やっちゃんの珈琲たいむ

2019年05月

英連邦戦没者墓地
墓地入口入口門柱のメッセージゆうかりの木
随分前から名前だけは知っていたが訪ねたことはなかった。悲しい歴史を秘めているに違いないと思っていたし訪ねる機会もなかった。何度も訪ねている親友さんがそのチャンスを作ってくれた。5月なのにまるで真夏を思わせるような日の一日。普段だと車で移動して簡単に目的を果たすことが多いのだが、今回は電車とバスを使ったヨコハマ散歩。英連邦戦死者墓地は入口にユウカリの木が似合う横浜市保土ヶ谷区狩場の高台にあった。周囲を森に囲まれた広大なエリア。日本は1941年12月に第二次世界大戦に参戦した。翌年3月までには東南アジアと南太平洋のかなりの地域を占領する。そしてイギリス、オーストラリア、インド、パキスタン、ニュージーランド、カナダ出身の兵士たちを日本軍の捕虜として日本に送り、炭鉱、工場、港湾などで働かせた。その抑留中に命を落とした1500人余の人たちさらに連合軍司令下で亡くなった171名のお墓がこの墓地にある。この墓用の敷地は1955年日本から英連邦に永久に貸与されている。1975年5月にはエリザベス2世が、2015年にはウイリアム王子が訪れている。

第7回 白井洋子 水彩画展

あじの会のお仲間Sさん兄弟白井洋子さんを囲んで
「あじの会」の後に前回の会で予告しておいたのだが、教室の近くにあるさいか屋デパートの6階美術画廊で開かれている「第7回 白井洋子水彩画展」を皆と見に行った。メンバーの中には日本画を習っている人がいたり、絵画に感心がある人が沢山いて、当日先生を筆頭に「あじの会」に参加した全員がデパートまでちょっと物騒な話だが包丁持参で出向いた。画家の白井さんは昔からの知り合いで毎年六本木の国立新美術館で開催される日本水彩画連盟の展覧会には必ず見にいくのだが、今年はタイミングが悪く行かれなかった。今回の展覧会はデパートの展覧会なので小品が多かったが水彩画とは思えないような技法の大作も何点か展示されていてなかなか盛況だった。展覧会は27日まで横須賀さいか屋で開催されている。下段右端の写真の中央が白井さん。

あじの会
ち鯛とほっき貝ほっき貝を料理するち鯛の姿づくりとほっき貝
5月2度めの「あじの会」が22日に開催された。このところ順調に1ヶ月に2度調理室の予約が出来る。でも2週間連続が多い。本来は1週おきなのだが我儘はいえない。今回は先生がち鯛とほっき貝を手に入れてきた。ち鯛は今の花が咲く時期に因んで「花鯛」とも言われご覧のようにとても綺麗なお魚だ。今回はこのち鯛で姿づくりの練習を、更に最近では珍しい特大のほっき貝を料理することになった。
姿づくりは時々いろいろなお魚で練習しているのでそんなに難しくはなかったが、今回は身を湯通しして氷で冷やして盛った。ほっき貝は蛤やアサリと同じ2枚貝の基本的な開き方なので貝の両サイド上下4か所、貝と身を切り離し身とひもも切り離して下段中央の写真のように切りこみを入れ、一枚は湯通しをし、1枚は生のまま食べて食感の違いを味わった。下段右端の写真がち鯛とほっき貝の大皿。新鮮な材料だから何とも言えず美味しかった。
写真上は鏡に映った写真。先生が見本を示してくれるのだが、人数が多いと見えにくいため天井に鏡がセットされている。この鏡は傾斜が自由になるため我々が見やすいように動かす。今回はあえて上から撮ってみた。

雨上がりの薔薇
雨上がりの薔薇 (2)
「あうん」と同型艇「あぶさらーむ」のBさんが目下ご夫妻で沖縄を目指している。鹿児島まではどうにか順調に進んだが、種子島を経由して屋久島についたら50年ぶりの豪雨に閉じ込められてしまった。もともと屋久島は1年に400日雨がふるという諺があるくらい降雨量がけた違いに凄まじい島。縄文杉を見学に行った人たちが300人近く豪雨のために道を塞がれ、自衛隊まで出動する騒ぎになったから、「あぶさらーむ」は一体どうしているだろうか・・・と心配になったが、流石ベテランヨットマン。宮の浦の港でヨットにとじこもり雨に耐えていた。
その雨が今度は東に移動して神奈川県にも大雨洪水注意報が発令されるというただならぬことになった。お陰さまで雨が降ったものの特に被害が発生しなかったのでやれやれと胸をなでおろしたが、庭の薔薇も大雨に耐えてご覧の通り。

カクテル
カクテルカクテルカクテル
薔薇の季節になり、各地のバラ園のニュースがとても目立つようになってきた。薔薇を売りものにしている公園や庭園は種類も多いし、手入れの仕方が半端ではない。我が家の周辺にある薔薇園も時々覗いて見るがそれこそ四六時中係員が見守っていて、手取り足取り面倒をみているからいつも生き生きした花が咲いている。それに比べて我が家の薔薇は面倒は見ているのがだ、やはり片手間だからそれ相応の咲き方をする。我が家の一番手に野生っぽく、一重のカクテル(コクテール)が咲きだした。庭の隅に植えてあるのだが、今年は剪定がうまくいったらしく、元気がよい。真っ赤な花の真ん中が黄色でとても情熱的に見える。カクテルは耐陰性で日本でも2000年頃に一躍脚光を浴びて急激に増えたらしい。更に2015年にフランスのリョンで開催された世界バラ会議で殿堂入りしてから一躍名花になった。比較的棘が少ない四季咲というのも好まれる理由だろう。庭の中で目立ってきたので慌てて下草を刈ってあげた。


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