やっちゃんの珈琲たいむ

2018年01月

草分けの会
昭和40年代の初めに一緒に仕事をした仲が良い仲間10人。数年前に少しずつ仲間の消息が分かり、「草分けの会」を立ち上げた。何故「草分け」とネーミングされているかという理由は勤めていた会社の新規部門に配属されたメンバーだから。もともとは文化と教養に関する商品をテーマにしていた販売会社。そこに楽器部門が立ちあげられた。だからやる事成すこと総て初めての経験。初めは外売りで当時流行り始めたYAMAHAのピアノ販売だけだったが、暫くして横浜駅西口の地下街に小さな店舗を構えた。当時の横浜駅西口の地下街は日本の中でも古い地下街で土一升金一升の時代だった。
何せノウハウがなかったから見よう見まねで店頭売りと外売りに挑戦した。その時のメンバーがここに集結しているメンバーという訳。未だ消息が分からない人もいるが、苦労続きの50年前の仲間だから会うと話が尽きない。今は最高齢は間もなく80歳。一番若い人でも、もうすぐ古稀となる。
今回は横浜栄区の住宅街にあるフランス料理店に集まった。20人余りでいっぱいの店内は予約客で満員だった。その半分を我々が占拠したが初めは物静かにしていたものの時間とともに騒がしくなり、他のお客様に迷惑がかかってしまうのではないかとヒヤヒヤものだった。周りのお客様にお詫びしたら「いえいえ全然気になりませんよ!」「楽しそうでいいな~」「どういう方々の集まりなんですか?」と返され大人の対応に感激だった。

かまくら作り
雪の日の翌日、早朝から外で子供のはしゃぐ声が聞こえていた。登校前に雪だるまを作っているに違いないと特に確認はしなかった。いつもだと朝から家の前の雪かきに専念するのだが、必ずその後遺症が出て腰が痛くなる。今年は珍しく雪を放置しておいた。
屋根の上の雪が時々音を立てて地面に落下する音を聞きながら部屋の中で本を読んでいた。昼近くなって庭の雪解けがどうか確かめようと外に出た。庭の先でお隣のおねえさんと弟さんがシャベルで雪を積み上げている。雪のために小学校は休校になっていた。朝方から休み休みずーっと雪の山を作り続けていたらしい。まあよくも体力が続くものだと感心した。早朝からやっていたから少なくも3~4時間は続けていたことになる。
雪だるにしては頭がない。お姉さんに聞いたら、なんと「かまくら」を作っているのだという。「かまくら」となると相当雪を積まないと中に入れる空間が出来ない。長い間作業していたのだが人が中に入るには雪の山は小さかった。でもその二人の努力に感心して記念写真を撮ってあげた。周りはそろそろ融けだしていて地面が茶色になっている。結局、最後は時間切れ。二人の「かまくら」作りは夢と化した。完成はしなかったけれど、2人の姉弟の雪の日の思い出にはしっかりインプットされたと思う。昼過ぎに写真をプリンとしてプレゼントした。

白い世界
入口の道窓から高速道路を見る家までの坂道
降り始めて5時間後降り始めて5時間後降り始めて5時間後
 南岸低気圧の悪戯で4年ぶりに1月22日に大雪が降った。随分前から雪の予報が流れていたから降ること自体は特に驚かなかったが、雪に慣れていない我々は悲しいかな事前の対策を打とうにも打てないというのが正直なところ。一番良い対策は雪が降った後は外に出ないと言うのが最優秀対策となる。
いつもスケジュールが詰まっている悪い癖があるから緊急事態になると数々の予定をキャンセルせざるを得ない。しかし、流石今回のような大雪になると予定そのものが中止になったりするから僕からのキャンセルは回避できた。
1月22日は午後から雪が降る予報が出ていたのでノーマルタイヤしか持っていない僕としては雪が降らない午前中に用を足さなければならない。予定通り用事をこなし、昼前に帰路についたが、予報は的確で12時前から霙が降りだしたかと思ったら家の近くまで来たら大粒の雪に変わり見る見る周辺は白の世界に豹変。ぎりぎりセーフで家に到着。後はご覧のようなモノクロームの世界に変わった。
家がある地域は南側に葉山カントリーを背負っているので完全に雪が消えるのは1週間近くかかる。

チューリップ畑
土を元に戻したビオラビオラ
昨年の10月20日にチューリップの球根を植えた話をブログにアップした。たまたまホームセンターの園芸売り場にいろいろな種類の球根が山と積まれていて、たまにはチューリップを植えてみようと心が動いた。計画的に植えるのは初めての経験だ。ヨコハマスタジアムのある公園には何百種類のチューリップの花が春に開花して沢山の観光客で賑わうのを知っていたので数を植えないと良さが出ないことは分かっていた。
ホームセンターで買ったチューリップの球根もアソートで50個の球根が袋に入っていたので袋の植え方説明を丁寧に読み円形の畑に植えた。
ところがその後、予想外の長雨にたたられ、丸いチューリップ畑が水浸し。まるで水生植物のような有様になってしまった。これでは球根が腐っているに違いないと思う反面、いやいやもう少し我慢すれば芽が出てくることを期待して3か月目。更にその後、冬に強い8本のビオラを植えた。
たまたま会った親友が庭にチューリップの芽が出ていると聞いて我が家の球根は完全にアウトと判断。植えた場所を鍬で掘ってみたら、チューリップの芽らしいものが土の中に横たわっていた。完全に諦めていたから思いっきり鍬を入れたから芽が切れて・・・まあ可哀想に。僕の我慢が足りなかったと慌てて土を元に戻したが、2~3個はダメにしてしまった様子。
芽が出るのに随分時間がかかるものだ。50個の中一体何本芽が出るか分からないがもう暫く辛抱することにした。
半分諦めていたから先日ホームセンターに行った折に球根を買おうと探したらもう球根は撤去されていてタイミングを完全に逸したと思っていたから芽が出ればこんなハッピーなことはない。

1番花
2番花
玄関の前の椿の木に1番目の花が咲いた。一番目の花とこだわるのはこの椿の木に3種類の色の花が咲くからだ。3種類とはどういう意味かというと3種類の色という意味だ。白、ピンク、赤と白の絞りの3種類。初めは一本の木しかなかったが最近は地面から何本もの木が生えてきて何か別物のような感じがする。今年は白い花が一番初めだった。咲く順番がどうなるのかの科学的な考察は出来ないが何かの影響で栄養が早めに届いた枝から花が咲くのではないかといつも思っている。
今年は白い花が咲いたと思ったらすぐ赤白の絞りの花が咲いた。毎年順番を書き留めている訳ではないのだが、初めて咲く花の色の順番が毎年違っているような気がする。後は残りのピンクが咲けばすべての種類が咲くことになる。占大好き人間ならこの3種類の咲く順番で1年間の運勢が占えそうだ。生憎僕はこの手のものには全く無関心だからここどまり。
この木の横には白い椿の木がある。白い椿はかなり前から満開になっている。毎朝白い花を目指して鶯がやってきて葉の影で可愛らしい声でさえずっている。いつも番(つがい)でくるらしく2羽の声が聞こえていてとても賑やかだ。鶯が白い花の椿を気に入っているのかと思っていたが3色椿の方は背丈が低く、白い椿の木と違って葉が生い茂っていないから小鳥たちの隠れる場所がないというのが原因かもしれない。

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