やっちゃんの珈琲たいむ

スンデ
スンデの人気店人気店には人が並ぶ研修院前の道路
研修院から少し下ったところにスンデ通りがある。「この辺りの名物なので是非食べに行きましょう」とYさんが連れて行ってくれた。確かに交差点の周辺はスンデの店だらけ。スンデクッパとはご覧のようなどんぶりだ。メインは黒っぽいブタの腸を料理したもの。ソーセージに似ている。豚の腸に豚の血液、もち米、刻んだ香味野菜、でんぷんで作った麺が入っている。その昔は犬の腸、牛の腸なども使われたという。スープの中にはネギやイカなどが入っているのだが、一緒に出てくるお小皿にお味噌、エビ、唐辛子などの調味料が入っていて、自分好みで味付けする。
韓国料理はこのようなお客様参加の味付けの料理が多い。人並みにご飯の上の方にあるグリーンの唐辛子をパクッと食べたらとんでもないことに。1時間近く口の中がしびれて何を食べても味が分からなくなってしまった。韓国の人は辛い味が好きだとよく言われるが、僕の知っている仲間は辛いのが苦手の人が多かった。
スンデの店も人が混んでいる店と空いている店がある。
その差が何なのだろうかと別の日に、別の店に入ってみた。僕が食べ終わるまで誰もお客様が来なかった。余り味は変わっているようには思わなかったが、行列の出来る店の味に比べて心なしかひりひり感が残った。

韓国税関の研修院
韓国税関の研修院ゲストルーム研修院
広い運動場槿園槿園の朝鮮半島
槿園にあった韓国旗の風車メタセコイヤの並木Yさんの寮
チョナンアサンの駅には夜8時過ぎに到着した。Yさんが車を手配していてくれ、駅から1時間近く走ってYさんの職場近くのミニホテルに連れて行ってもらった。ここまでくると空気が澄んでいて、まるで別世界だ。
日本でも東京一極集中がいろいろと物議をかもしていて、少しずつ拠点を分散化しようという動きがある。韓国も同じで、ソウル一極から地方への分散化が進んでいる。
Yさんの勤務先も韓国税関の教育施設がソウルからおよそ2時間くらい離れたチョナンの広大な土地に建てられた。その一部を見学させていただいた。研修院は実に立派な建物群で周囲は塀に囲まれセキュリティーがかなり厳重になっている。韓国の税関で働く人だけでなく、世界中から研修に参加している人がいると聞き、国際貢献の面でもエネルギーを注いでいることが理解できた。
国内では毎週、全国の拠点から税関員が次々と教育施設に送られてきて、教育が行われているのだそうだ。周囲はのどかな田舎町だから教育施設としては抜群に良い。一部一緒に海洋警察の施設が併設されていた。セオウル号事故以来海洋警察はかなり国民から非難され、組織替えも余儀なくさせられたそうだが、寮の窓々に韓国の国旗が掲げられていたのが痛々しかった。セオウル号事故は事故の真相究明を求めて、いまだに遺族の方々がソウル他関連省庁にデモを行っている姿をよく見た。






チョナンアサン駅
ソウル駅のMACで
ソウル駅から中部のチョナンアサン駅までの新幹線切符は既にYさんが買っていてくれた。特急で40分ぐらいかかる。金額は19,700ウオン。日本円はこの10分の1ぐらいだから
1,970円ぐらいになる。韓国の切符としては馬鹿高い。実は切符は手配してもらったものの、僕の手元にはなかった。3号車の7Cの席が僕の席ということだけ事前に教えてもらっていた。
切符がなくて乗れるの?・・・当然ながら疑問が湧く。不思議なことにKTXには改札口がなく、誰でも入れる。買ってもらった3号車の7Cに座っていれさえすれば乗務員から調べられることもない。乗務員のコンピューターにデータが入っているのだ。
夕方だったのでその前に腹ごしらえと悠長に構え、駅構内のMACに立ち寄ったのがまずかった。時間的にMACが大混雑で、注文したセットが出るまでに10分もかかってしまった。KTX出発までに10分ぐらいしかない。MACセットを持って、更に20kg近くあるトランクを引きずってKTXホームに駆け込んだ。
取りあえず指定車両でなくても駆け込めば後は走っている間に移動すれば良いと考えたのがこれまた大失敗。列車は夕方のラッシュアワーで座れない人たちですし詰め状態だったのだ。
飛び乗った車両から指定の座席に行こうと、ふと車両番号を見たら番号が10番以上になっていて7号車がありそうにない。慌てて、ホームを通りかかった駅員に聞いたら、長い列車が半分づつになっていて、僕の乗るのは後ろの列車。飛び乗った列車は行先が違っていた。
汗だくで後方の列車に飛び乗ったものの7号車はず~っと後ろ。通路はトランクがやっと通れるほどの幅しかなく、更に夕方のラッシュで通路に人が立ち、通れる状態ではなかった。人を掻き分け掻き分け指定の座席に座れたのは全行程の半分を過ぎてからというお粗末。
でもホームにYさんが待っていてくれて、「ヤレヤレ」。

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