがる
家に通じる道の横を下山川が流れている。今年も台風の度に川の水が溢れやしないかとヤキモキした。最も川の水が氾濫しても我が家はさらに20mは上にあるから危険はないのだが、メインの通路の横だから被害を出して欲しくない。台風前になると町の環境課で川の清掃をする。上流から流れてくるごみや泥をきれいにしてくれるのだ。さらに川に生えている植物をきれいに刈り込む。しかし、きれいになっているのはほんの一時。ちょっと時間が経過するとまたまたまるで畑のように植物が勢いよく育つ。これが鳥たちには絶好のサンクチュアリになる。たまたま川の横を通過したら、大きなサギが草の中にとまっていた。細くなって流れている川の中にいる魚やカエル、ハタネズミなどを日がな一日待っている。川の横で僕が小さなカメラを出して構えたら、かなり離れているのに警戒して身構えたと思ったら立ち上がって飛び立ってしまった。大きさ、色からいって
たぶんアオサギだと思うが確かなことはわからない。台風になると狂ったように流れる川も普段は自然が見られる素敵な風景だ。

逗子脳神経科クリニック
逗子なぎさ通り逗子なぎさ通り逗子なぎさ通り
最近は病院通いも慣れてきて、新しい病院に行くのが楽しみ。深刻な病状が分かっている時には行きにくいだろうが、早期発見の挑戦欲があればどこの病院も敷居が低い。ずいぶん前から朝起きると頭が痛いことが時々ある。日中はすっかり忘れているのだが、夜や朝は時々症状がでる。そういえばMRIで頭の検査をしたのはもう20年も前。最近は同窓会で会う人会う人脳梗塞で倒れて入院している仲間が多いので、ひょっとすると僕も?
以前、頭を調べていただいた病院を調べたら、院長名が変わっていてメインの診療科目が変わっていた。あまり遠くまで出かけたくない。調べているうちに逗子の脳神経外科クリニックがヒット。是非、一度訪ねてみたいと思っていた。そんな話を飲み会でクラスメイトにしたら、病院院長のお父さんが中学時代の同級生だと判明。もともとお父さんが医院長だったが、代替わりをして息子さんが医院長になっていた。世の中狭いのと最近は同期生はリタイヤの年代でその子息の活躍する時代になった。この病院は駐車場なし。朝早めにバスででかけたらタイミングが良くて、先生の診断、レントゲン、MRIと1時間のうちに総て終了。ちょうど終わった頃には病院の待合室は満員。何とついているのだろう。MRIの結果は歳相応。意外と良好。問題は首のレントゲン。昔の古傷が悪さをしていて、時々の頭痛に関係していた。原因が分かっただけでも少し安心した。首の治療は一生ものかも。

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