やっちゃんの珈琲たいむ

2019年07月

真めじ
先生がお手本を見せる先生がお手本を見せる味噌漬けのみそを作る
すきみがお皿にアナゴと太刀魚のフライフライづくり
一口にマグロというけれど、脂がのっていてさっぱりした味でお刺身にしてよいマグロは本マグロ、目鉢マグロ、キハダマグロの3種類。この他にビンチョウウマグロがあるが崩れやすくお刺身に向かないのでシーチキンに加工されることが多いのだそうだ。これらは10kgをこえないと一人前ではなく、子ども時代の名前がある。地域によっても多少呼び名が違うらしいが、関東では本マグロは真めじ、目鉢マグロはだるま、キハダマグロは黄めじと言っている。今回の「あじの会」では伊豆七島産の真めじが教材になった。但し一人、半身(はんみ)づつ。この大きなマグロの半身で味噌漬けと刺身を作ったが、これらは昼食で食べずに自宅持ち帰り。昼食ではマグロを三枚に開いた時の中骨のすき身をスプーンでとり、それに太刀魚のお刺身を添えてメインディッシュに。更にアナゴと太刀魚のフライを揚げたのでやはり食べきれず、フライは持ち帰った。マグロの味噌漬けのタレは先生に指示され僕が作った。味噌、ミリンそれに砂糖を同量入れて鍋で焦げないようによく混ぜる。時折、舐めてみて甘さを調整して暫く冷蔵庫で冷やした。一方マグロの切り身の方は塩を振って冷蔵庫に暫く入れ、その後取りだして水分を除き、最後に味噌を切り身にまぶしてその後2~3日冷蔵庫に保管しておくと味噌の味が吸収される。




色紙かけ
我が家の和室にこんな色紙が飾られた。ヨットで船旅をしていたおり、クルーとして乗っていただいた一人優さん。大変器用な人でヨットのメンテナンスを担当してもらっていた。潜りも得意で船底の点検では何度も2m~3mを潜ってもらって強力な助っ人だった。もともとお魚の料理教室の仲間。ヨットを手放してしまった後、手先の器用さを生かして竹で工芸品を作るグループに入会。本格的に作品を作っている。昨年も平塚で開かれた展覧会にお邪魔して立派な作品を拝見した。今年も展覧会の案内をいただいたのだが、運悪く僕は左膝を痛めてしまい治療の真っ最中。結局会期中にお邪魔できなかった。そんなおり、今年の出品作品を下さるとのこと。長い時間かけて製作した作品をいただくのは申し訳ないと遠慮していたが、是非と言われて頂戴した。
それがこの作品。作品の名前は「八ッ目網色紙かけ」。わざわざ知り合いの書家さんに色紙を書いてもらってその作品ごと頂戴した。ちょうど今の時期には涼しげで令和の時代に相応しい作品になった。

ドールハウス作品
ドールハウス作品ドールハウス作品作品を点検
オーナーと大庭さんお店のウインドウお店のウインドウ
「夕べのクリスマスパーティーの余韻が未だ残っている子供部屋」これは本物の部屋ではない。ドールハウスの作品。アメリカに30数年住んでいた高校時代の同級生大庭ひろ子さんがドールハウス製作で活躍していることを知り、現役時代に初めて彼女の作品をアメリカから運び展覧会を開催した。ドールハウス事態がまだ日本に余り馴染みがなかったのでニュースソースにも取り上げられ、注目を浴びた。その後この展覧会は何度か企画され教室も開設した経緯がある。その後髙島屋さんなどでも開催された。日本で取り組んでいる人がほとんどいなかったので、彼女はいわばその草分け的な存在になった。ドールハウスは24分の1の大きさで総てを作るミニチュアの世界。現在は彼女も引退して殆どの作品が横浜の人形の家や北原照久さんのおもちゃ博物館などに収められている。
そんな大庭さんが娘さんのために作ってプレゼントした作品3つが長い年月の中に壊れたり、汚れてしまったりしたので修復することになった。しかし、リタイア宣言したおり、総ての工作機械などをお弟子さんにプレゼントしてしまい手元にないため自分では出来ず、沼津に住むドールハウス協会の会長さんにお願いした。会長さんは沼津にドールハウスのお店を開いていて、現在日本のドールハウスを製作する作家の中では技術力が高く大庭さんが信頼をしている方。大事な作品とあって美術梱包などの専門業者に頼んで運搬することも考えたが、僕がお手伝いすることになり、沼津のお店に作品を預けてきた。修復にはどのくらいの期間がかかるのか分からないが、彼の技術で完成時の作品に戻るというから今から楽しみ。

桔梗
7月1日に桔梗の花が咲いたことをアップした。紫陽花とちょうど時期が重なり、やはり梅雨の時期に似会う花だ。昔から歌にも詠まれるくらいだから、見ていても日本的で品格がある。7月になってど~と桔梗の紫色の花が咲き続けていたが、どういう訳か7月半ばごろから、ちらちらと白い桔梗も姿を見せるようになった。と思ったら今度は紫色に変わって白い桔梗が連日咲いている。紫色の桔梗の方が時期的に早く開花するのだろうか。それともたまたま環境でそうなったのか?
どちらにしてももっと増やしたいと思っていたのでスペースが広がっていくのは嬉しい限り。

まがも
まがもまがも休憩中
家の前にある葉山国際カントリー倶楽部のその横に湘南国際村がある。国際村には大学や企業の研修所が連なっている。神奈川県の中でもちょっと変わったエリアになる。もともとは市街化調整区域なのだが、大手の不動産会社が市街化調整区域を開発するにあたり、国際的な学園都市のようなコンセプトで開発する許可を得た。これらの施設は年中研修生が出入りしているから施設内は結構人口密度が高い。しかし、これらの施設は研修生を優先するものの一般のお客様も受けいれてくれるので、たまには覗いて見るのも楽しい。
湘南国際村は三浦半島でも最も高い位置にあるからお天気の良い日には相模湾が見渡せ、更に稜線の向こうに横浜のみなとみらいも見ることが出来る。
先日息抜きにランチを食べに行った。窓際の横の芝生には数羽の鳥が右往左往していて、訪れるお客様の人気ものになっている。観察していると庭のあちこちで虫や草を食べているらしく雑草も殆ど生えていない。ひょっとするとそういうお役目で飼われているのかもしれない。見たような見たことがないような・・・一体この鳥は何という鳥だろうと、帰宅してから図鑑で調べたら、あったあった。
この鳥の正体は「まがも」。動きが実に可愛い。


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