やっちゃんの珈琲たいむ

2019年01月

葉山マリーナの夕陽
森戸海岸から
船を後にする時に船尾から撮った写真が上の写真。マリーナの灯台がシルエットで見える。マリーナの前から林先生と一緒にバスに乗った。僕は途中で下車するが方向は途中まで一緒だった。僕も林先生も途中でバスを乗り継がなければならない。僕が先に森戸海岸で下車。次のバス路線に移動する時に陽が沈む寸前に見えた富士山をパチリ。森戸海岸から撮った。久しぶりのヨットだったが、天候に恵まれたからウエアーは全く濡れずハッピーなこと。バスの乗り継ぎは5分ぐらい歩いて別の路線に乗り換えた。ほろ酔い加減の体には冷たい空気が快適だった。食べきれなかった牡蠣をいただいて帰宅。パーティーでしっかり食べたのでこの日の夕食は抜き。

キャビンで牡蠣を
キャビンに中のもう一つのラット
Jackyのキャビンは広い。もともとモーターセーラーだからキャビンの中でも操船が出来る。パーティーは船のデッキでやるつもりだったが、晴れているものの風は冷たい。インフルエンザも流行っているご時世なので結局、キャビンでやることになった。
今回のパーティーはオーナーの引き継ぎ式も兼ねていた。今までのオーナーさんも新しいオーナーさんはJackyのクルーを長い間努めていたから船の特徴はよく分かっている。オーナーが変わっても同じハーバーに船が置かれるから願ったりかなったりの条件だ。勿論、時々今までのオーナーさんも乗ることが出来る。だからオーナーの引継ぎといっても寂しさや悲しさは微塵もなかった。
12人がテーブルを囲みまずはシャンペンで乾杯した。元のオーナーさんが瀬戸内海の実家の方から仕入れた牡蠣が食べきれないほど缶で届き、クルーのシェフさんが下ごしらえ。そしてテーブルコンロに乗せられて振る舞われた。アルコールは酒屋さんでも開けるくらい何でも在庫されている。初めにビールが出てきたが、林先生のリクエストで日本酒が登場。さらにワインと焼酎が・・・。新オーナーさんは大のワイン好き。林先生は大の日本酒好き。贅沢な牡蠣料理を食べ乍らビール、日本酒、ワインでパーティーが最高潮になり、夕方4時半で打ち止め。どこかでけじめをつけないと延々とやることになる。

オリンピックレース海域へ
江の島に向かって風がない中を葉山マリーナを見る
集合時間の10時にはメンバーが集まった。今まで一緒にヨットに乗った人たちは少なかったがいろいろな場面で顔を合わせている人たち。たった一人だけ名前を忘れていたが、12人のメンバーは全員知っていた。Jackyの定員は大きい船なので16名。僕は贅沢で一番後ろの角に設置されているオーナーズチェアーに座った。
今回の相模湾は殆ど風がなく、波もない。周りに何艇か走っているのだが、風がないのでメインセールだけ揚げた機走ばかり。富士山が綺麗に見えた。風がないからジブセールがなかなか開けなかったが、周囲に船がいなくなった海域でエンジンをストップした。エンジンをストップしたということは僅かな風でも見つけて走しらせなければならない。時々僅かな風が見つかったが、なかなか思うように走らない。Jackyは葉山沖でぷかぷか浮かんでいた。クルーの一人がJPSを見ながら0.5ノットづつバックしている・・・。と叫んでいる。実はここは来年の夏になると東京オリンピックのヨット会場になる海域だ。正にこの海で世界の選手たちが競う。
そのうちに、今まで遠慮して後ろに座っていた設計者の林先生が「ラットを持たせて!」といって舵を変わった。皆が期待する。海面を見ながら我慢に我慢を重ねてやっと風をとらえた。林先生の指示でジブセールを出した。しばらく帆走したが、ランチタイムも近づき、船首を葉山に向けた。風は3ノット。更に僅かな追い風を使ってスピネーカーを上げることに。若手のクルーの活躍できれいに風を孕んだが、わずか2~3分でセールをダウンした。僕がラットを持っていたらとっくにエンジンをかけていたと思うが流石、風にこだわる林先生だった。

Jacky
Jackyはマリーナいちの素敵なヨットでマリーナの宣伝によく使われてきた。既に30歳を越えている。この船はワンオーナーさんだったが、高齢を理由に随分前から新しいオーナーを探していたのだが、そうは簡単に見つからず時間が経った。実はこの日に新旧のオーナー引継ぎの発表も兼ねていたことが後で分かった。
Jackyは木部の多いクラシックな船。木部が多いというのはニス塗りを年中続ける必要がある。「あうん」も船の周りのトーレールは木部だった。Jackyほどの面積は無かったがその苦労は嫌と言うほど分かる。Jackyも一所懸命取り組んでいたらしいが、半年には一度塗りなおさないと疲れて見える。案の定近いうちにニス塗り作業が予定されていることがを後分かった。冬の海はどこも透き通っていて綺麗だ。船が係留されている桟橋の下は底まで見えるほど透き通った綺麗な冬の海だった。

葉山マリーナのJacky
晴天の朝・葉山マリーナから
1月19日の土曜日、ヨット仲間のJackyにお手伝いに行った。毎年この時期に牡蠣のパーティーをやるという話は聞いていたが、参加するのは初めて。船の設計者の林賢之輔先生と僕がゲストで声がかかった。
集合時間は10時。マリーナは我が家から車で行ったら10分足らず。ヨットを西伊豆に係留していた時には港に到着するまでに4時間近くかかったから羨ましさなどのレベルではなかった。マリーナの船は原則陸置き。Jackyは前日にクレーンで海面に降ろされて係留されていたが、39ftのMS(モーターセーラー)。船が大きいので船尾が桟橋から飛び出している。集合時間は10時だったのだが、アルコールが入ることを考慮して、バスと徒歩で9時半前にハーバーに到着してしまった。遠くからみたら船に誰か一人乗っている。近づいたら何と設計者の林先生。ゲスト二人が張り切って一番乗りしてしまった。
空気は冷たかったが久しぶりの乗艇で心が躍った。

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