2019年03月26日 プラムの花 会社を退職した記念にプラムの木を植えた。動機はいたって簡単。その昔、サンフランシスコから少し離れた郊外のサンアンセルモというところに住んでいた知り合いの庭に立派なプラムの木が生えていて、それを摘みに行ったことがある。それがなんとも素晴らしい想い出になり、いつか植えたいと思っていたが、退職の時にやっと実現した。実がなる植物は桃栗三年柿八年と言われるように時間がかかる。我が家のプラムに取り切れないくらいの実がなったのは8年経っていた。柿とほぼ一緒。今は御覧のような太いしっかりとした木に成長したのだが、最近は実が思ったようにならない。今はちょうど白い花が咲く時期。花が咲かないことには実がならない。植えてからちっとも実がならないので雌雄の別があるのかと思って、その後隣に別の品種のプラムを植えたが、この後輩さんは今年はびっしり花が咲いた。左側の白い花が咲いている細い木が後輩さん。理由はよく分からないがこの分で行くと記念樹には実がならず、後輩さんには実がなる可能性が出てきた。
2019年03月25日 うま煮 ステンレスボールに入っているお魚の部位を見て何だか分かったら相当なお魚通。僕は先生から伺ったので回答できるが伺っていなかったら何だか分からない。答えは眞子(まこ)。天然鯛の雌の子だ。この真子でうま煮を作った。これに対してトラフグ、鯛、タラの雄の子を白子という。こちらはよく耳にするな名前なので知っていたが、白子の方が価値としては高い。今回はこの真子のうま煮を担当した。先ずは砂糖、みりん、酒、醤油を同量、水を3倍にして煮汁を作った。同量は量によって基準を変える。今回は25mlにした。この煮汁を鍋で温め、よく溶かしたあと真子を入れ、とろ火でゆっくり煮る。なべの上には落とし蓋。少し前まではアルミ箔にいくつか穴を開けて被せていたが、最近はクッキングシートの真ん中に一か所穴を開けて被せる。そして出来上がったのが下段一番右のうま煮。この出来上がったうま煮は小皿に分けて、煮汁の残りを上からかけて出来上がった。や~なかなかうまく出来た。
2019年03月24日 高級魚サヨリの刺身を作る お魚の料理教室「あじの会」でサヨリのお刺身を作った。サヨリは超高級魚でホウボウと共に高価なお魚。90g以上になると「カンヌキ」とも言われ100gで原価400円から500円というからやはり高い。今回は一人6匹ずつさばいた。さばき方は普通のお魚と変わらない。頭を落とし、はらわたをとって一度だけ水洗い。今回は6匹の中、2匹だけお刺身でたべて4匹は自宅に持ち帰った。お皿に盛る演出として1匹の頭と尾を飾った。三枚におろすにしても何せ細く横に長い。上身と下身が取れたら下方に付いている骨を外すのだが、もともと薄い身だから包丁の角度がなかなか慣れなかった。20cm以上ある立派なサヨリだが、三枚におろす時も骨を取る時にも包丁は二呼吸。スピードが要求された。二呼吸以上になると身が波打って見た目にも味が落ちてしまう。食べる寸前まで皮は引かず食べる段階で皮を引いて(頭側から指で剥ける)刺身にして並べた。参加者が持って来た笹の葉と楓のはをあしらった。皮は串に巻いて皮焼きにした。お皿の右側に2本添えてある。
2019年03月23日 黄色い水仙があった 12月から1月に向かって沢山の水仙が咲く。今は花が総て落ちてしまって跡だけが残っている。ところが我が家の水仙は総べてが真っ白の水仙。水仙らしい水仙なのだが、お隣の玄関には黄色い水仙が束になって咲いていた。お願して黄色い水仙の苗をいただこうかと思っている中に花が散り、お隣に言いだすチャンスを逸してしまった。今年もチャンスを失ってしまったかと諦めていた時、我が家の庭の裏口にご覧のような黄色い水仙が咲きだした。以前、苗を買ってきて植えたのかも知れないが自覚症状がない。随分複雑な花びらの付き方。八重の黄色い水仙だ。取り敢えず欲しいと思っていた花が咲いていたので嬉しい限りだがどうしたのか?ところがその隣には何という種類なのか白い水仙が今頃咲いている。12月から1月がシーズンと思っていたから3月も終わりに近づいている今頃・・・ちょっと意表をつかれた感じだ。いつでも咲いてくれるのにこしたことはない。先ずはこの黄色い花を増やしたいものだ。