



今月2度目の「あじの会」。今回の材料はトビウオ、アジとサザエ。トビウオとアジは姿づくりの勉強をしたが、姿づくりをトビウオでやるかアジでやるかは各自の選択制。僕はトビウオの姿づくりに挑戦した。姿づくりはそのお魚の刺身を食べることになる。一緒のテーブルにいる仲間も2手に分かれた。僕はトビウオの刺身だろうがアジの刺身だろうがどちらもOK。しかし、刺身はトビウオよりアジの方が良いと感じている仲間もいて、そんな仲間はアジで姿づくりに挑戦した。
トビウオは細い割には大きなウロコが沢山ついていて、先ず、丁寧にウロコを取らなければならなかった。姿づくりで形をよく見せるには飛ぶ原動力になるヒレを綺麗に開いて立てないとならないが、これがなかなか難しい。楊枝をヒレの根元に刺して立てるのだがトビウオは大きなヒレだけになかなかそのポイントを見つけ出すのが難しかった。今回はつまものは少なかったのでお魚が躍動的にならなかったが、姿造りの躍動感はおろし方のテクニック+つまもの選択がかぎ。
アジは2匹だけ唐揚げにし残りは持ち帰った。サザエは身を出して、汚いところを外し、綺麗に洗ったものを小さく切ってサザエに戻してつぼ焼きにした。サザエは丸ごとつぼ焼きにした経験は何度もあるが、本来は中身を出してきたない箇所を除いて食べるのが正統派らしい。