



開演30分前に開場されたのでチャペルに入った。何とチャペルには他にも仲間が2人来ていて、結局仲間が5人で応援に来たことになった。今回のコンサートはグリークラブのOB会。プログラムにメンバーの名前が掲載されていて、テナーのグループの中に我々の仲間の名前が載っていた。名前の後ろ側に卒業年度が書いてある。OBだから相当幅があるかと思ったら、計算した訳ではないが平均年齢は70歳近辺。正にシニアのコーラスグループなのだ。しかし、メンバーはみなきちんとブレザーコートを着こなし姿勢よく立っている姿は実に美しく、若々しかった。
コンサートは4部構成になっていて第1ステージ:愛唱歌 第2ステージ:ミサ曲 第3ステージ:邦人組曲 第4ステージ:クリスマス曲となっていた。愛唱歌ではAmazing Grace、愛燦燦、竹田の子守歌など。パイプオルガンと、ピアノ更にソプラノの山下瑞希さんがグリークラブのコーラスをバックに素晴らしい歌声を披露。和音の組み合わせの素晴らしさに感激した。2部は厳かにミサ曲が続いたが何といってもパイプオルガンの音が秀逸。3部は邦人組曲だったが、北原白秋作詞の柳河風俗詩が歌われた。北原白秋の詩が素晴らしかった。最後にクリスマス曲。クリスマスを前にしておてのもの。アンコールで讃美歌を3曲会場の人たちと歌ったが、チャペルに来られる方々だから讃美歌をよく知っていて大合唱になり、約2時間のコンサートが終了した。