やっちゃんの珈琲たいむ

2019年10月

零余子
つつじとライラックに絡む
ムカゴを漢字で書いたことはなかったが、辞書でひくとご覧のような漢字になる。これはちょっと書けない。子という字がついているから何かの子どもであることは分かるが零余という言葉もないからワンセットで覚えるしかない。庭のあちこちにやまいものつるが絡まっている。いまは未だ葉がグリーンだが、もう暫くするとこの葉が黄色になる。今のところ育てて山芋を掘りだすつもりはないから、絡まっている蔓を外してあげたほうが良いと作業していたら、ちょうど今の時期、零余子が成る時期。今回はつつじとライラックの木に絡まっているやまいもの蔓から零余子を採った。これを早速夕ご飯の折にお釜にいれて零余子ご飯で食べた。数が少なかったからパラパラだったが季節を感じさせるご飯が食べられた。その気になって山芋の蔓を探せば今は沢山の収穫がある筈。

ハイビスカス
家の中でハイビスカスを育てていたらある時、突然小さな虫が湧いてリビングの中を飛び回った。初めはその原因が分からなかったのだが、やっとハイビスカスの葉に虫が付いることが判明した。薬をかけて駆除するとともに居場所が部屋から外に変わった。ハイビスカスは霜に弱いから本来はこれから家に入れてあげないといけないのだが今回は逆の仕打ち。まだ霜が降りそうにないからもう暫く外での暮らしが続く。部屋の中でも今まで数えきれない数の花を咲かせて楽しませてくれたが、外に行ってもまだ連日花を咲かせている。大し大きな木でもないのによくぞ花を咲かせるものだ。部屋の中で育てていた時と比べたら断然風通しが良い。そのせいか、今までより葉や花の色が生き生きして元気になった。外にある3鉢は総て色が違う。部屋に置いていた時には別々の場所に置いていたのだが、一堂に並べると三色の相乗効果がでてかえって綺麗に見える。

3406教室 ばかやろう会
ケータリング会社がアッという間にセットスピーチに聞き入るさだまさし講演会リーフレット
これが3406号室で開催されたゼミナールOB会(古賀ゼミナールばかやろう会)の集合写真。全国からやってきた26名が集合。本当は30名になっていたのだが、台風19号の影響で被災した人、交通が途中で寸断されてこれなかった人。急に体調を崩した人たちもでてこの人数で落ち着いた。何せ会場が教室だからどこを背にして集合写真を撮ろうかを考えた末、教室らしさを出すために黒板を背にパチリ。皆の顔を見ていただければ2時間半にわたるパーティーが楽しかったらしいことが想像される。真ん中の女性が南條範夫先生のご長女さんそしてそのお隣は従妹さん。全国からやってきた参加者だから話は尽きない。昼間のパーティーだったが食べるより話が進み、食べ物はもったいないくらい残ってしまった。
実はこのパーティーの後、さだまさし客員教授による講演会が企画されていた。さだまさしさんはシンガーソングライターで大活躍されているが、もともと長崎からでてきて国学院高校から東京芸大のバイオリン科を狙っていたが、失敗。やむなく國学院大學に2年生まで在籍し、そのあとの活躍はご存知の通り。我々の仲間にも同期生が何人かいて、かなり親しい存在だった。パーティーが終わって事前にチケットをゲットしたメンバーが聴講できたが、幸いにして我々の希望者はほぼ全員参加できた。会場は2号館2104号教室。約400名が入れる教室だったが全国からチケット争奪戦があったくらいだから超満員。彼も張り切りすぎて予定時間を大幅オーバー。約1時間40分かけて10曲近い歌とトークでつないだ。大学時代落研にいただけあって話がうまかった。
そして、2次会は仲間の一人がメンバーになっている新宿のエスカイヤクラブで締めくくり。楽しいOB会が無事終了した。




吹奏楽部のステージ
ホームカミングデーの受付吹奏楽部のステージホームカミング会場
ホームカミングデーのイベントは10時半スタート。卒業生だけではなく一般の人も入ることができる。僕は卒業して55年になるのだが、ホームカミングデーのイベントは初めての経験。親子で学ぶのテーマでは拓本をとる教室やかるた大会などいかにも國學院大學らしい講座が開催された。母校を知るでは考古学博物館でのトークショーや図書館での展示解説そして仲間と出逢うでは招待期が決められたサンセット懇親会、オクトーバーフェスト、全国のOBが参加する物産展など丁寧につきあっていたらいくら時間があっても足りない。その他に在校生たちがいろいろなクラブ活動を紹介。折しも出雲マラソンで優勝したばかりなので選手が一堂にそろった報告会などがあった。
我々は先ずは学校に入るのに受付で名前を登録、そして、ゼミナールOB会の会場3406号室へ。実はこの教室は11時にならないと入ることができない。11時にケータリング会社もやって来る。そのため参加者のうち準備委員も手伝いケータリング会社の指示でテーブルのセットを手伝った。パーティー開始が11時半だから30分しか余裕がない。しかし、赤坂からきたケータリング会社は見事、お料理を綺麗に並べ、飲み放題のアルコールコーナーも設置。何も混乱なくパーティーが開始できた。

慌ただしい準備の朝
朝9時各ブースの準備生憎未だ雨が
大学時代のゼミナールOB会が今年も計画された。スタートしたのが東京オリンピックの年の前年昭和38年だから56年前のことになる。しかし、恩師の古賀英正先生(ペンネーム南條範夫)が亡くなられて暫く休止していたが、ゼミ生からまた皆に会いたいということで2年前に復活した。今年は10月19日(土)に設定された。この日は1年に1回卒業生の祭典・ホームカミングデー。校内では全国の卒業生たちがいろいろなブースで出展。更に在校生たちがイベントに参加。テーマは親子で楽しむ、学ぶ・母校を知る、母校で学ぶ・仲間と出逢うと盛りだくさん。
我々のオービー会も仲間と出逢うの企画イベントの一つとして位置づけられ、3号館4階の3406号室が会場となった。ここは実は教室。普段は生徒が学ぶ場所なのだが、我々のために提供してくれた。黒板のある教室でパーティーが出来るなんてめったに体験出来ることがないので初めは心配したが、いろいろ準備していくうちに、その心配はなくなってしまった。パーティーは11時30分スタート。田舎住まいの僕は集合時間の10時に間に合わせるために家を7時半に出発。乗りものが順調に繋がり9時過ぎには渋谷の学校に到着した。既にキャンパスは全国からやってきたOBが準備の真っ最中。生憎霧雨が降ってはいたが全く問題がなかった。


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