



コウホネのグロテスクな根が気になってしょうがない。この苗を買った園芸やさんに行けば、何らかのヒントが得られると思い訪ねてみた。結論は役に立たなかった。園芸やさんは苗は売っているがこれほどまで育てた経験がない。ともあれ根を切り分けることは確かだ。そこで、水生植物用の土を買って家に戻ってきた。メダカ鉢からコウホネを引き上げなければならない。それを入れる容器や水を汲む柄杓など考えられる道具を揃え、作業開始。
コウホネのグロテスクな塊は難なく引き上げることができたが、ビニール袋に入れて体重計に載せたら10kgもあった。生えている根を見ながら比較的若い根を2つ切り分けてみた。この若い根を鉢に戻す計画だからだ。本体は他の鉢に植えれば良いのだが、我が家にはもう大きな鉢がない。根の塊は超巨大なのであまり日光が当たらない池だけれど池で育てることにした。
肝心なメダカだが、コウホネを引き上げた鉢には1匹しかいなかった。狭い水面で苦労していたかも。すくい揚げて隣の仲間のいる鉢に移した。
若い根2つを戻した元の鉢には水生植物用の土を入れたが、鉢の半分ぐらいしかなかった。そこに若い切り分けた根を埋めたが、水を沢山いれると根が水面に浮いて来てしまうので定着するまでは水の量を少なくして土と根をなじませることにした。