やっちゃんの珈琲たいむ

2016年03月

姫踊り子草
姫踊り子草
庭にラベンダーが群生していたら北海道的で楽しいのではないかと思い、2年ぐらい前に意識してラベンダーを沢山植えた。花の寿命が長く、群生している姿はなかなか素敵だ。今年も沢山咲かせたいと意気込んでいるのだが、ラベンダー周辺にご覧のような姫踊り子草が思いっきり生えた。
ラベンダーはどこに行ってしまったのだろう?
姫踊り子草はもともと明治時代に入って来た帰化植物。でも、よくよく見るとなかなか可愛らしい素敵な花だ。繁殖力が強く、畑や道端にも良く咲いている。最近は踊り子などと言う言葉はなかなか聞かなくなったが、冬から春に変わるちょうど繋ぎに踊り子が舞台を繋いでくれていると思うとむげには雑草としてくくることが出来ない。


午前2時半
午前2時半午前2時半午前2時半
夢の中でサイレンが鳴り続けている。それも結構長い時間だ。やっとのことで目が覚めた。東に向いている窓のカーテンを引いた。横須賀横浜道路の向こうが燃えている。道路までは直線距離で300m(今回初めて地図で計測してみた)。真っ暗な夜は距離がまるで分らない。手前に高圧線の鉄塔が建っているのだが、その側なのかもっと遠いのか・・・。
窓を開けてシャッターを切った。風は北風。火事場の左側から吹いていているので臭いは漂ってこないが、パンパンと音が鳴り恐ろしい限り。風もかなり強い。そのうちに、周りの家々の電気がついて家々からパジャマ姿の人が飛び出してきた。お隣のご主人はこのエリアの防犯委員長なのでしばらくたってからバイクで出かけて行った。
火勢がなかなか落ちないので、寝るわけにはいかない。僕としては命を落とす人がいないように祈るばかりだ。結局、炎が見えなくなるまで1時間近くかかった。3時半から寝ても今度は冷え切った体がなかなか温まらず、ウトウトしながら6時に起きた。
翌朝、火事の場所が分かった。家から700mぐらい離れていた。幸いに人は皆無事だったらしいが、3軒燃えたという。火事場は小さな山のひな壇のてっ辺。多分、水利が悪かったのだろうと推測。
ところが聞きたくもない嫌な話が・・・。火元の家は1週間前にもボヤ騒ぎがあり、数年前にも火事で家が燃え尽きたと聞いた。(そういえば以前の「あうんの日記」で火事のことをアップしたことを思い出した。)延焼で全焼してしまった2軒の家は気の毒としか言いようがない。現在火事の原因を警察と消防署で調査中。

若松マーケット公認
幹事会は予定通り時間が過ぎた。親しい仲間内で呑むお酒は量が進む。解散をした時にはかなりご酩酊の仲間も。僕は気を付けて飲んだこともあり、余り酔うことはなかった。
会場のレストランはJR横須賀駅から1分の至近距離。
JRに乗る組と京浜急行に乗る組があり、僕は京浜急行組に混じって帰路についたが、千葉から来ていた仲間の提案で、もう1軒寄ろうということになり、横須賀に詳しい仲間に連れて行ってもらったのが横須賀の中心街からちょっと外れた飲み屋街の一軒。
友人の行きつけの飲み屋さん。カウンターは10人位しか座れない小さなお店だったが、そこで飲んだのがこの妙な飲み物。
横須賀ブラジャー。注文するのに「ブラジャー下さい」と男性でもいえる。僕は初めて飲んだ。地元ではかなり前から飲まれているという代物。中身はなにか?
ブランデーをジンジャーエールで割ったカクテル。ブランデーの甘味独特の香りにジンジャーエールのほろ苦さを加えたカクテルだった。呑みやすいのでお代わりして帰ってきた。新宿で言えばゴールデン街にあたる横須賀若松マーケットに行くとこの変わり種が呑める。

原子力空母ドナルドレーガン
軍港巡り船ガイドさん汐入桟橋を出港

自衛隊イージス艦米軍のイージス艦自衛隊潜水艦3隻
横須賀港を遊覧船でめぐる「軍港めぐり」。数年前に親友たちと体験したことがある。今回は後期高齢者の連中と船に乗った。まるで海軍の生き残りの同窓会のような雰囲気。
たまたま最近、NHK・BSの新日本風土記で横須賀が取り上げられ、1時間の番組を見たばかり。
その中に軍港めぐりが取材されていて、ガイドさんの場面が出てくる。
ガイドさんは何人かいるそうなのだが、我々を担当してくれたガイドさんはテレビで見た人だった。元、バスガイドさん出身。軍港めぐりは米軍と自衛隊の停泊している船の説明をしてくれる。
なかなか切れ味の良い説明で飽きることなく約45分間で横須賀港を巡ってきた。
船はいつも活動しているから日々刻々と停泊している船が違うというのがポイント。ニュースでよく耳にするイージス艦、原子力空母ドナルドレーガンが入港していて、海の上から解説を聞きながら眺めた。
軍艦、自衛艦見学が人気になるというのはちょっと複雑な思いだ。

スティームハンマー
スティームハンマースティームハンマー解説ベルニー記念館
大型の工具スティームハンマースティームハンマー解説
ヴェルニー公園の入り口にはヴェルニーの記念館がある。今までこの記念館を見たことがなかった。いつもタイミングが悪く入口が閉まっていたように思う。今回は早めに行ったので中を覗くことができた。入場は無料。
記念館はフランス・ブルターニュ地方の住宅を模したもの。その理由は横須賀の近代化に貢献したフランソワ・レオンス・ヴェルニーの出身地に因む。
ヴェルニーは元治2年(慶応元年)から明治9年までの間に日本の近代化に貢献した人。横須賀製鉄所や造船所などの建設に携わった。僕たちもお世話になる観音崎灯台、野島崎灯台、品川灯台、城ケ島灯台の建設にも力を注いだ人。今でも明治村にはヴェルニーの作った品川灯台は保存されているとのこと。
記念館には製鉄所で使われた大きなスチームハンマーが展示されている。
随分前に横須賀米軍基地内に保存されたいたスティームハンマーが返還されてこの記念館に展示された。現物を見るとその大きさに圧倒される。長い間鎖国をしていた日本が西洋の機械化にさぞや驚いたことだろう。今、見てもびっくりするくらいだから、当時は別世界のものだと思ったに違いない。

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