やっちゃんの珈琲たいむ

2017年03月

パーティー会場
三浦商工会議所パーティー会場からの眺め
5月13日に開催されるKENNOSUKE CUP 2017ヨットレースは今年第22回目。日本を代表するヨットデザイナー林賢之輔先生のファンの集まる大変ユニークなヨットレースだ。林先生が設計した船と林先生が設計した船ではないが林先生の設計思想に共感するオーナーさんたちが参加する。だから姉妹艇の同窓会のよう。
10時半に小網代をスタートし、いくつかのブイを周り午後2時半には終了する。その後、表彰式と懇親パーティーが開催される。昨年までは岸壁のすぐ横にある施設「うらり」の2階で開催してきたが、昨秋から2階が野菜の売り場に転用され、1階がお魚、2階が地元の野菜売り場になってしまった。毎年継続して利用していたので施設側もいろいろ考えてくれたのだが、使い勝手が悪い。
たまたま知り合いが昨秋完成した商工会議所を紹介してくれた。商工会議所の最上階が120余人を収容出来ることが分かり、交渉の結果、使わせていただくことになった。本来は組合員が優先なのだが、このヨットレースが地元の活性化の一助にもなっていることが認められた。出来たての建物なので、気分が良いこと。絶対不可欠なアルコール類はすぐそばのお酒やさん。食事はケータリング会社が担当する。初めて取り組むケータリング会社のボリュウムと質が分からないのでちょっと不安だが、挑戦してみないと分からない。会場からヨットの係留場所が見え、その上に富士山も見える。

東京消防庁のみやこどり
臨港消防署みやこどり東京消防庁のみやこどり作業船が到着
花暮岸壁に珍しく真っ赤な大きな船が係留されていた。もしやと思って近づいた。名前は「みやこどり」。この船は世界の船が行き交う東京湾を仕切る消防庁の大型化学消防艇。以前この船が進水した時にニュースになったので記憶にあった。海の上で見ると大きく見えないのかもしれないが、岸壁で見るとかなり大きく見える。
東京の臨海消防署に配置されいて、東京消防庁の中でも最も大きくて早い船だった。
4年前に更新されたまだまだ新艇。何故三崎に係留されているのかの理由は知る由もないが珍しい船を近くで拝見させてもらった。
東京湾のタンカー火災や沿岸の危険な施設に対応するために毎分70,000リットルの放水可能という消防ポンプを搭載している。クルージングでヨットの燃料や水のために18リットルのポリタンクを運ぶのにヒイヒイしていたので70,000リットルがいかにとてつもない量かが実感できる。救急処置用のベッド14床。ヘリコプターでの救助を可能にするためのスペースもあるという。195t。43.2mの船長がある立派な船。この船が大活躍しないほうが良いに決まっている。それにしても「花暮岸壁」に「みやこどり」なかなかクラッシックだ。


城ケ島大橋
城ケ島花暮岸壁家族待合所
春先になると毎年持病の腰痛がいきなり出てくる。今年はヨット通いがなくなったので腰痛とおさらば出来るかと思いきや例年通りしっかりと症状が出てきた。行きつけの整形外科に行くのだが、痛くなってから行くと結論は痛みを少しでも減らす処置しかできない。僕の場合は先生曰く「予防しか方法がない」と言い切る。
その症状が少し和らいだので、前から気になっていた今年のヨットレースの開催に当たっての関係先の打ち合わせに行ってきた。久々の三崎港。前線に吹き込む北風が結構強く沖合は白波が立っていた。打ち合わせ先は4か所。朝の三崎街道が混むのではないかと少し早めに自宅を出発したら、意外に道路がすいていて早めに着いてしまった。
久しぶりに昔、燃料給油でお世話になった花暮岸壁に行ってみた。三崎の一番突先。対岸は城ケ島大橋を渡った城ヶ島。元気があった三崎港の時代には長距離の船が出港準備のために止まる岸壁だ。「花暮」という名前が何といえないノスタルジーを感じ僕は気に入っている。岸壁には長距離航海の船員を送る家族の待合室がまだ残っている。時々は利用する人がいるらしいが昔に比べたらぐーっと利用が少なくなったと係りのおばちゃんがひょっともらした。


西洋シャクナゲ
西洋シャクナゲ西洋シャクナゲ

今年から我が家に西洋シャクナゲが仲間入りした。小さな苗を買って来たのだが、流石売り物だ。小さな株なのに持ち帰って庭に植えたら、暫くして立派な花が咲いた。背丈が20cmぐらいしかないから、まるで地面にシャクナゲのブーケでも置かれているかのようだ。
シャクナゲには日本産と西洋産の2種類が存在するらしい。我が家のシャクナゲは園芸店で西洋シャクナゲと名札の付いているものを買ったので間違いなく西洋シャクナゲだ。日本産に比べると花の色がかなり濃いピンクをしている。西洋シャクナゲの故郷はネパール、ブータン、中国、ヨーロッパ、北米などに自生しているらしいが、園芸店で売っている物は殆どヨーロッパで品種改良されたものらしい。ツツジ科の常緑低木というのが何とも良い。
シャクナゲの花はご覧のように花がまとまって咲くので一見ゴージャスに見える。下段の左の写真と右側の写真は2日の差がある。右側のシャクナゲはほぼ満開。ただ、シャクナゲの葉は有毒で絶対に口に入れてはならないと注意書きがされていた。綺麗な花には毒がある?

コウホネの植え替え
コウホネを3分割すでに若葉が出始めた荒木田土
数年前に園芸売り場に売っていた水生植物「コウホネ」の姿に魅せられて2本買って来た。
我が家には3つの甕がある。一番大きな甕は30年も前に横浜中華街で手に入れた。そしてその後、コウホネを手に入れたチャンスに2つ睡蓮鉢を買い足した。同じ条件がよかろうと睡蓮鉢に一本ずつ「コウホネ」を植え付けてみた。「コウホネ」はもともと小さなビニールの植木鉢に根が入っている。睡蓮を育てる要領で鉢も下側に土を入れ、その中に根の入った植木鉢を埋めれば良かった。その後「コウホネ」はスクスクと育った。そこで、一本を池に移してみた。池の中でスクスク育つことを期待したのだが、残念ながらものの見事消え失せてしまった。もう一本を中華街で手に入れた一番大きな甕に移したら、甕いっぱいに根が伸びてしまい何ともグロテスクになってしまった。甕の中が総て根と言っても過言ではない。
余りに凄いので、今年は3つに株分けしてみた。園芸店で荒木田土を買って来て鉢の下側に敷き、株分けした根をそれぞれ入れてみた。果たしてこれで3本が成長するか疑問ではあるがうまく行けば3つの鉢から若々しいコウホネの葉が生えてくる筈だ。但し、このままにしておくと蚊が発生するだろうから、少し落ち着いたら蚊対策のためにメダカを飼わないとだめだろう。

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