下田の夜は本当に楽しかった。余りにもいろいろな刺激を受けた。自分のやっていることの小ささを感じてしまった夜でもあった。Tさんの家からサンバード桟橋に戻り、シュラフに入ったが、オーナーに毛布を借りてシュラフに入れたので前日とは大違い。下田の夜は快適でぐっすり眠ることが出来た。下田~油壺間は距離が長い。せめて6時には出航し、午後早めに到着したい。8時間から9時間を見込まなければならない。その昔、波と風に翻弄されて10時間かかったこともある。緊張感も手伝ってか5時前に目が覚めた。日の出は6時少し前。
上の写真は朝5時の寝姿山方面を撮った。
中段左はサンバード桟橋に係留されている「あぶさらむ Ⅱ」。まだ日の出前なので写真がもうろうとしている。
出航準備は前日に終了していたので殆どやることがなかった。下田港が刻一刻と明るくなっていく。雲が沢山出ているものの雨の心配はなさそうだ。雲が多少流されていたが強風の心配もなさそう。
時間的に余裕があったので桟橋の上に建っているペリーの胸像とアメリカとの平和友好の灯を写真に収めた。ここには日米交流150周年記念に寄せて2004年、第43代アメリカ合衆国大統領ジョージ・ブッシュさんのメッセージとペリーの生まれ故郷であるロードアイランド州ニューポートから送られた平和友好の灯が灯っていた。