やっちゃんの珈琲たいむ

2017年06月

トビウオ
アジサザエDSC08491
今月2度目の「あじの会」。今回の材料はトビウオ、アジとサザエ。トビウオとアジは姿づくりの勉強をしたが、姿づくりをトビウオでやるかアジでやるかは各自の選択制。僕はトビウオの姿づくりに挑戦した。姿づくりはそのお魚の刺身を食べることになる。一緒のテーブルにいる仲間も2手に分かれた。僕はトビウオの刺身だろうがアジの刺身だろうがどちらもOK。しかし、刺身はトビウオよりアジの方が良いと感じている仲間もいて、そんな仲間はアジで姿づくりに挑戦した。
トビウオは細い割には大きなウロコが沢山ついていて、先ず、丁寧にウロコを取らなければならなかった。姿づくりで形をよく見せるには飛ぶ原動力になるヒレを綺麗に開いて立てないとならないが、これがなかなか難しい。楊枝をヒレの根元に刺して立てるのだがトビウオは大きなヒレだけになかなかそのポイントを見つけ出すのが難しかった。今回はつまものは少なかったのでお魚が躍動的にならなかったが、姿造りの躍動感はおろし方のテクニック+つまもの選択がかぎ。
アジは2匹だけ唐揚げにし残りは持ち帰った。サザエは身を出して、汚いところを外し、綺麗に洗ったものを小さく切ってサザエに戻してつぼ焼きにした。サザエは丸ごとつぼ焼きにした経験は何度もあるが、本来は中身を出してきたない箇所を除いて食べるのが正統派らしい。


KENNOSUKE CUP 2017反省会
(林賢之輔先生撮影)
5月13日に開催されたヨットレースKENNOSUKE CUP 2017の反省会が行われた。会場は林賢之輔先生宅。先生手作りの料理と参加者が持ち寄った料理がテーブルに並び、それはそれは豪華。目の前の料理を前にして意見を交わすのは気が利かないと言われそうだが、真面目な会議。先ずは会計報告をしてからちょっと喉を潤し、多岐にわたって意見が交わされた。
今年の大会は22回目。今年はレースのルールに少し変更があったり、本部艇を漁協さんにお手伝いいただいたりした。更に表彰式会場が変わったことで総てが初心に戻った感じだった。ルールに関しては時間切れで、改めて仕切り直し。パーティー会場の運営についてはスタッフ経験者と役割分担と適正なスタッフの必要数を再検討することで後は楽しい飲み会に切り替えた。
来年の準備段階までに反省会で出た課題を取りこんで実施要項を作ることが僕の宿題になった。
ちょっと頭が痛いけど遣り甲斐がある。

DSC08482
蚊連草
田舎に住んでいると買い物に工夫を要する。今のところ車の運転が可能だから余り不便を感じないが、運転は有効期限が3年と短くなったくらいだから秒読みという感じになった。運転ができなくなった時のことも考えて最近はデリバリーをしてくれるいくつかの業者さんとの接点ができた。
その中でも定期的に運んでもらっているのが生協さん。毎回カタログのチェックリストに印をつけておくと次の回にきちんと持ってきてくれる。そのカタログに花の苗が載っていた。好奇心もあり、いくつか発注をしてみた。いつも配達にくる係りの人ではなく、別便で発注をした苗が届いた。
その一つが今日の写真。漢字で書くと風蝶花。名前が気にいって購入したが、別名はクレオメ。植えた苗がすくすくと育ち、ご覧のような花を咲かせた。小さな苗が4つ入っていたので一緒に並べたら、確かに1本ずつの花の色が違う。風蝶花の名前の様に蝶が舞っているようにも見え、庭の片隅を演出している。すぐ隣に蚊を寄せ付けない草があると聞いたので今年は植えてみた。名前は蚊連草。でもまだその効果は分からない。

DSC08478
新しい住まい新しい住まい新しい住まい
「あじの会」には僕の高校時代のクラスメイトが昨年から加わった。もう60年も昔の仲間と一緒にお魚のさばき方の勉強をすること自体が珍しいことだと思っている。料理の時間が過ぎ昼食時に僕が金魚の稚魚がかえった話をした。彼の家にはその昔大きな池があったが今は埋めてしまったと聞いたことがあったからだ。話の中で彼が「金魚屋さんにコツを聞くといいね!」とアドバイスをしてくれた。何せ初めてのことだったので、ネット情報を参考にしたつもりだった。親友のアドバイス通り、時々お世話になるホームセンターのペットショップを訪ねコツを聞いてみた。
普段見たことのない係の男性が4つのポイントを教えてくれた。
①水槽は浅いものを使う。
②水は余り動かさな方がベター。エアーを入れると水が動きすぎる。
③稚魚のお腹が膨らんでいなければ自分で餌を食べる。
④水の吸い込みに注意。
というもの。何と僕がやっていたのは真逆のことばかり。水槽はプラスチックの深いゴミ箱。それに酸欠になるといけないと思いエアーポンプで空気を送っていた。水槽が深くて水流があると稚魚が疲れてしまい死んでしまうことがあると聞き、家に帰るなり家にあるプラスティックの桶やその昔、猫のトイレに使っていた入れ物など4つを並べ、大きな水槽の水を小分けにして、全部の稚魚の引っ越しをした。これで暫く様子をみる予定。



イナダとメジマグロ
三枚におろす先輩が作った飾りものメジマグロのお刺身
珍しく今月は「あじの会」が2回開催される。会場の調理室の予約が希望をかなえてくれた。本来なら隔週の水曜日と行きたいところだが、連続した2週がとれた。長い間1回しか予約できなかったことを考えると贅沢は言えない。
今回のお魚はメジマグロ、イナダ。メジマグロはホンマグロの子ども。そして、イナダはブリの子どもだが今が一番痩せている。大きなメジマグロは3人で1匹をさばいた。大きいので一部をお刺身にして残りは食べきれず、サクにして持ち帰った。イナダはムニエルにした。いつもお皿に飾りつける時の演出で使う飾り物は生徒の一人が持参する。庭にいろいろな植物が植えてあって季節にあった葉や花を持ってきてくれる。
笹の葉はお刺身の飾りとしては新鮮さを感じさせ、色合いとしてもなくてはならない存在だ。普段は葉をそのまま飾っていたが、生徒の一人、先輩のTさんが料理をしている合間に大きな笹の葉を器用にカットしてトレーに並べてくれた。Tさんはお魚のイラストも描き、以前、イラストの展覧会を開いたこともあるお魚通。そんなTさんが作った飾りものを皆がお皿に載せた。写真下段右端のお皿に載っているのだがお刺身の影になっていてちょっと見にくく、折角の飾りが生きていない。反省。


このページのトップヘ