やっちゃんの珈琲たいむ

2018年08月

ミニトマトがいつまでも
ミニトマト畑ミニトマト畑元気の良いミニトマト畑
ヨットを降りたら是非やろうと思っていたのが庭づくり。菜園も考えたが土の質が恐ろしく悪いことを知っていたから、土の改良も含めて花のある庭づくりに挑戦している。見よう見まねで取り組んでいるので失敗の繰り返しだが、これがまたエキサイティングだ。すべてが完璧にできてしまったらきっと面白みがなくなってしまうだろうから、今ぐらいの取り組みが肩がこらなくて良い。
花が咲く植物ばかりがテーマではあるが唯一食べることができるものを植える一角を設けていて、そこに毎年、ミニトマトを植えている。きっかけはお隣のご主人の勧め。今年は7本苗を買ってきて植えたが、何と寿命が長いのだろう。いつまで経ってもミニトマトの収穫が途切れない。収穫といってもご覧のような量だから食卓のサラダになるくらいの分量だが、栄養価が高いといわれているので毎日大事に食べている。今年のミニトマトはいろいろな種類の苗を買ったので丸いもの、少し大き目なもの、黄色いもの、どんぐりのような形をしたものなど多種多様。
皮が少し硬いように感じたので本物と比較するためにスーパーでミニトマトを買ってきて食べ比べてみたが殆ど変わらなかった。トマトの木もはじめは行儀が良かったが終盤になってから畑の中で収拾がつかないくらい枝が絡み合っていて対処できなくなってしまった。カラスを除けに周りにネットを張ったのだが、そのネットから枝が突き抜けてネットの外にもトマトが成りだした。そろそろ片付けて何か違うものに挑戦してみたいのだが、一向に収穫が途切れないのでもう暫くお付き合いせざるを得ない。



記念切手そして
ラクビーワールドカップ2019の記念切手
自称アナログ人間の生き残りと思っているから、ITは滅法弱い。どうにかして時代に遅れまいと今の時代の最低限ギリギリにしがみついて生きている感じというのが実感。だから比較的郵便局にはお世話になっている。手紙やハガキはよく書く方だ。そのために切手は良く買う。コレクション癖は特にないので使うために買っている。しかし、時間が経つと記憶が実に曖昧になってしまうものだ。
切手ファイルの中から20世紀記念切手が出てきた。どういう訳か消印が押してある80円切手。一体何の切手なのかと書いてある文字を一所懸命読んだが何と書いてあるのか解読できない。暫く見なおしていてやっと解読できた。何と昔の表記で右から左に向かって「カチューシャの歌」と書いてあった。
この消印はどういう役目だろうと思ったらやはりコレクションのためのものだった。郵便局に行ったついでに聞いたら「これは使用済み」の一言。更にファイルの中にあった記念切手を持参して額面を確かめた。購入した時にちゃんと覚えていた筈なのだがすっかり忘れている。20+5とある。20円いや25円?正解は20円で5円は寄付。25円の切手だと思って使ったらご迷惑をかける。
たまたまラクビーワールドカップ2019の記念切手が売りだされたばかりだったので買ってきたが、これは82+10となっていて、額面は82円。それに10円の寄付が付いているということだ。

メダカ鉢の水位
コウホネの森メダカ鉢の水面にはウキグサがびっしり一番大きなメダカ鉢
3つあるメダカ鉢はそれぞれ違うメダカのすみかになっている。鉢の中にコウホネが植えてあるのだが、このコウホネが沢山の葉で水面に陰を作っているおかげで水温の上昇が食い止められ、メダカたちもこの酷暑の中で生きながらえている。さらにメリットはこんもりとした葉のおかげでトンボが近寄れず、卵を産まないからヤゴにメダカを食べられる危険性が減った。
メダカ鉢の底には水生植物用の土が入っていて、その中にコウホネの根が埋めてあるのだが、メダカの糞や餌の食べ残しなどが肥料になるらしく、育っは育つはまるで伊豆の山葵のような根が水面から顔を出すなど伸びに伸びてしまった。上段の写真の脚が沢山ある動物に見えるがこれはコウホネの根。ちょっと不気味だ。これだけ勢いが良いから暑い時期は特に水分をよくっ吸収するらしく1日で相当な水分が無くなってしまう。初めは鉢にヒビでもあるのかと思ったら、そうではなく水面からの蒸発、コウホネ自体からも水が発散していて一鉢に毎日6リットルを補充しないと水位がぐ~と下がる。水位が下がるとメダカの活動範囲が狭まるのでこのところ毎日鉢の水補給が日課になった。補充といっても水道水をダイレクトに入れるわけではない。安上がりなのは水道水を汲んでおいてしばらく置いておくとカルキが抜けることは知っているが時間的な余裕がないので金魚屋さんで売っているカルキ抜きの薬を買ってきてジョウロに入れ水道から汲んだばかりの水で対処している。

ワンコインコンサート
はまゆう会館ホワイエ座席表ステージ
家からバスで10分も乗るとJR衣笠駅に着く。高校時代3年間下車した駅で、60年以上経っているのに駅の姿が当時と殆ど変わっていない珍しい駅だ。駅の前に商店街や銀行もあるので時々出かける。駅横の駐車場に車を止めても20分だけ銀行から駐車券がもらえるので得をした感じになる。
この駅の至近距離に昔から横須賀市の施設「はまゆう会館」がある。名前だけは聞いていたのだが今まで出かけたことがなかった。そこで若手の音楽家を育てる会・YMSA主催のワンコインコンサートがあった。ワンコイン500円で聞けるコンサートだ。今の時代500円で本物の音楽を聴くことができるのは申し訳ないと思う。以前から応援しているサキソホン奏者の松本さんが出演することもあり仲間3人と出かけた。今回は1日2ステージ。1回目は夏休みのお子様向け。我々は2回目の大人向けに行った。グループ名はジョーズ・クインテット。クインテットというように5人のグループ。
夏らしくアンダー・ザ・シー、ピアソラの鮫などが演奏された。途中、次回、次々回に出演するアーティストも応援に駆けつけ舞台は大盛り上がり。アンコールはゲストも含めて出演者全員で葉加瀬太郎の情熱大陸で締めくくった。一緒に行った4人で帰りがけに珈琲を飲みながら「500円じゃあ申し訳ない」の言葉が。毎回500円で若き音楽家を応援出来るのだったらまた行ってみようという気になった。

蔵前陵苑
蔵前駅前会場の側の交差点ビルとビルの間に
ウクレレでお世話になり、ヨットにもご夫妻で来られた親友の奥さまが亡くなった。病院に行ったことがないというのが自慢だった。それほど普段は何も異常がなかった。それがある日突然変調をきたした。初めて訪れた病院で診断された結果はすい臓がん。それもステージ4。最近は本人にもはっきりとお医者さんは病状を伝えるとは聞いていたが、治療の方法がないと伝えられた時には今まですこぶる健康だった本人はどう理解したのだろうか。そして4か月で旅立った。
8月20日親友の自宅の近くの葬祭場で葬儀が行われた。酷暑が続いていたのに、急激に秋めいた日だった。田舎は静岡なのだが、東京に住んで長い。3人のお子さまたちも皆、近くに所帯をもち第二の故郷が東京にできた。静岡には孫の代までの墓地があると聞いたのだが、遠くてなかなかお墓参りが出来ないと奥様の死を機会に東京に移すのだという。お通夜で伺った斎場は墓地も兼ねていてビルとビルの間にある陵苑。家からも歩いて通える至近距離だった。最近のお墓事情がよくニュースに取り上げられる。仲の良かった家族がいつも会えるように決断した親友の優しさには胸があつくなる。早すぎた奥様の死だったがこれからも仲の良い家族の絆が続いていく。

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