やっちゃんの珈琲たいむ

2018年01月

雪が早めに融けた場所雪の中のシャクナゲ雪の中のブロッコリー
こう長い間雪が融けないでいるともうそろそろ雪が融けて欲しいと心底から思う。雪を触ってみると大雪が降って積もった時と比べるとかなり薄くなってきているのだが氷になっている。これで再度雪でも降ろうものならばすでに下地は出来ているからまたまた雪国を再現してしまう。天気予報があやしい。
不思議なことに植えてある植物の周りだけは綺麗に雪が融けている。大きい植物も小さい植物も周りが等しく雪が融けているから植物のエネルギーが感じられる。それだけ植物の周辺が温かい証拠なのだろう。しかし、一つだけ雪の下から顔を出さない植物があった。サークルの中に8本植えたビオラ。これだけはエネルギーがか弱いのか未だ雪のと言うより氷の下にいる。
ブロッコリーもシャクナゲもサンシュウもみな周りが融けていて雪の間から土が見えている。ほんの少しの土でも雪の間から見えると春らしく感じるから不思議だ。
ブロッコリーの周りに鳥対策でテグスを張り巡らせたのだが、ピーンと張ってあったテグスが雪の重みで弛み、それが雪の中で凍ってしまい今ところ用をなさない。あんな細いテグスに雪が積もるなんて考えられないがしっかり積もっているのだ。
幸いヒヨドリも今のところ近寄っていそうもないから少し安心しているが。

庭の雪
周囲の山家の前の枝垂れ桜の木玄関の通じる道
スキー場ーが何百台ものダンプカーで雪を運びこみやっとの思いでスキー場のオープンに間に合わせたというニュースを見たことがある。数年前新潟県の安塚町にお邪魔した時、氷室があって冬場にせっせと雪を運び夏場の冷蔵庫としていたのを見た。中に入ってみたが夏なのにとても寒く、しっかり冷蔵庫の役目を果たしていた。
雪が降って一週間経ったのだが、我が家の周辺はご覧のような有様。相変わらず外に出るとひんやりと寒く冷蔵庫のようだ。大分融けているところもあるのだが、依然としてしっかり残っているところもある。道路の雪と違ってスコップで取り外そうにも凸凹していて取り除こうにも除けない。
流石、歩くところは特に手をかけた訳でもないのに綺麗さっぱり無くなった。これだけ雪が残っていると雪のない所と比べたら1度ぐらいは温度が低いと思う。上段の写真の下側は雪が無くなっている。地面の土が点々と塊になっているがこれは土竜が作ったボタ山。表面が雪だとそこでストップするらしく雪のある所にはボタ山はできない。
雪の下の新芽も早く雪が無くなって欲しいと切望しているに違いない。

一輪の木瓜
朝起きて部屋の温度を見たら6℃。大雪が降る前は10℃を下回ったことがなかったから4℃~5度下がるとそれはそれは寒さを実感する。タイマーセットをしておけばハワイの朝の様に起きれるだろうが季節感がなくなってしまう朝もつまらない。部屋の温度がこれだけ下がったから外はさぞかし寒いだろうと寒暖計を持ちだして計ってみたら零下1℃だった。僕の持っている寒暖計はマイナス20℃まで計測できる。こんな下まで計れるなんて単なるアクセサリーぐらいに思っていたが、ニュースではマイナス30℃を下回ったなどと発表されているから北の地方はもっと過酷な自然と対峙している。僕のようなヌクヌク生活を送っている人間にとっては到底考えられない。
ソウル在住の韓国の友人も最近はマイナス10数度の世界で暮らしていて、マイナス16℃だったけれど手袋なしで出勤したなどと言っているから慣れもあるのか?
そんな寒々とした環境の中で我が家の木瓜が早とちりをして1輪咲いた。日中だって大して温度が上がらない外の寒さ。本当にご苦労様としか言いようがない。

10cmもある霜柱
冬場になると良くアイスバーンと言う言葉を聞く。ノーマルタイヤでアイスバーンでブレーキでも踏もうものならとんでもない方向に車が走ってしまう。事故をおこしたことはないが凍結し路面でコントロールが利かなくなった経験は少なからずある。怖さを知っているから雪道は絶対に走らないと決めている。もし、凍結の恐れがある道を通らざるを得なくなった場合でも恐る恐る走るしかない。
昨日に続きまたまた我が家の雪景色で申し訳ないが雪が固く凍った場所を歩くとバリバリと音がして正にアイスバーン、凍結状態だ。一体いつ頃雪の塊がなくなるのかその厚さを調べてみた。毎日毎日厚さは減っている筈なのだが・・・。
一体氷の下はどうなっているのか・・・スコップで掘ってみたら中から10cmはある巨大な霜柱が現れた。霜柱の氷だけだったらとてもファンタジックなのだが泥にまみれているからちょっと汚らしい。しかし、写真だけ見ていたら霜柱にチョコレートパウダーでもかけてあるかのように甘く見えた。これだけの厚い霜柱だから雪の上を歩くとしっかりした大きな音がする。初冬に見るものと違ってかなりの重量に耐えられる感じだ。表面を覆っている雪の塊は意地になって融けないから霜柱ももう暫く健在だ。
自然現象がおりなすmm単位の芸術に感心してしまう。

DSC05445
まだまだ雪の原まだまだ雪の原土竜は地下作業
月曜日に降った大雪は幹線道路はすっかり融けた。大雪ではあったが、夜中に止んだことと翌日は快晴でお天気に恵まれたのが幸いし、交通マヒにならなかった。我が家も玄関から町道に出るまでの道は太陽で融けたのと最後に残った雪は雪用のスコップでかき集めてたので全く問題はなくなった。
ところが家の周りはご覧のような雪景色。雪が降ると1週間は雪国のままの場所がある。それは東側、南側に面した庭。流石これだけ残っていると雪が反射板になって窓の外が明るい。懐かしい「蛍の光窓の雪」の一節になる。
南東に向いていれば融けそうなものだが、午後になると大きくなりすぎた竹林の影になってしまい、日照時間が短いのが大きな原因。従って恒例の一週間限定の雪国ショーは今回も健在だ。
上の写真は庭に面した水道の蛇口が凍り付きホースから水が滴ったらしく可愛いつららになっていた。寒気団の影響はここ暫く続きそう。

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