やっちゃんの珈琲たいむ

2018年05月

吸葛吸蔓吸蔓
池の横に立派なネムの木が生えている。いつの間にか立派になってしまったというのが正直な話。そのネムの木にこれもいつの間にか吸葛と美男葛が巻き付いてしまった。ネムの木としても迷惑な話だとは思う。ネムの木を大事にすると思えば本当はこの葛を切ってしまえば良いのだが、お互いに花の咲く時期が違うから最近は容認する姿勢に変わった。
今は吸葛の花の時期。吸葛はなかなか可愛い。先ずは花が2つずつ並んで咲く。もともとは白い花なのだが、時間差でその白い花がクリーム色に変化してくるので、白とクリーム色が並んで見える。花の奥に蜜が溜まっていて、この蜜が相当甘いらしく、葛の側に行くと大きなミツバチの羽音が聞こえてくる。ミツバチには大変人気があるらしい。
この葉が総てではないが一部冬でも残っているので忍冬(ニンドウ)という別名もある。我が家の吸葛は野生のものだが、花の香りが良いので最近は園芸店でも鉢植えで売られている。

皐月/satuki
皐月皐月皐月
植物が好きな割には中途半端な知識しかないから単純な植物は名前が分かるがちょっと複雑になるときちんとした知識を持ちあわせていない。最近はブログの殆どが庭の中の植物だから少しずつ知識のレベルを上げなければと思っていた。その格好のテーマになったのがツツジとサツキ。
ツツジは家の入り口側に数本植えてあり、季節になると大きなピンクと赤の壁を作ってくれる。これが嬉しくて裏の方にも数年前に2本植えた。まだ丈が低いけれど順調に育っている。
本題のサツキは我が家にないと思っていた。もともと二つの違いが分からないからあるかないかも分からなかったのだが、今元気に咲いているのがサツキだとやっと判明した。玄関の前の傾斜面に昔から生えているのだが、図鑑でチェックしてみたら図鑑そのものだった。
ツツジとどこが違うのか・・・。もともとサツキを「皐月」という字を書くように咲く時期がつつじと比べて1ヶ月近く遅い。旧暦の5月に咲くところからこの名前が付いたとある。名前はこれで納得した。花の咲く時期で判別できることは分かった。その他の特徴はといえば、枝が横に広がり、葉や枝には褐色の毛が多い。葉は互生して、長さ2~3cmの披針形または線状披士針形。花は朱赤色で直径4~5cm。上弁には濃い色の斑点がある。
咲く時期での判別はやさしいが葉、枝、花の特徴で判別できれるレベルには至っていない。

内房線君津駅前
ビジネスホテル可愛い部屋ビジネスホテルの部屋から
一歩裏側は一歩裏側は一歩裏側は
高校時代一緒にラクビーをやったクラスメイトが神経を損傷して下半身が麻痺してしまい車椅子生活を送っている。昨年も千葉の自宅を訪ねたが今年はクラスメイト4人で出かけた。住居が君津駅から歩いても行ける陽光台という住宅地にある。アクアラインの手前で待ち合わせ1台の車に乗って行ったが、アクアラインに乗ってしまうと実に至近距離にある。今回は半身麻痺をしているクラスメイトを街に連れだし、夕方5人でクラス会を開催するつもりで出かけたが、残念ながら家から出かけることが出来ず、友達の家でクラス会を開催。12時から3時まで昔話で盛り上がった。今回は1泊どまりの計画だったので君津駅前のビジネスホテルを予約しておいた。
5人のクラス会を終わり、ホテルまで歩いてチェックイン。
夕方まで一寝入りして夕方から知り合いの料理屋さんに繰り出し、4人で飲み会を開催。僕以外の仲間は週1、2回はゴルフで来ているのでゴルフ場だけではなくいろいろな店も懇意にしていて、訪ねた店はその一つだった。飲んでいる途中にちょうど上空を人工衛星が通過するということが分り、店のお客様と従業員全員が店の外に飛び出し、南西方向から北東方向にゆっくり進む人口衛星を観察するというハプニングも。地元の魚介類を堪能して10時までのクラス会二次会になった。考えてみれば12時から3時、5時半から10時まで8時間近く飲んでいたからそれはそれは疲れた。
君津は静かな静かな町。ホテルの一歩裏側に入ると大きな敷地に瓦屋根の素敵な家だらけ。久しぶりにのんびりした2日間だった。

ピエール ド ロンサール
バラが咲いたバラが咲いたピエール ド ロンサール
キャスリンモーリーピエール ド ロンサールピエール ド ロンサール
アイリストミストアイリストミスト新たな蔓バラも
ザ プリグリムザ プリグリムメルヘン ケーニギン
バラの花が次から次に咲きだした。手入れをしていた段階で茎蜂の被害に少し遭ったがたいした影響はなかった。まだ総べての種類が咲いている訳ではないが、今年は剪定が功を奏したか、花が大きい。因みにピンクのピエール ド ロンサールは花の直径が10cmを越える。クリーム色のザ プリグリムスは3つずつ固まって咲いているが3つで20cmもの大きさになる。手入れをしてやっと咲いただけあって、なかなか可愛いものだ。
いまや各地でバラの庭園に沢山の人たちが詰めかけている。それに比べると余りにもミニミニだがこの規模は規模で楽しい。

気持ちが悪い木
時々時間があると運動がてら横須賀駅のすぐ後ろにある逸見の浄土寺へ行く。急傾斜の山の斜面に我が家のお墓がある。自分の墓に到着した時には息が切れて「はーはあー」言ってしまう。昔はそんなことはなかったと思うのだが、そう考えると惨めになるからそうは考えないところが僕の剛如っぱり。
お墓に行く時には分からなかったが、帰り道の階段でふと目をやったら、ご覧のように不気味なぼつぼつだらけの葉が密集している木を発見した。一体これは何という木だろうか?
いままで何十回、何百回と上り下りした階段なのだが、全く気が付かなかった。ひょっとすると病気かな?とも思った。しかし、境内の樹木はいつも植木職人さんが入って手入れがされているからもし、病気に罹った木だったらとっくに手当てされている筈だ。ということはこれが正常な木だということになる。今までいろいろな木を見てきたが、こんな木は初めてだ。何故このぼつぼつがついているのだろう。この葉に触っただけで被れそうな気がする。

このページのトップヘ