やっちゃんの珈琲たいむ

2016年02月

円覚寺の梅
円覚寺の梅円覚寺の梅福寿草
2月のお茶のお稽古で北鎌倉円覚寺を訪ねた。ちょうど梅の季節。各地の梅の便りがニュースで流れている。円覚寺は梅園というほどの梅林はないが、境内のあちこちにいろいろな種類の梅が咲いていて、まるで梅の木だけ白い雪とピンクの雪が降った後のように新鮮に見える。広大な敷地が綺麗に掃き清められているから、梅の木はますますその存在感が際立つ。真っ青な空の下の梅も良いが、薄曇りの中で梅が融け込んでいる姿も風情がある。
梅の木の周りには沢山のカメラマンが集まり、良いアングルを狙ってカメラを構える風景が毎年恒例になった。カメラマンのカメラは僕などのカメラと違い長い望遠レンズの付いた大きなカメラで梅の花を撮っているからさぞかしリアルな花が撮れているだろう。
茶室のある龍隠庵の庭には梅の他に福寿草が黄色い花を咲かせている。
刻々と近づく春の兆しを感じながら階段を上る。これも歴史のあるお寺ならではのなせる業だろう。

高速道路から煙が
煙が流れてきた焼け焦げた車を運ぶ高速道路の渋滞が少し解消
我が家は横浜横須賀道路から直線距離で500mもない所にある。道路が東側にあるので東の風が吹かなければ余り騒音で苦労したことはない。時々、パトカーのサイレンの音が聞こえ、違反者の車に指示を出しているアナウンスが聞こえる。これは24時間中。アナウンスが聞こえる度に誰か違反をしたな?と分かる。
午前中に部屋で本を読んでいたら、消防自動車の音が聞こえた。かなり近い距離からだ。窓を開けてみたら高速道路の方から煙が上がっている。道路の向こうにも住宅地があるので住宅地で火事??
ところがそのうちに東の風に乗って我が家の方まで煙がどんどん流れてきた。かなり異臭がする。時々「パン!パン!」と破裂音もする。高速道路を見たら、急に車が渋滞し、渋滞の車の間を消防自動車が何台も走って来た。高速道路で車が燃えているに違いないことはすぐ分かった。やがて、煙は薄くなって鎮火したが、お隣の家の人が地元の消防団に入っていて車の火災だと教えてくれた。
火災が発生してから2時間後ぐらいに外に出る用があったので、事故現場を覗いてみたら、ちょうど焼け焦げた車をレッカー車で運ぼうとしていた。路肩が黒焦げになり、貨物トラックらしい運転席側が焼け落ちていた。路肩に車を避けたくらいだから怪我人はいなかったのだろうと思う。事故の詳細は分からないが、衝突だけでなく、火災もあるから怖い怖い。

キッチンからの眺め
今回の安良里行きは僕と善さんの二人。優さんは温かいセブ島に出かけた。駿河湾には強風波浪注意報が出ていたので、港の外には出るつもりはなくいつもの点検作業がメインの作業。総てのルーティン作業を終了し、姉妹艇の「美如佳」のオーナーYさん宅を訪ねた。普段、いろいろお世話になっているヨットの先輩だ。
今年になって何度か安良里にはやって来たが、Yさんに声をかけなかったので、暫く会っていなかった。家にいることが分かったので前日、夕方お邪魔する約束をした。そして、図々しく夕食をご馳走になることになった。しかし、久しぶりに会ったので積もる話が沢山あり、アルコール付になったため、夕食の後に安良里港に戻らず、泊めてもらうことに。以前は善さんがアルコールを飲まないのでアッシー役を駆って出てくれていたが、後期高齢者になったのを境に免許証を返上した。
以前から、色々な理由をつけては泊めてもらっている。あの3.11の時にはちょうど安良里港に来ていた。津波の心配があり、船の中にはいられなかったのでYさん宅に泊めてもらった。そして初めてYさん宅から西伊豆に到達した津波を見た。
その想い出のキッチンの窓から久しぶりに田子港と駿河湾を見た。家の前に建っていた家が取り壊されたために今までより視界が良くなりキッチンから田子港と駿河湾が見える。海が見えるキッチンなんてなかなかお目にかかれない。

デッキカバーが
美如佳あぶさらむⅡかなば
発達した低気圧が太平洋岸を北上するに伴い、強風が吹きまくるという警報が出た。2月初旬に「あうん」の点検をした時には風の悪戯で鳥除けのロープが絡み大変だった。あれから少し時間が空いたが、2回目の安良里行。
幸いにして鳥除けのロープは特に異常なし。しかし、やはり強風が吹き荒れたのだろう。デッキを覆っているカバーをきちんと留めて帰った筈なのに、カバーの細いロープが外れてバタバタ暴れた形跡が・・・。
名物の西風が容赦なく、留守中に暴れる。ブームを覆うえんじのカバーの上に鶺鴒が歩き回るので、歩けないようにテグスを張ってあるが、このテグスが風で緩み、鳥たちが自由に歩ける状態になっていた。
仲間の「美如佳」「あぶさらむⅡ」「かなば」もチェック。特に危ない状況ではなかったが、「美如佳」「かなば」は左舷に吊るされているフェンダーが強い風に煽られ、デッキに横たわっていた。風の通り道になってるのだろうか?隣に船が係留されていないので、フェンダーがデッキに上がっていても問題はなかったが、気持ちが悪いので元通りに直した。「あぶさらむⅡ」はつい最近風対策を施して行ったので特に問題なし。3艇とも「あうん」と同じ林賢之輔先生の姉妹艇。一つの港に4艇係留されているのが嬉しい。



海苔づくり
海苔づくり
今まで気が付かなかったが、安良里港に行くすぐ手前の道でこんな風景を発見した。海苔を乾燥していた。手作り感たっぷり。工場で大量生産されている物と違い、人の手がたっぷりかかっている。暫く見ていたら、製作者が家から出て来てコンクリート塀の下に並べていた。10数年間安良里に通っているがタイミングが悪かったのかついぞこんな風景は見なかった。
こんな現場を見たのは初めてだったのでお声をかけたら、「神奈川でも久里浜の方ではやっている筈だよ!」と教えてくれた。
海苔を乾かしている簾が風で飛ばないようにボートのパドルを重石にしているところが潮っぽくて何とも言えない。道端で乾燥している海苔だからいろいろ風で飛んできて気にしたらキリがないが、暑い太陽の熱で消毒されるから良いか!

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