やっちゃんの珈琲たいむ

昭和57年の横須賀中央駅前
横須賀中央駅前再開発横須賀中央駅前横須賀中央駅前
今日の1枚目の写真は昭和57年(1982年)、今から43年前の写真だ。
たまたま通っている病院の階段から外を見たら、43年前に写っていた場所の建物が取り壊された場所だった。横須賀の中心地、京急横須賀中央駅前の再開発地域が俯瞰できる。
現在、横須賀中央駅前が再開発されていて、大きな敷地が塀で囲まれ、高層ビルの工事がスタートしている。その昔はミドリヤなどがあったが、時代と共に雑居ビルに変わり、元気がなくなっていた。元気が良かった時代はこの横須賀中央が横須賀の中心的な存在だったが、周辺地域が開発されるに伴って力が分散化。古い歴史があった地元のデパートも閉店してしまい、その後細々と別館で営業しているものの、元気がない。そこに追い打ちをかけているのが人口の減少だ。
昭和40年には40万人を超え、平成4年には43万人まで膨れあがったのだが平成30年になると39万人を切り、令和5年には37万人まで減少している。
この再開発が横須賀市の活性化に少しでも力を発揮して欲しいのだが、果たしてどのような結果になるだろうか。

龍隠庵の入口
居士林の案内居士林の入口間もなく完成する居士林
我々がお茶でお世話になっている龍隠庵の手前に座禅を組むための居士林がある。
この居士林が2年ぐらい前だったと思ったが、取り壊され新たな居士林の建設工事が行われてきた。ほぼ外観は完成し、(下段右)目下、最終段階になっている。居士林の歴史は古い。居士林の歴史は是非、下段左側の案内看板をお読みいただきたい。
お茶のお稽古の度に居士林の建設現場を見てきているのだが、完成日が何時なのかを確認したことが無かった。新しい居士林が出来上がると昔の建物より大きく作られているから、世界中の沢山の人たちが来られるに違いない。




茶席の床
椿の花が
毎月2回、北鎌倉の円覚寺・龍隠庵でお茶のお稽古をしている。
毎回、茶室をお借りする龍隠庵は円覚寺の中にある19の塔頭の一つ。かの有名な鈴木大拙先生が住んでおられたと伝えられている茶室だ。我々のグループ名は戯風(風と戯れる意味)と言いヨット乗りの集まりだ。今回は8人のおじさんが集まった。遠くは埼玉、千葉からやってくる。
茶室の床は事前に住職さんが準備して下さる。
今回の軸は先代の円覚寺足立管長の軸。禅語で「曠然自適」と書かれている。禅語の中の「松老雲閑 曠然自適」からとられ、老いた松のように静かに流れる雲のような心境でおおらかに心に任せて悠々と生きるという意味だと住職さんから説明を受けた。
そうありたいと願うがその境地になかなか届かない。

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