



研修院から少し下ったところにスンデ通りがある。「この辺りの名物なので是非食べに行きましょう」とYさんが連れて行ってくれた。確かに交差点の周辺はスンデの店だらけ。スンデクッパとはご覧のようなどんぶりだ。メインは黒っぽいブタの腸を料理したもの。ソーセージに似ている。豚の腸に豚の血液、もち米、刻んだ香味野菜、でんぷんで作った麺が入っている。その昔は犬の腸、牛の腸なども使われたという。スープの中にはネギやイカなどが入っているのだが、一緒に出てくるお小皿にお味噌、エビ、唐辛子などの調味料が入っていて、自分好みで味付けする。
韓国料理はこのようなお客様参加の味付けの料理が多い。人並みにご飯の上の方にあるグリーンの唐辛子をパクッと食べたらとんでもないことに。1時間近く口の中がしびれて何を食べても味が分からなくなってしまった。韓国の人は辛い味が好きだとよく言われるが、僕の知っている仲間は辛いのが苦手の人が多かった。
スンデの店も人が混んでいる店と空いている店がある。
その差が何なのだろうかと別の日に、別の店に入ってみた。僕が食べ終わるまで誰もお客様が来なかった。余り味は変わっているようには思わなかったが、行列の出来る店の味に比べて心なしかひりひり感が残った。












