やっちゃんの珈琲たいむ

2018年09月

酔芙蓉
酔芙蓉の夕方酔芙蓉ノボタン
酔芙蓉が今、懸命に咲いている。もう少し早い時期かと思ったが夏場ではなく秋の入り口なのがちょっぴりセンチメンタルな感じになる。朝は純白の大きな花が何とも清々しい。昼頃からちょっとピンク色が入りだし、夕方になると下段左端のように綺麗なピンク色になる。
よくよく観察していたらまるで自分の姿を見ているかのよう。いつの間にか我々のアルコール摂取時間が早まって昼頃が多くなった。一所懸命汗水たらして働いている人たちには申し訳ないが、同窓会もちょっとしたコミュニケーションの場も昼頃に設定される。ヨットに乗っている時にはいつもアルコールが手元にあった。潮風に吹かれながらのアルコールは潮風が肴になっていて、他に何もなくてよかった。いつも皮膚癌になるのではないかと思うくらい日に焼けていて真黒だったからアルコールを飲んでも顔に出ないように見えた。これは見えただけで、本当は日焼けの肌が更に赤みがかっていたのだろう。
ヨットを下りたらすっかり美白になり、最近はタイミングがずれた酔芙蓉のようにすぐ赤くなる。飲んで何も変化がないというのも可愛らしくないが、夕方の酔芙蓉は良いが真昼の酔芙蓉はやっぱりいただけないか?
因みに下段右端はノボタン。これはわれ関せずで、朝から青紫色をしている。

ミニトマト
そろそろトマト畑を閉鎖したいのだが、今年は今も毎日沢山の収穫がある。7種類のミニトマトが順番になる。最近は朝起きて、新聞をとりこみ、金魚とメダカに朝食を配達した後にトマトを摘みにいく。熟したトマトをそのままにしておくとカラスに悪戯されるのでタイミングが大事。
それに熟しかけたところに雨が降ると表面が二つに割れて避け目が入ってしまう。採れたミニトマトを人様に差し上げたい気持ちはあるのだが、ちょっと皮が固い感じがするので、容器に入れて冷蔵庫に保存して毎日、食事の度に引っ張りだして食べている。10個ぐらい食べると大きなトマトを1個食べた感じになる。今年はアイコという銘柄が多かった。丸い種類、ラクビーボールのような種類、赤、黄色など興味本位にいろいろ混ぜた種類を買ったのが楽しかった。土が悪いから地面の中に育つものは今のところ育ちにくいから、来年もトマトの色々な種類の苗を植えることになりそう。

アオキ画廊ギャラリー遠望全員集合
現役時代に一緒に仕事をしていた仲間が結婚退職した後、好きだった絵を趣味にして勉強していた。そして今はパステル画を勉強していて、習っている仲間のグループ展が開かれた。このところ毎年開催されていて、昨年も僕は顔をだしたが、本人も奥ゆかしくて遠慮していて仲間に案内を出していなかった。ところが今年は仲間皆に案内をしたので7人が展覧会を見に行くことになった。場所は彼女が住んでいる小田原。小田原の改札口に午前11時集合。案内のハガキに当番の印が付いている日を狙って団体で行き、本人を驚かせようと幹事が考えたのは良かったが、彼女の当番は午後2時から。ギャラリーにお邪魔したのにご本人は不在。やむなく展示されていた作品だけじっくりと見て勝手なことを言って会場を引き上げた。いつも感じるのだが、花と風景が描かれた5点の力作が揃っていた。ギャラリーでは本人が不在だったので作品の前で写真を撮らせていただいた。
この後の予定が凄い。小田原駅前にあるカラオケに全員でなだれ込み、歌もさることながらまずは腹ごしらえ。アルコール派はビールをソフトドリンク派は飲み放題の飲み物を飲んだ。そのうちに次から次に食べ物が出て来てランチタイム。その後、歌の饗宴と相成った。3時間余りで何と2300円という安さ。幹事の腕に驚く。最近のカラオケ事情を垣間見ることになった。
そんな盛り上がったカラオケ会場に展覧会に出品したご本人がギャラリー当番の午後2時前にあいさつに訪れ1曲歌って当番に出かけた。

ミズヒキ
池のすぐ淵に昔からミズヒキが生えている。ここはちょっと日陰の場所。そういうところに小さくても花を咲かせてくれると何故か無性に可愛い。昨年までは普通のミズヒキだとばかり思っていたが、今年は花が赤くならず白く連なっている。これから赤くなるのかと待っていたのだが、一向に赤くならない。よくよく調べてみたら、これはギンミズヒキ。日当たりの良いところよりも半日陰のところが多いとあるからしっかり適合している。
ミズシキをよく見ると花弁状の4個の萼片があり、それが全部白。いわゆるミズシキは上の3個が赤で下が白の組み合わせだから紅白の水引に例える。4個とも白いというのも地味で良いが、やはり3対1で赤色の萼片が付いていた方が存在感がある。

池の淵のコリウス
上は網戸でガードされている
昨年までは5月末から「コリウス、コリウス」と騒いでいた。1年草と植物の本には書いてあるのだが、毎年必ず同じ場所に出るので不思議だ不思議だと思っていた。謎が解けたのは少し前。毎年コリウスの種が地面に落ちてそこから芽を出し、まるで根があるかのように育っていたのだ。今年も同じようにコリウスが池の周囲に色どりを添えてくれるものと思っていた。いつもせっかちで芽が出ないと内心大騒ぎしているので今年はどっしり構えてひたすら我慢に我慢を続けていた。ところがその結果、全くどこにも芽が生えなかった。今年は全滅かと思っていたら、最近になってコリウスを1つ見つけた。
それも池の淵は淵でも池の表面をカバーしている網戸の中。コリウスは実に派手な色の組み合わせの葉が特徴。今回発見したコリウスはコリウスの中でも一番と言って良いくらいの地味な種類。網戸越しにコリウスが生えている様はまるで箱入り・・・。
殆ど雑草に近いからさぞやコリウスもびっくり仰天しているに違いない。来年育てるためには今年出たコリウスの種を上手に保管して蒔いて上げないと我が家の絶滅危惧種になる。まだまだこれから育つ小さいコリウスの行方が注目される。

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