下田港を7時に出航した。雨は降ってはいなかったが曇り空。レースの日だけが土砂降りの雨だった。下田港を出て石廊崎に向かった。波は殆どなくまるで湖のようだった。荒れる石廊崎が静かだと気が楽だ。
実は相模湾横断の時、メインセールを見ていたら、一番上のバテン部分のカーブがちょと変だった。下田入港時にセールダウンをした時にオーナーがチェックしたら、一番上部の短いバテンの端が折れていて、バテンポケットに傷をつけていた。セールがしっかりしているので問題はないと思うが、大事を取ってメインセールは揚げずに安良里まで帰ることにしたから、湖状態は御の字だ。鰹島を周り北に進路をとった。駿河湾には船は全く見えなかった。三ツ石崎辺りで、オーナーがヨットを発見。南下してくるようだ。時間とともに距離が縮んで段々と南下するヨットの姿が見えてきた。マストがやけに太く見えた。マストが太かったのではなく、3本マストの大型帆船。すれ違ったヨットは「ドーントレッダー号」。後で調べて分かったが清水港の鈴与が所有する社員研修のための練習帆船だった。
波勝崎を越えたあたりから何とまたポツポツと雨が・・・。たいした雨ではなかったから良かったが、予定通り安良里港に入港。後片付けをしてバスと電車で8時過ぎに帰宅した。ヨットレースには参加しなかったが、その後のクルージング体験が出来て今月はラッキー。
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