

細いテグスを2階のプラントボックスの枠に結び付け、庭の反対側に園芸用の支え棒を立て、テグスがちょうど車の上をカバーするように引っ張った。数多ければそれだけカラスが侵入しにくいのだろうが限度があるので取りあえず5本のテグスを張ってみた。テグスの間は1mぐらいの間隔になったが、人間様が見ると随分隙間があり、どこからでも侵入できそうに見える。
やむなく、テグスを張っても更にワイパーやフロントのゴムがむき出しになっている部分に雑巾とタオルでカバー。そして、1晩待った。カラスが来るか来ないかは1晩待てばすぐ分かる。ご出勤時間が日の出前の5時を過ぎると来るからだ。しかし、見事テグスが功を奏し、カラスは1羽も現れなかった。よくぞ細いテグスが分かるものだ。人間の目にはとても見えにくい。この調子なら汚らしくカバーしているタオルや雑巾を外してもOKかもしれない。
カラスの行方はと気にしていたら、今度は家の庭の側に立っている電信柱に止まり、ビニールが被せてある箇所を突いている。外したようには見えないが、1日かけて作業しているから東電に被害が及ぶかもしれない。
船も家もま~よく鳥との戦いが続くものだ。