やっちゃんの珈琲たいむ

2017年11月

チャペルコンサートプログラムから
関東学院のチャペルチャペルコンサートの案内看板帰りはイルミネーション
開演30分前に開場されたのでチャペルに入った。何とチャペルには他にも仲間が2人来ていて、結局仲間が5人で応援に来たことになった。今回のコンサートはグリークラブのOB会。プログラムにメンバーの名前が掲載されていて、テナーのグループの中に我々の仲間の名前が載っていた。名前の後ろ側に卒業年度が書いてある。OBだから相当幅があるかと思ったら、計算した訳ではないが平均年齢は70歳近辺。正にシニアのコーラスグループなのだ。しかし、メンバーはみなきちんとブレザーコートを着こなし姿勢よく立っている姿は実に美しく、若々しかった。
コンサートは4部構成になっていて第1ステージ:愛唱歌 第2ステージ:ミサ曲 第3ステージ:邦人組曲 第4ステージ:クリスマス曲となっていた。愛唱歌ではAmazing Grace、愛燦燦、竹田の子守歌など。パイプオルガンと、ピアノ更にソプラノの山下瑞希さんがグリークラブのコーラスをバックに素晴らしい歌声を披露。和音の組み合わせの素晴らしさに感激した。2部は厳かにミサ曲が続いたが何といってもパイプオルガンの音が秀逸。3部は邦人組曲だったが、北原白秋作詞の柳河風俗詩が歌われた。北原白秋の詩が素晴らしかった。最後にクリスマス曲。クリスマスを前にしておてのもの。アンコールで讃美歌を3曲会場の人たちと歌ったが、チャペルに来られる方々だから讃美歌をよく知っていて大合唱になり、約2時間のコンサートが終了した。

関東学院大学
カフェテリアカフェテリア中華
コンサートの関東学院のチャペルまでは15分ぐらい歩かなければならない。循環バスもあるのだが、運動不足もあったのでテクテクあることにした。コンサートは午後3時開演なので少し早めに集合して校内のカフェテリアでランチを食べようということになっていた。校内にはいくつかの大きなカフェテリアがあり、昨年も利用した。今回は中華レストランに行ってみた。キャンバスの食堂はどこの学校もそうだろうがお値段が安い。500円以下で殆どのものが食べられる。今回はロコモコランチを食べた。大学のカフェテリアにはいろいろな人たちがいて、学生さんにしては年を食い過ぎていると思われる人たちが沢山席に座っていた。学校としても地域貢献を掲げているから直接学校に用事が無い人たちや周辺の人たちが相当訪れているような感じがした。施設内が綺麗に整理整頓されていることも訪れる人間にとっては実に気分がよかった。コンビニあり、パン屋コーヒー屋ありそしてトイレもホテル並みの綺麗さだった。
こんな環境で勉強している学生さんたちが羨ましい限りだ。昔の学校とは大きく違う。

京急金沢八景駅の完成図
広報の完成図から
シーサイドラインの鉄橋が京急に繋がった京急金沢八景駅改札口シーサイドラインが国道をまたぐ
古巣の仲間が学生時代グリークラブに所属していて、卒業してからもOBとして活動してきた。最近はコンサートの案内をいただくたびに仲間と連れだって聴きに行っている。昨年もグリークラブのチャペルコンサートを訪ねたが今年も案内をいただいたので行くことにした。京急金沢八景駅で仲間と待ち合わせた。昨年もブログにアップしたが今や金沢八景駅は横浜シーサイドライン乗り入れ工事がピークを迎えている。昨年に比べても駅周辺は少しずつ綺麗になってきた。この乗り入れ工事は今から30年前に事業決定していたというから30年越しの大工事ということになる。普段八景駅で降りないから知らなかったが、既に国道16号線を1本の鉄橋がまたいていていた。今まではシーサイドラインに乗る時には一度京急の駅を降り、国道を横断してシーサイドライン駅まで歩いて乗り換えていたが工事が完成すると京急から直接乗りかえられるからこれはこれは便利になるし、乗降客も増加する筈だ。
全面開通は2019年3月が予定されているそうだが、来年度に単線暫定開通というからシーサイドライン利用者には嬉しい話だ。金沢八景から新杉田までの10.6kmだが、この乗り入れがどんな変化を引き起こすだろうか楽しみでもある。

久里浜田浦線
金谷駿河坂交差点有料道路のようだ久里浜港まで直通
家から5分ぐらいの距離に横浜横須賀道路の横須賀ICがある。インターから一般道を通って衣笠から久里浜に抜けるには距離的にはそんなにないのに渋滞が激しく不便な道だった。随分前から久里浜に抜けられる道路工事が行われていた。特に用事が無かったから余り関心を持っていなかった。途中まで開通していた道路は衣笠金谷駿河坂で行き止まりのT字路になっていて、一時停止の標識があり、その標識を無視した車がよく捕まっていた。T字路といっても右側は個人住宅だったので左側にしか道がないからT字路というよりL字路といった方が良いくらいの構造だった。だから警察も人が悪いと誰でもが思った。その悪評高いT字路は道路工事完了とともに無くなった。混雑緩和のために横須賀ICから一直線で久里浜港まで抜けられる道が9月末に開通したのだ。
開通してから一度走ったことがあったが僕に余裕がなくて様子が分からなかった。今回たまたま用事があり、改めて注意しながら走った。渋滞箇所を通らずに久里浜港まで一直線で行くことが出来る。家から久里浜港まで20分足らずで行くことが出来た。僕にとっては大変嬉しい話だが、道路が開通すると繁盛する商売と急激に客数が落ち込む商売もあるから道路開通は痛しかゆしのところがある。それにしても開通した道路の突き当たりに建てられたCAINZ HOMEは良い立地にオープンしているものだ。

南條範夫先生のお墓
11月5日に恩師南條範夫先生のお墓参りの記事を書いた。その時、墓石の表に書いてあった字がどなたが書いたか思い出せなくなった。まだ先生がお元気なころ、先生はこのお墓を作られ、写真を見せていただいたことがある。面白い字が書かれていたので大変興味をもって先生に尋ねたことがある。その時の先生が教えてくれたお名前は書家ではなく画家のような気がした。その記憶が何十年も経っても消えなかった。先生がお元気だったから全くお墓には縁がなく思えたので場所よりも「夢」の字だけが記憶に残った。先生が亡くなられた頃にはちゃんと覚えていたのに、まあ~耄碌したこと。いくら思いだそうとしても思い出せない。最近は思いだせないことが多くなってきたので思い出せないほど悔しいことはないが、これは完敗。これではまた「ばかやろう!」と言われそう。
しばらく思いだそうと努力していたが、やっぱりダメ。こうなれば最後の手段。先生のお嬢さんに聞くしかない。恥を忍んで聞いてみた。やっぱり一部は合っていた。先生の装丁や挿絵をよくやられた村上 豊さんだった。書家が書くとは違った味わいがある。村上豊さんはよく本の装丁をされているので挿絵を見るとすぐ分かる。静岡県三島南高校卒業後、デザイン会社、三島市役所職員などを経て、司馬遼太郎の連載小説「風の武士」で挿絵デビューの人気作家。南條範夫先生が大変大事にしていた作家でもある。

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