やっちゃんの珈琲たいむ

2018年12月

みかん
ニュースに事欠かなかった平成30年が今日で終わる。色々な分野での若手の活躍が目立った。スポーツの世界では世界の頂点に立つような記録が出た反面、パワハラ問題が次から次と表面化し、昔ながらの育成方法と現在の育成方法との境目を見た感じがした。歳をとったせいか人育てがうまくないせいか若い人たちが活躍する場面をみると感動そのものだ。ますます若い世代に期待が高まる。新天皇の即位まで4か月。平成天皇の歩みを記録した紙面やTV番組が多く、立派な天皇の活動も感動の連続だった。これからも貴重な活動がドキュメント番組で流れるだろう。
年末に湘南の友人からみかんをいただいた。県内産で最近注目されている品種。箱を開けてみたら、一番上に葉が付いたみかんが2つ。絵手紙大好き人間だったらすぐさまはがきいっぱいにみかんの絵を描いて感謝を表すだろうと思いながら、みかんを写真に撮ろうと持ち上げたら、小さなカードが入っていて「ほんの気持ちです。」と書かれていた。みかんと新鮮な緑の葉だけでもとても美しい。そこに送り主のさりげない気持ちが書かれたメッセージカードがいたく心に沁みた。
今年1年に感謝しつつ、来年1年はさりげない気持ちが表現できたらな~と思う。

餅つき会
餅つき会裏方
毎月お茶のお稽古でお世話になっている円覚寺龍隠庵。ここで年末恒例お餅つきの会があった。龍隠庵の檀家さんたちが組織する「円徳の会」の主催で行われているこのお餅つき会はいつも年末ぎりぎりに行われる。今年は12月28日、29日の2日間で開催された。今回は2日間で74臼。1臼2升のお米でつくから半端ではない数のお餅をつく。今年はメインである2日目の12月29日に参加した。ついたお餅は43臼。2つの臼でついたが朝9時から午後3時過ぎまでかかった。地域に寄っては「9日餅」といって忌み嫌うところもあるが、龍隠庵の案内には「今年も29(ふく)の日に因み、皆様に各家の正月用お供え餅(鏡餅)をおつくりいただき、一層の「福」が訪れますことを願います」とあった。日ごろは静かな境内も人であふれ餅つきの人気度合いが分かる。僕は体が大きいのでいつもつき方として期待されてしまうのだが、張り切ってやりすぎて、その後腰痛に悩まされる。今年は歳も考え、裏方に専念。もっぱら掃除係に徹した。日暮れ直前に全部の臼をつき終えお土産のお餅を少しいただいて夕方6時に帰宅した。これで今年のイベントは総て終了。

モミジの落ち葉
玄関の吹きだまる駐車場を埋めつくす池の上に積もる
モミジの紅葉で喜んでいたのもほんの一瞬。綺麗だ綺麗だと喜んでいたら、そのうちに雨が降りそして風が一日中吹いた。その結果がご覧のような有様。玄関が吹き溜まりになり、紅葉のカラフルな葉が押し寄せる。駐車場に吹きよせる。池を落葉からカバーするために作った網戸には落ち葉がてんこ盛りになった。そのままにしておくと風に吹かれてあちこちに広がる。綺麗な色をしている時間は限られていてすぐ枯れて汚らしくなる。
無駄だと承知で竹ぼうきを持ちだして掃くのだがきりがない。木の上を見上げるとまだまだたっぷり紅葉の葉が付いている。一瞬でも素敵な紅葉を見せてもらったから、落ち葉を処理するのは楽しんだ人間さまの役割と割り切るしかない。

土竜が土を掘り返す
土竜が土を掘り返す土竜の地下道
庭の敷石が不安定に動く。石の上を歩くのは僕と家内。それでなくとも足元が怪しいおとしだからできるだけ足を引っかけないよう敷石をいつも平らになるようにチェックしている。しかし、最近、敷石がぐらぐらして不安定になることが顕著。敷石の周辺にやたらと泥団子が盛り上がる。実はこれは以前は粘土質の土を柔らかく耕してくれて良かれと思っていた土竜の仕業。冬場になって餌を求めて庭のあちこちを掘り返している。敷石が不安定になっている箇所の石を持ちあげるとご覧の様に土竜の通路が出来ている。土竜は体が小さいから穴の深さはそんなに深い訳ではない。精々5cm以内。しかし、敷石の下を掘り返されると急に敷石が傾斜して不安定になり、上を歩くと動いて危ない。その他の場所でも掘り返されてまるでスポンジの上を歩いているかのように地面がふかふかするようになってしまった。お隣のご主人は躍起になって土竜対策を施している。今のところ植えてある植物を枯らすまでに至っていないと思うのだが、そうなったら目の敵になってしまう。


我が家の紅葉
今年は塩害で野山の植物が枯れてしまって紅葉の時期に茶色い枯葉が目立った。我が家は東京湾と相模湾に挟まれてはいるものの距離があるせいか考えるほど塩害の被害は受けなかった。毎年遅くやって来る我が家のモミジの紅葉がどうなるか心配していたが、いまやっとそれらしくなった。朝陽を浴びた時、曇っている時、夕方など時間によって刻々と変化する紅葉をみると心が洗われる。ところが素人写真では刻々と変化する微妙な姿がなかなか表現できない。
その中でも比較的きれいに写った写真を今日のブログにアップしたが、実はこの写真は曇りの時に撮影したもの。それもスマホで撮影したものが一番きれいに見えた。今年もあとわずか。
2018年が無事終わりますように!

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