



七十二候の一つ、夏至から11目に当たる日、太陽暦では今年は7月1日が半夏生だった。
昔から梅雨が明け、田畑の終期とされている。この暦と同じ名前のドクダミ科の多年草も6月下旬から7月中旬まで花を咲かせる。6月29日に一度咲き始めとして半夏生を取り上げたのだが、天候のせいなのか満開になる筈の半夏生の花付きが悪い。少し遅れて花が咲きだすのだろうか・・・と不安になる。
そんな折、7月1日の朝日新聞の天声人語に半夏生のことが書かれていた。この記事で初めて知ったことがある。それは花が終わると緑色に戻ると書かれていた。毎年、沢山の花が白粉でも塗ったかのように白くなるのでそればかり観察していたのだが、緑色に戻るとは知らなかった。そこで、今回は花が終わった後、緑色になるのを確認するために花が咲いた半夏生の茎に赤い目印を付けた。(下段中、右)果たしてどんな姿になるのだろう、興味津々。