やっちゃんの珈琲たいむ

2016年12月

小鳥のレストランデニーズ
小鳥のレストランデニーズにはご飯の残りやパンのミミをみじん切りにしたものを載せている。千疋屋の方はお店の名前に相応しく、フルーツを載せている。フルーツと言っても今のところリンゴかミカン。
自ずと訪れるお客様が違う。千疋屋さんはウグイス、メジロ、ヒヨドリに人気がある。片方のデニーズはスズメが主力客になる筈なのだが、ちっとも来ない。数年前は置けばどこかでスズメが見ていてあっという間にパンや残りご飯が無くなった。
スズメが少なくなっているということと関係があるのかもしれないが、開店してから全然姿がない。しかし、1日経つと台の上が綺麗さっぱりになっている。シャッターチャンスがなくて記録されていないのだが、実は食べているお客様が判明した。それはリスとカラス。リスはどうやっても隙をついてやって来るから手の打ちようがない。カラスは周りに棒を立てて羽があたるようにしたので来なくなった。
そんなある日、こともあろうにデニーズの台が地面に落ちていた。ご覧のように細い柱に釘で2ヶ所とめておいたのだが、釘が短かったせいか抜けていた。相当重量がかかった証拠だ。小鳥たちだったら重量がないから普通だったら落ちない筈。改めて足の長い釘を打ってしっかり固定した。縁起が悪いことにデニーズが傾いている。セットした時にはかなり慎重にセットして水平だった。何故傾いてしまうのだろう?
年中観察している訳にはいかないのだが、その犯人を今日偶然発見した。何とこのあたりを巡回している野良猫。丸々と太ったトラ猫がデニーズの上に乗ってみじん切りのパンを瞬時に全部食べてしまった。小鳥たちとは重量がまるで違う。全く油断ならない。デニーズは小鳥のはずだったが、リス、カラス、猫にまで狙われている。

水仙が元気よく
コリウスはまた来秋サルビアファイアーステーション逸見浄土寺の大屋根
今年は今まで余り面倒をみていなかった我が家のお墓に頻繁に通った。墓石の周りに生えている樹木が伸びに伸び、鬱蒼としてしまった。お寺さまに申し入れれば日ごろ管理している係りの人が整備してくれる予定だったが、お年寄りでなかなか手が回らず、結局はお墓参りのついでにノコギリ、植木ばさみ持参で僕がやった。
自分の好きなようにやれて、何となくお墓に眠っている両親と弟とコミュニケーションが交わせた感じがする。
今まではお墓参りの度に墓石の周りの土の部分に生える雑草とりをやっていたが、綺麗になるのだがどうも殺風景だ。そこで、少しばかりの面積でも土に何か植えてみたい・・・と昨年、コリウスを実験してみた。あまり日当たりが良くなかったが予定通りコリウスが元気をだした。今年は落ちた種で新し芽がでた。コリウスだけでは面白さが今一つない。そこで、日日草を植えてみた。ピンクの可愛い花が夏場長い間咲いてくれた。更にサルビアの種類である「ファイアーセンセーション」も左右に1本づつ植えた。これも多年草だから毎年芽を出す。今も赤紫の花を咲かせている。(一番上の写真の水仙の後ろ)
冬場になると花が無くなってしまうので、1ヶ月ぐらい前に家にあった水仙を植えたら、しっかり落ち着き、花芽が出ている。正月頃には水仙の花が沢山咲くはずである。

お店の名刺
マティニーこのボトルからコースター
高校時代の同窓会幹事会・忘年会と称して銀座まで出かけた。仲間の一人が河岸にしている泰明小学校の側の小料理屋さんに総勢11名が集まった。当然河岸にしている仲間が幹事の幹事さん。今までだと夕方6時頃が集合時間だったが、午後4時に集合の声がかかった。やっとシニア時間になったなと思ったら、お店に予約が入っていて、お尻が切られていたためと分かった。どちらにしても家から遠いいから早めに終わるのは時間的にも健康面からみても結構なことだ。
楽しい仲間が集まるとスタートからすぐ盛り上がる。4時から2時間半の忘年会はあっというまに終了。ところが6時半で帰宅という筈がない。
その後、いくつかのグループで二次会に繰り出した。僕は家が同じ方向の4人の仲間入り。銀座に事務所を持っているメンバーも一人いて先ずは行きつけのバーで二次会を済ませ、次の三次会で訪れたのがお洒落なMORIBAR。
僕は初めて行った。ショットバーで有名なお店で、伝説のバーテンダー毛利隆雄さんのお店。1984年、85年の日本のカクテルコンペで連続チャンピオンになり、更に世界大会でも優秀な成績を収めて「マティーニの毛利」というニックネームがあるのだと知った。普段、カクテルは余り飲んだことがないが来店客が静かにゆっくり飲んでいる姿が何とも大人を感じさせた素敵なお店だった。
先ずは小さな器にコンソメスープがお通しで出てくる。そしてオーナーが腕を振るったマティーニが出てきた。グラスに入ったオリーブの他にもう一つお皿にオリーブが添えてある。強いお酒だったが、ちびりちびりと美味しく呑めた。チェイサーにウコン茶、デザートにライチが出るのもオーナーの心遣い。
帰路はタクシーに乗って帰って来たので、10時前には帰宅出来た。

ひまわりの種
デニーズ千疋屋総本店ピーナッツネックレス
小鳥のレストランをスタートして間もなく、「鳥インフルエンザ」が流行し始め、各地で鶏が殺処分されている。昔はこんなことは聞いたことがなかった。毎年小鳥たちのレストランをオープンさせては悦にいっているが、少し考えないと世の中にご迷惑をかけることにも成りかねない事態になってきた。
渡り鳥がインフルエンザを運んでくるというからただ事ではない。
日本経済新聞12月10日号のコラム「春秋」に次のような文章が載っていた。

庭に餌台をこしらえたり、河原へバードウオッチングに出かけたりと、世に鳥好きは多い。最近「鳥カフェ」が人気だという。お茶を飲みながら、インコやオウムが羽ばたく姿や鳴き声を楽しむ。なかでもフクロウカフェは外国人観光客の人気スポットになっている。(日本経済新聞 コラム「春秋」より抜粋)

我が家の小鳥たちとは直接触れている訳ではないが、少なくも渡り鳥たちが来てくれないかと毎日、待望しているのは事実だ。レストランの周辺には時々、糞も散らばっている。今までは余り気にしていなかったが、直接触ると危険も伴う。
かといってオープンしたばかりのお店を閉店してしまうのも忍びない。せめて小鳥たちがインフルエンザにかからないよう体力強化をはかってもらうためにももう少し様子みをしたい。




紅葉
池の網が本領発揮
家の周辺の紅葉に赤い色がないと書いたが、灯台下暗し。よくよく見たら、我が家の庭の隅に樹齢半世紀以上過ぎたモミジの木があった。モミジの葉がハラハラと落ちてきて、モミジがあったと気がついた。毎年、葉が落ちてくると気が付くという無関心さ。
そもそも池の上に網を被せていて、中の金魚がよく見えないのは落ち葉と鳥とアライグマのせいだ。落ち葉が池の中に落ちるとそれが腐って池からガスが発生するほど。中の金魚が可哀想なので網をかけざるをえない。
落ち葉の主犯格はモミジ。何せ半端な数ではない。
落ち葉というのは不思議なものだ。昨日おとといまでは落ち葉の姿は殆ど見えなかったのに急激に枯れた茶色い葉が落ちてきた。暫くほとぼりが冷めるまで網はこのままにせざるをえない。
そう言いながら、片や上を見るとこの辺りでは少ない真っ赤な葉が太陽に照らされて輝いている。遠方から見ると綺麗かもしれない。

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