やっちゃんの珈琲たいむ

2016年07月

スピーチ
スピーチオークション会場ドールハウス
ドールハウスミニチュアの人形メリーゴーラウンドのコレクション
スピーチをしたのはドールハウス作家の大庭ひろこさん。何せエネルギッシュで仲間の中でもひときわ若く見える。半生をアメリカに住みアメリカ仕込みのドールハウスを製作してきた。ドールハウス作家としては第一人者と言っても過言ではない。現役時代、僕は企画の仕事をしていた関係上、彼女の作品展覧会を3回開催した。展覧会の後日本でも少しずつドールハウスが取り上げられるようになった。日本人は実に器用な人種だ。だから作品の精度は多分ご本家のアメリカやイギリスより上だと思う。しかし、ライフスタイルに根差したドールハウス本来のテーストはなかなか出せない。
その点、大庭さんの作品はライフスタイルそのものだから見ていて気持ちがよく、夢があり楽しい作品が多い。
彼女の作品の一部は横浜の人形の家にも所蔵されて、夏休み期間中の今は展示されている。
今回のスピーチでは別室に何点かの作品を展示し、オークションを開催した。そして、その売り上げの一部を旧東伏見宮別邸の維持管理のために寄付をした。大きな作品は総てフアンの手に渡り、オークションの目標は達成できた。
作品の一部とオークションに出されたコレクションの一部をアップしたのでご覧ください。

元東伏見宮別邸
あけの星幼稚園東伏見宮の跡玄関
東側西側部屋
床灯り屋上への周り階段
葉山は海と山のある保養地として栄えてきた。だから昔は知名人の別荘や大企業の保養所が沢山あった。時代と共に少しずつ減って、今では余り目立たなくなってしまった。
先日、高校時代の親友が旧東伏見宮別邸でチャリティースピーチをするというので仲間たちと応援に行った。
国道134号線に面して小学校、消防署、少し引っ込んで町役場などが並ぶ葉山の目貫道路に昔から有名な「あけの星幼稚園」がある。
年中、園の前は通過しているのだが、幼稚園には縁が無くなってしまった身ゆえいつも素通りしていた。
今回のスピーチ会場はその幼稚園の奥の庭に建っている旧東伏見宮別邸。通りからは見えにくかったので知らなかったが大正3年に出来たというから102歳。白い大きな2階建ての建物。2階建てと言っても1階の高さが今の住宅と比べたら2倍はあるから高さから言ったら4階建てに匹敵する。現在はあけの星幼稚園(イエズス会孝女会修道院)が管理しているが歴史あるこの建物を後世に残そうと頑張っている。今回のスピーチもその資金集めのものだった。シスターヨランダさんの案内で102歳の建物の中を見せてもらった。寄木の床、照明器具、屋上に通じる周り階段などなどコロニアル風の素敵な別邸だった。


スーパーチュニアビス
スーパーチュニアビススーパーチュニアビス
花びらの折り目にピンク色のインクをたらしたら多分こんな姿になるのではないかと思うほど、手作り感がある花。どの花もきちんと同じ形をしている。今年の春にスーパーの花売り場の片隅に追いやられた姿で置かれていた小さな苗を1つだけ買ってきた。池の淵に植えたものの、2、3輪の花を咲かせて埃まみれになっていた。せっかく買ったのに今年はこれでお終いかと思われた。
ところが植物というものは実に不思議で、期待をしていないのに急に勢いよくなる種類もある。
すっかり諦めていたら見る見る間に緑の葉が増えてきたと思ったら、今度は白地に5等分の赤紫色の線が引かれたペンタゴンが花盛り。この5角形の花は目立つし、元気をもらえる花だ。
小さな名札にはスーパーチュニアビスタという名前がついていた。よくよく調べてみると南アメリカ産でペチュニアの進化したもの。ブルー、ピンク、白いシルバーベリーなどカラフルな種類があることが判明。
来年は意識して植えたら花の絨毯が出来る。

ひまわり満開
ミニトマト
サークルの周りに蒔いたひまわりの種も次から次に花が咲き、東の空を仰いでいる。余り背が高くない種類なので雨風対策の補強棒がいらないので助かる。ひまわりは一応、夢に描いた姿になった。西伊豆に通っていた時に土肥の南側にある八木沢の周辺には向日葵畑があって、時期になると広大な畑に我が家と全く同じ種類の向日葵が植えてあり、花が咲いたときに車を停めて撮影したことが何度かある。隙間なく植えられた向日葵で黄色い花が顔を突き合わすように咲いていたイメージが強く、我が家の向日葵はちょっと空間が多すぎるのか。考えてみればあの畑は鳥の餌を作るための畑か花やさんに卸すための畑だったのかもしれないとふと思った。
向日葵の真ん中に位置するミニトマトも次から次に赤くなり、採らないと地面に落ちてしまう。こまめに摘み取るようにしてはいるが、収穫できる数が僅かなので、ご覧のように籠に入れられて大事に扱われている。写真を撮ったらミニトマトが宝石のように見える。

赤貝
赤貝の開き方赤貝とだるまイカの刺身だるまイカ
4種類の開き方さらし鯨さらし鯨の酢味噌和え
「あじの会」が開催されている横須賀市福祉会館調理室は設備が整っていて申込団体が多く、このところなかなか予定日に確保できない。順番制の幹事さんが相当苦労して確保しているが、7月は1日しか確保できなかった。
久々の教室で先生は赤貝を市場から仕入れてきた。貝類が時々教材になるが、さざえが多いので今回は開き方がとても参考になった。今の赤貝は卵を持っている。赤貝の写真をよ~く見ていただくと分かるが貝の上に白いほおずき状の透明なものが付いている。貝によってだが、1本から3本付いているものもある。赤貝は背中のでっぱりを貝むきでひねるようにすると貝の一部に穴が開き、そこから貝むきを差し込んで柱を貝から離す。はらわたを取り除いてから蝶の形の様にスライスする。器に盛る時にはスライスした身をまな板に思い切って叩きつけると身がしまり味が良くなる。今回は大変贅沢で、だるまイカ、あじ、いわし更にさらし鯨の味噌和えも作った。
最下段の左端の写真はいわしを使って、刺身用、酢じめ用、フライ用、天ぷら用の4種類の開き方を練習した。
お皿の作品は白状すると僕のものではなく先生の作品。

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