やっちゃんの珈琲たいむ

2018年04月

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昨年の春に意識的にハーブを植えた。ハーブは一般的には耐暑大寒性がある。だから植えたハーブがどんどんスペースを広げ、ぺパーミントのような丸いグリーンの葉が実に綺麗に見える。葉を摘まむとハーブ独特の色々な香りがする。洗濯干場のすぐ横にご覧のようなクジャクの羽のようなハーブがある。植えた植物には総て名札を付けてあるから株の足元を探したが余りにも伸びているので名札が見つからなかった。やっとのことで見つけて名札を見たら、ストエカスラベンダーと書いてあった。苗を買った時にプラスチックの名札を見て木札に書き写したのだが、すっかり忘れているので、本当にこの名前が合っているのか疑わしい。
改めて図鑑で調べたら、ストエカスラベンダー(フレンチラベンダー)で間違いなかった。比較的耐暑、耐寒性があるのだが、梅雨入り前に刈りこんで蒸れるのを防ぐ必要があると書いてあった。考えてみると去年は全く何もしていない。刈りこんで風通しをよくしないと葉が黒ずんでしまうのだそうだ。水もやりすぎると根腐れしやすいと意外に神経質な植物だ。水遣りの時間も朝か夕。日中の水遣りは太陽の熱で沸騰してお湯をかけたようになるから要注意だそうだ。これからの時期はどんな植物でも昼間の水遣りは避けた方が良さそうだ。

炉点前
お茶のお稽古は4月で炉が終わり、5月からは風炉に変わる。本来はこのお稽古で僕は亭主をやる予定だったのだが、3月末に右のふくらはぎの筋を損傷してしまったために残念ながら今は正座が出来ない。目下、リハビリ中なのだが、お稽古をパスしてしまうとすっかり忘れてしまう恐れがあるから何が何でもお茶に触れていたい。そこで椅子に座ってお稽古に参加した。椅子に座ってやる人が僕だけではない。ほかにも2人いた。全員で6人だったから半分が椅子にお座りしたお稽古になっていた。年齢が上がると椅子に座らないとダメな人が多くなるとは聞いていたが、いざ自分がその立場になると「これは!」と思ってしまう。椅子に座っていると亭主は出来ないので、4月はひたすらお客様ばかり。来月から風炉点前になる。そろそろ亭主をやりたいだが、取りあえず風炉点前の2番手の亭主になるのを目標にリハビリを頑張る予定。このところすっかり夏めき4月なのに蚊が出てきた。次回から蚊取り線香をセットしようとなったが夏がもうすぐだ。

チョコレート・ダモーレ
ローズホテルリハーサル風景チョコレート・ダモーレ
横浜の老舗が集まるYokokama’s Best Collection の今年第1回目の例会が横浜ローズホテルで開かれた。この例会には毎回ゲストさんが来る。僕はOBとして参加させていただき、隔月に横浜の新鮮な経済情報に触れている。今回は事務局から随分前に連絡をいただき、ゲストさんを紹介した。僕が紹介させていただいたのは最近よく聴かせていただいている管楽器演奏グループ。つい先日も「香りの音楽会」でサキソフォーンの演奏を聴いたばかり。今回のメンバーは大学院時代の仲間3人。昨年のヨットレースのパーティーで演奏してくれたピアノの秋元一夢さんとサキソフォーンは松本理沙さんそしてトランペットが佐藤杏奈さんの3人編成。グループの名前がChocolate d’amore。会議の始まる前に1時間リハーサルをし、午後6時から1時間演奏した。僕はリハーサルからお付き合いをしたので2時間にわたるステージを聴いた感じになった。管楽器の演奏は肺活量がいる。長い時間演奏するのはかなり苛酷な気がする。特にこの日は秋元さんと松本さんが東京でも日中ステージをこなしてきたから大変な一日だった。でも流石に若い。1時間のステージを立派にこなしていただいた。今までのゲストさんの中で一番若いゲストさんになり例会のエポックメーキングになった。初々しさが参加者から高く評価された。

鯛の姿づくり
今回の教材アジの姿づくり鯛の湯引き
このところタイミングが悪くて、お魚の料理教室の「あじの会」にまともに参加していない。参加できない理由にはもう一つ理由がある。それは月2回の開催予定が会場がなかなか確保出来ないため、慢性的に月1回になってしまったからだ。前回は材料だけもらって授業には参加できなかった。久々に4月の貴重な1回の授業に参加できたのだが、今回も午後横浜に行かなければならず、作り上げた料理を食べずに持ち帰った。
今回の材料は東シナ海で採れた天然物の真鯛と中あじ。鯛は姿づくりに挑戦した。最近はなかなか天然物が少なく殆どが養殖ものなのだそうだ。天然物と養殖物はどう違うかというと養殖物は色が黒いのだという。その原因は本来なら深い海の中を泳いでいる鯛が水深の浅い海の中で飼われているため、紫外線を浴びて色が黒っぽくなってしまうと聞いてな~るほどと納得した。
今回の貴重な鯛は天然物だから黒っぽくはないが姿づくりになった。鯛の身は湯引きをしたものをそぎ切りにして姿づくりの中に並べた。下段中の写真はあじの姿づくりも出来るとサンプルを先生が作ってくれたが、今回は姿づくりではなく、ムニエルにした。


セロジネ
セロジネセロジネマキシラリア
昨年、庭師の友人に家の周りの伸び切った木を切り倒してもらった。流石、慣れているから数日で綺麗さっぱり希望通りに木が整理整頓された。作業最後の日に自宅にあったという洋らんを2鉢いただいた。難しい植物だと知識がないから手入れが出来ない旨を伝えたが、「放っておいても大丈夫!」というので彼の好意に甘えた。ただ、折角いただいた「らん」。こんな高尚な植物の面倒をみたことがなかったから簡単に枯らせてしまってももったいないし、失礼だ。
結局、友人のアドバイス通り大して面倒を見ず、半日陰で育て、雪にだけは当たらないようにしておいた。そうしたら、細長い葉の間から可愛い芽が出て来たかと思ったら、白い高貴な花が沢山咲いた。大体鉢の名前が分かっていない。最近は自分で買ったものはプラスチックの名札が付いているからプラスチックの名札を木札に書き替えて植物の側に差してあるので、名前が分からなかったら札を見ればすぐ分かる。ところがいただいた鉢に関しては名前をきちんと確認しないうちに時間が経ち、綺麗な花が咲いてしまった。失礼だとは思ったが、半年経ってから名前を教えてもらった。
上の白い花は「セロジネ」そして下段右端の鉢は「マキシラリア」という。「マキシラリア」の方は咲きだしたばかりだからこれからが本物。ここまではどうにかきたが、これからの手入れの仕方は一度聞きなおした方が良さそうだ。




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