やっちゃんの珈琲たいむ

雨の中でも
雨の中でも冷たい雨の中で
今年のお花見はちょっと天候に恵まれなかった。
何せ4月になって急激に温度が下がり、冬物を着ないと体調を崩してしまうくらい寒かった。
冬物をクリーニングに出す寸前だったなどと話している仲間の多いこと。
桜の花も寒さに震えて、いつもより開花の時間が少し伸びた感じだが、花を観賞する側の人様は寒くて、雨に濡れている花ばかりを鑑賞せざるをえず、ちょっと拍子抜けした。桜に雨はあまり似合わない。花の寿命は短いかもしれないけれど、花見は晴れ渡った空の下が良い。
ちょっと前までは黄砂と花粉症が騒がれていたが、雨降りが続いたのでちょっと沈静化。
我が家の桜も雨にうたれて寂しそうだ。椿の花が桜にエールを贈っているかのよう。(下段右)

グラス中のセイヨウタンポポ
セイヨウタンポポセイヨウタンポポ
その昔、金魚鉢として使っていた大型のグラス。形はワイングラスによく似ている。
写真では大きさが分からないので、メジャーで測ってみたら、グラスの一番膨らんでいる場所で1mあった。この狭いグラスの中で金魚やメダカを飼うのは可愛そうなので最近は全く使っていない。ちょっと邪魔なこともあって、プラムの木の根元に逆さまにして置いておいたら、ちょうどタンポポの根の上だたらしく、気がついたらグラスの中にタンポポが咲いていた。温室そのもの。雨にもあたっていない。
今年はどういう訳かタンポポがあちこちに生え、黄色の花が目立つ。調べて見たら総てセイヨウタンポポ。タンポポは多年草。全て同じように見えるが、タンポポには在来種と外来種がある。在来種は黄色い頭状花の外側にある総苞片の先が上を向いている。外来種は総苞片の先が外側に反り返っているので区別できる。下段左の写真を見ると総苞片が総て外側に反り返っている。その昔、北海道で乳牛の乳の出を良くするためにセイヨウタンポポが栽培されたが、これが全国に広がり、在来種が少なくなったという。道端のタンポポが在来種か外来種かを調べてみたら。

江戸彼岸桜開花
江戸彼岸桜開花雨に濡れる江戸彼岸桜雨に濡れる江戸彼岸桜
あっという間の3ヶ月が経過。
いよいよ春だと意気込んでいたのに、3月末になって冬将軍のような寒さが襲って来て、ちょっとびっくり。
今年は桜がいつごろ咲くのか垂れ下がる枝を眺めていたら、雨がしとしと降っている最中、花を発見。毎年、遅咲きで1週間から10日ぐらい遅れて咲いていた筈なのに、今年は各地の桜の名所の開花に合わせたかのように咲きだした。家の玄関前の斜面にある桜なので、もともと根元が2階レベルにある。
枝垂れの枝が垂れ下がっているのだが、一番低い位置でも3mはある。下段3枚の写真は花冷えする雨の中のカット。暖かくなったり、寒くなったり桜の花もまごまごしながら咲いている感じだ。

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