

朝起きてみたら、家の庭にぽつんとつやつやの柿が転がっている。庭には柿の木がないから、当然ながら誰の仕業かと疑問に思ったが、庭続きの山に柿の木が1本ある。距離にして10mぐらい。形の良い柿がなるのだが、これが渋柿。僕は柿が好きでいつもテーブルに欠かさない。しかし、渋柿はごめんだ。
庭に転がっている柿は所々に穴があいている。一体誰が運んだのだろう。思い出してみれば一時、柿の木の周りにカラスが数羽たむろしていた。初めはリスの仕業かと思っていたが、リスではなく、カラスの仕業のようだ。渋柿はカラスも食べない?食べた形跡がない。それにしてもかなり重い実をよく運んだものだ。
庭の柿をそのままにして暫くしたら柿の実が腐り出しぐちゃぐちゃになった。そこまでは見届けていたが、いつの間にかこのぐちゃぐちゃ柿の姿が消えてしまった。カラスが渋柿を食べられるまで放置しておいたのだろうか?
カラスが渋柿の食べ方を知っているのかも。