やっちゃんの珈琲たいむ

お隣がいなくなった
右舷に増やされていたロープの写真を撮る時に全く気づかなかったが、「あうん」に乗ってから右舷のスペースが空いているのに気がついた。航海に出かけている時にはこのような状態になるが、4か所に設置されているスチロールのブイにもやいロープが付いていない。完全に外されている。善さんが「係留場所を変更したのでは?」とヒントを出してくれた。港の中を見回してみたが、それらしい姿がなかった。
お隣には昔からの知り合いが愛艇「アルページ」を係留していた。ヨットの知識に詳しく僕がよちよち歩きの時にはよく教えてもらった。最近はすれ違いで顔を合わせたことがなかった。
高校時代のラクビー対戦相手だった。僕たちの時代には県内でラクビー部がある学校は数えるほどしかなかった。その対戦相手のラガー。海で再会した時には話が盛り上がった。数年前に体調を崩して治療をしながら元気な姿を見せていたのだが・・・。
漁協さんに話をしたついでに聞いてみたら、持ち主が替わって昨年いっぱいで契約が切れたと説明してくれた。以前から売りに出すとは聞いていたが、姿が見えなくなってしまうと寂しいものだ。

+このブログをアップしてから、気になってオーナーに思いっきり連絡をしてみた。連絡をして良かった。いなくなった理由が判明した。安良里港には「あうん」が停泊しているハーバーの他にすぐ後ろに経営は違うが陸置きのハーバーがもう一つある。船を乗らない時には陸の上に上架して置くので船底が汚れない。アルページはこの陸置きのハーバーに移動していたのだ。今まで息子さんも時折港に来て、お父さんとトレーニングをしていた。この若き二世がこれから愛艇に一緒に乗ると聞いて一安心。所属のハーバーは違っても海域はほぼ一緒。また海の上で会うチャンスはある。

右舷に新たなロープ
今年のヨット初めが1月8日(金)になった。今回は善さんと2人道中。
今の時期西伊豆は名物の西風がよく吹く。ラジオの天気予報を聞いていたら、伊豆地方に強風波浪注意報が発令されていた。安良里までの道のりで駿河湾を見たらやはり白波が立っていた。
漁協さんに新年のご挨拶の後、足船で「あうん」に向かった。長い習慣で遥か彼方からでも何か異常があると何気なく分かる。先ず目に入るのがデッキの上に掛けてあるカバー。鳥の糞で汚されていると白いシミが出来るが今回もなし。しかし、今までなかった新しいロープが右舷の中間から取られていた。昨年末に船を離れた時にはなかったもの。漁協さんがやってくれたものだ。何かあったに違いない。
早速、漁協さんに聞いてみた。今の時期は西風が強いから西風の影響だと左舷側に当たる。ところが東側(右舷)にロープが取られている。漁協の所長さんの説明によると「あうん」の船尾が左舷に振れ、お隣の船に当たりそうになるのでロープを増やしてくれたことが分かった。本当は右舷の船尾から取りたかったがクリート(ロープをとめるための艤装品)がいっぱいだったので中間から取ったと説明してくれた。港の中で風が回るのだろうか?左舷の船尾にはフェンダー「日馬富士」が頑張っている。所長さんは僕たちが行かない時にも毎日、細かくチェックしてくれている。陰の努力に感謝。

向日葵の種
鳥たちのアメヤ横丁
例年のごとく、鳥のレストランは盛況だ。ただ、スズメのお宿だけはオープンしてから全然スズメが姿を見せない。やっぱり、家の周りにはいないらしい。昔だったらどこにも必ずいた筈なのに。
中に入れてあるパン屑も古くなると食べないかもしれないと思い、2~3日に入れ替えをして待っているがきてくれるだろうか。
フルーツパーラーはヒヨドリ、ウグイス、メジロ、オナガは常連客だ。中でもヒヨドリの訪れる頻度が一番高い。ヒヨドリは体が大きいので小さなウグイスやメジロはヒヨドリが近づくとすぐ木の中に隠れて様子を伺い、ヒヨドリがいなくなるとすぐ出てくる。
以前、zenの家内さんに教えていただいた殻つきピーナッツのブレスレットを作ろうと殻つきピーナッツを探したがなかなか売っていない。
やむを得ず、ヒマワリの種を買ってきてペットボトルに詰めて木の枝に吊るしてみた。ボトルの下には止まり木を差し込みその上に小さな穴を両サイドに開けて小鳥たちがつつけば中から種を取り出せるようにしてあるが果たしてその仕組みが分かるか。暫く様子見。これで今年は4店舗オープンさせたが、リビングから見える場所は3つが並んでいるので小鳥たちのアメヤ横丁の風情。

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