



酔芙蓉が今、懸命に咲いている。もう少し早い時期かと思ったが夏場ではなく秋の入り口なのがちょっぴりセンチメンタルな感じになる。朝は純白の大きな花が何とも清々しい。昼頃からちょっとピンク色が入りだし、夕方になると下段左端のように綺麗なピンク色になる。
よくよく観察していたらまるで自分の姿を見ているかのよう。いつの間にか我々のアルコール摂取時間が早まって昼頃が多くなった。一所懸命汗水たらして働いている人たちには申し訳ないが、同窓会もちょっとしたコミュニケーションの場も昼頃に設定される。ヨットに乗っている時にはいつもアルコールが手元にあった。潮風に吹かれながらのアルコールは潮風が肴になっていて、他に何もなくてよかった。いつも皮膚癌になるのではないかと思うくらい日に焼けていて真黒だったからアルコールを飲んでも顔に出ないように見えた。これは見えただけで、本当は日焼けの肌が更に赤みがかっていたのだろう。
ヨットを下りたらすっかり美白になり、最近はタイミングがずれた酔芙蓉のようにすぐ赤くなる。飲んで何も変化がないというのも可愛らしくないが、夕方の酔芙蓉は良いが真昼の酔芙蓉はやっぱりいただけないか?
因みに下段右端はノボタン。これはわれ関せずで、朝から青紫色をしている。