やっちゃんの珈琲たいむ

2017年09月

紀伊ジョウロウホトトギス
紀伊ジョウロウホトトギス野生のホトトギス次から次と
野生のホトトギスはちっとも大きくならない。春先に芽をカットしてしまったことが浅はかだった。我が家のホトトギスと同じ種類のものが散歩コースの途中の空き地の道路淵に群生している。空き地の端に生えているから少しぐらいなら失敬しても良いかと思っていた。
散歩する度に見るからそのうちに・・・・と思って先延ばしにしていた。そろそろいただいて、ホトトギス計画を終了しようと思ってビニール袋とシャベル持参で散歩に出かけた。そして、目的の空き地に近づいた。何となく雰囲気が違う。
何と空き地の持ち主が綺麗に雑草を刈りこみ、道路淵のホトトギスは見る影もなかった。
植物というのは人によってみる価値が全く違う。綺麗に刈りこんでしまうくらいだったら、もう少し早めに頂戴しても全く問題がなかった。
こうなったら園芸店で手に入れようと駆け込んだが、やっと見つけたホトトギスは僕の思っていたホトトギスとちょっと種類が違う。園芸種なのだと思うが綺麗に整った「紀伊ジョウロホトトギス」しか売っていなかった。僕が見ていたのは薄紫色の標準なのだが、この際、記念?に先日、手に入れた。これはこれで素晴らしい。写真下段左は買ってきた当初。右端は昨日。時間とともに花の数が増えてきた。下段真ん中は自然に生えたもの。果たしてこの新参者ががうまく根付くだろうか?




エリザベス・サンダースホーム訪問
沢田美喜記念館へ沢田美喜記念館への道記念館への道
食べて飲んで酔っ払って帰るだけでは物足りない。誰が言いだした訳ではないがお茶を飲んで帰ろうというムードになった。美味しい食事をし、アルコールをいただき最後に珈琲を飲んで来たので、またティータイムというのもちょっと脳がない。そこでお隣にあるエリザベス サンダースホームに寄ってみることにした。エリザベス サンダースホームについてはいろいろなところでその偉業が称えられていて周知のことであるからここでは割愛するが、澤田美貴さんが戦後初めて手を差し伸べた人たちがちょうど古稀ぐらいの年齢になると聞いてびっくりした。
エリザベス サンダースホームを巣だった人たちは殆どの人たちが外国の里親の元に引き取られ、今は立派に成長した人たちが懐かしのホームを訪ねてくることもあると聞いて心が熱くなった。
庭内には澤田美貴記念館があり、団体割引にはちょっと足りない11人で訪ねた。記念館のスタッフさんが実に丁寧に展示物を説明してくれ、改めて澤田美貴さんの偉業を振り返ることが出来た。
澤田美貴さんのエリザベス サンダースホームの仕事は有名だが、その他に隠れキリシタンの遺物コレクターであるということを初めて知った。記念館には貴重な隠れキリシタンの遺物を沢山見学してお茶を飲んで4時半解散。今回は懇親会だけでなく勉強会もできたのでとても有意義な集まりになった。大磯から小田原に向かう人2人、東京方面に向かう人9人。次回はどこに集まるのか?

大磯迎賓館で乾杯
大磯駅
半世紀も前に仕事を一緒にやった仲間の集まりがあった。僕は2度目の会社に入ったばかり。よちよち歩きの上に、会社としてもよちよち歩きの開発部門であったので「草分けの会」とネーミングしている。この数年しっかり定着して今年は大磯の駅前にある迎賓館が会場になった。以前もこの会場を利用して評判が良かったので同じ会場になった次第。
いつもは宴もたけなわで料理も食べ散らかして、酔っぱらいの写真を撮っていたが、今回は作戦的に乾杯時にスタッフさんに撮ってもらったのがこの写真。
こういうところに積極的に出てくる人たちは皆、元気で明るく若い。といっても実際は一番若くても間もなく古稀になる人ばかり。年齢的には僕は2番目の年長さん。最近はとみにおつむが涼しくなり髪の毛の処理のしようがない。白髪の老人を夢見ていたのに神様は実に意地悪だ。
何故か男性群、女性群に分かれてしまったが、積もる話をしようとすると自然の成り行きか。
ランチタイムに3時間もの長きにわたり尽きぬ話を途中で切り上げ、二次会?に突入。

totokiの書作品
totokiのあるビル銀座並木通りでお店の案内看板
フランス料理のディナー素敵な店内コッペリア
上野の展覧会の後に銀座に出た。随分前から高校時代の親友からディナーを誘われていて、それがやっと実現した。お店の名前と大体の場所を聞いておいた。最近は名前さえ分かれば場所は簡単に探せる。並木通りの一角のビルの7階に目指すお店があった。フランス料理の有名なシェフがいて、真っ白なお洒落なお店。
約束時間に4人が集合。全員高校時代の親友。仲間の一人Wさんがこの店のお得意様でお店に入るなり、親しい会話ぶりでそれと分かった。
有名シェフがご挨拶に出てきたら、どこかで見た顔。雑誌やテレビによく出てくる方だった。流石、出てくる料理がおいしく、美味しいワインを沢山飲んだので久しぶりに体が重い。
誘ってくれたWさんは未だに現役。近くに事務所を持っていてこの周辺には滅法詳しい。9時過ぎまでお店でゆったりした。仲間のTさんは翌朝ゴルフなので早めに新御徒町の新居に帰宅。三浦方面の3人は2次会でコッペリアという綺麗なお兄さんがいるお店に寄って車で帰宅した。翌日のTさんは珍しくゴルフのスコアがアップ。Wさんは飲み過ぎで頭が痛い・・・僕は飲んだ割には元気溌剌。





東京都美術館
今や展覧会は花盛り院展入口東京芸術大学入口
珈琲タイム芸大に通じる道で上野公園の噴水
深谷市に住む中学校時代のクラスメイトから今年も院展のチケットを送ってもらった。院展の先生のお弟子さんでチケットが手に入ったらしい。早めに行こうと思っていたのだが、折角上野まで行くのだったら展覧会だけではもったいないと思っているうちに会期ぎりぎりになてしまった。先ずは第1室に展示されているクラスメイトの先生の作品をじっくり見た。中央の展覧会は会場が大きいだけに大作が多い。院展は特に大作が多く、最低でも畳み4枚(2坪)はある日本画だ。
先生の作品を見てから、もう一度1点目に戻り見なおした。どの作品も力が入った大変レベルの高い作品ばかりが勢揃いしていた。タイトルと作品を見比べ作者の意図が何かを考えているとついつい時間がかかる。25室約300点の作品が皆よく見えた。
その後、公園を散策し、ついでに弟の出身校僕の失敗校の正門を覗いた。今まで行ってみたいと思っていたが、なかなかその勇気がなくて足が向かなかったが、今回は何故か行ってみたくなった。
帰りがけに学校の正門近くにあった珈琲ショップで休憩。店の前を行き来する楽器を担いだりキャンバスを担いだりする学生さんを眺めながら珈琲を飲んだ。





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